『虎者 NINJAPAN 2021』が公演される南座は400年以上の歴史と伝統を持つ日本最古の劇場で正式には「京都南座」。
虎者(南座)の座席では「扉」といった表記があることから混乱する人も多いようです。
虎者(南座)座席の扉って?
『虎者 NINJAPAN 2021』が公演される南座の座席は1階席~3階席あわせて1,082席の座席数。
配置は
1階席:縦20列・横29席の正面の席と、左右の桟敷席(特別席)
2階席:コの字型
3階席:コの字型
となっています。
桟敷席は他の座席よりも一段高く、舞台がよく見えることや、そもそも周りからも見られるステータス的な座席となっていて、歌舞伎の顔見世興行では舞妓さん芸妓さんでいっぱいになるような席です
『虎者 NINJAPAN 2021』のチケットには、
1階 5扉 5列目 25番
といった感じで扉の位置まで指定されていますが、この意味は「1階 5列目 25番」の座席には「5扉」から行くのが最短距離ですよ、といった意味になります。
運営側がコロナ感染防止なども考慮して、スムーズに入退場できるように配慮したものと思われます。
座席にもよりますがその扉でないと、その席にたどり着けない訳ではないので、当日の状況によって別の扉から入退場してもかまいません。
虎者(南座)座席の見え方は?
『虎者 NINJAPAN 2021』が公演される南座は座席と部隊の感覚が狭く、前の席になればなるほど、まるで手が届くくらいの臨場感でステージを楽しむことができます。
1階席4列の座席でもこのくらいの近さ
南座の構造上、花道が観客席を貫くような構造をしているため、出演者が花道でパフォーマンスを披露する場合には前の席だと振り返らなければいけないというデメリットがあります。
さらに花道では役者さんは舞台に向かって主に右側を向いて演技することになるため、花道より左側のエリアにいると、ほぼずっと背中を眺めることになってしまいます。汗
南座では1階席の「五列~十列」あたりが特等席とされるようで、舞台や花道を程よい距離感で観賞することができます。
南座は収容人数が約1000人と収容人数(キャパ)が狭い劇場なので、2階席・3階席でも出演者の表情がはっきり分かるほどの距離感となっています。
ただ3階席最後列となると、舞台までかなり遠く高低差も感じることになります。
もし座席が3階席最後列の場合には、3~4倍の倍率の双眼鏡(オペラグラス)があると良さそうです。
手ブレ補正機能のあるモデルを選ぶと目への負担も軽く済むので、長時間の観賞でも疲労感は少なくて済みますよ。