「密漁海岸」について解説。
「密漁海岸」は漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の外伝作品『岸辺露伴は動かない』のエピソードの1つ。
禁漁区域の地主が東方家になっていますが、この東方一族というのは仗助や朋子さん達でしょうか?
密漁海岸(岸辺露伴は動かない)解説|東方一族とは?
『岸辺露伴は動かない』について、荒木先生は「JOJOVELLER」で
「『ジョジョリオン』と隣り合わせの世界」
と発言していることから、杜王町の人たちは基本的にパラレルワールド的な扱いのようです。
「密漁海岸」に関しては第4部の東方家ではなく、第8部『ジョジョリオン』の東方家のほうが近いようです。
過去にキジ鳥やアワビを密漁したら死刑になる時代があった「杜王猟場」が現在(1941年)は東方フルーツパーラーの私有地(果樹園)になっていますが、作中で東方家はフルーツ以外の事業をしている描写はないので別世界かもしれません。
他にも、4部の時はトニオさんは片言の日本語でしたが、密漁海岸の話ではペラペラ話せるようになっています。
(ヘブンズドアーで「日本語を上手にしゃべれる」と書き込んでもらった?)
さらにトリオにクロアワビのことを聞かされるシーンで露伴が明らかにスマートフォンらしき物を使用し検索していますが第4部の設定は1999年でまだスマホが普及する前です。
密漁海岸|岸辺露伴は動かないシリーズ解説
岸辺露伴を語り部とした作品は
エピソード16 懺悔室
エピソード02 六壁坂
エピソード05 富豪村
エピソード06 密漁海岸
エピソード04 望月家のお月見
岸辺露伴グッチに行く
岸辺露伴ルーブルに行く
の七作品があります。エピソードがふられているのは動かないシリーズ。
エピソード16、02、05、06とグッチに行くは短編集である岸辺露伴は動かないに収録されています。
エピソードナンバーは荒木先生が適当に付けたものだそうですw
ただ、ルーブルに行くだけは短編集に収録されていません。こちらは画集としての側面が強く、価格も3,000円近くするためどうしてもご覧になりたいなら購入されるとよいですが基本的に短編集でほとんどのエピソードを見ることが出来ると思います。
「岸辺露伴 グッチへ行く」は『SPUR』2011年10月号の別冊付録である小冊子に掲載されたフルカラー16ページの短編作品ですが、コミックスではフルカラーではありません。
ちなみに、コミックスは既刊2巻で収録話あh
■第1巻収録作品
エピソード#16 懺悔室
エピソード#02 六壁坂
エピソード#05 富豪村
エピソード#06 密漁海岸
岸辺露伴 グッチへ行く
■第2巻収録作品
エピソード#04 望月家のお月見
エピソード#07 月曜日 天気-雨
エピソード#08 D・N・A
エピソード#09 ザ・ラン
OVAは
エピソード#05「富豪村」
エピソード#02「六壁坂」
エピソード#16「懺悔室」
エピソード#09「ザ・ラン」
の4話。