水野祐之進は男女逆転『大奥』の登場人物の一人。
2010年では嵐・二宮和也さんが、2023年は中島裕翔さんが演じますが水野祐之進の実在モデルは?
水野祐之進(大奥)の実在モデルは?
【今夜の“男女逆転”大奥】第1話 貧乏旗本の息子・水野祐之進が大奥へ!8代将軍・徳川吉宗から最初に…
“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥」(火曜後10・00)は10日、15分拡大版でスタートする。
<※以下、ネタバレ有>
原作は、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に2004年8月号から21年2月号まで連載された漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描き、センセーションを巻き起こした。全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a15404cab34381074177cb26346cf2ee02f6f555
よしながふみさん原作の男女逆転「大奥」に登場する水野祐之進については実在モデルは存在しないようです。
徳川吉宗の享保の改革を中心となって進めた老中が「水野忠之」という人なので、名前はその人を参考にしたのではないでしょうか
ただ老中などの役職についてる人物は、実在です。(フィクションなので、アレンジされてますが)
柳沢吉保
間部詮房
平賀源内
松平定信
阿部正弘
など。
■水野祐之進(みずの ゆうのしん) / 進吉(しんきち)
江戸生まれの貧乏な旗本の家の息子。物語開始時点で19歳。武芸に秀で師範代の腕前。多くの女から子種をと頼まれる美男子だが、貧しい女達への同情から金品を受け取らず種付けに応じていた。母の方針もあり金で体を売ることはせず、他家の手伝いをアルバイト的に多数こなしていたため大奥での労働も苦ではなく柔軟な一面もある。幼馴染みのお信のことが好きだが、身分が違うため結婚は諦めており、彼女への想いを断ち切るためと家計を助けるために、叔父の伝手で大奥にあがる。大奥では「水野」と呼ばれる。藤波の策略により御中﨟に昇進。吉宗のご内証の方に選ばれ、公には死罪になったが、吉宗の計らいで新しい名を与えられ、町人として生きることに[注釈 1]。お信と結婚して田嶋屋の婿となり店を手伝っていたが、後に吉宗考案の町火消しに参加する。
水野祐之進とお信(町人)は身分違いの恋という設定。
大きな商人の家(薬問屋)の跡取り娘ともなれば、いざというときに援助してもらえるぐらいの資産家の婿でなければならないでしょう。
また、逆に旗本の家から婿を・・・ということであれば、水野の家が「金のために息子(祐之進)を売った」と世間はみることでしょう。
男=子種と捉えられている時代設定ですから、尚更です。
祐之進は愚かな男ではないので、己の恋のために自分の家と両親に辛い思いをさせるわけにはいかないと考えたのでしょう。
貧乏とはいえ、旗本としてのプライドもありますから。
身分が違うので、複雑な事情が絡みあい、結婚は無理そうでしたが「水野祐之進は死んだ」ということになりましたので世間的には自らの家の心配をする必要はなくなったのではないでしょうか?
原作にはありませんが、後ほど実家の方にも顔を出したり(大奥のことは内緒にして)していたかもしれません。
ちなみに、大奥の水野祐之進と白虎隊の水野祐之進は別人です
白虎隊は1867年会津戦争に際して会津藩が組織した15~17歳の武家の男子によって構成された部隊です。
8代将軍徳川吉宗は(1684年~1751年)ごろの年代なので、水野祐之進は架空の物語の登場人物としても時代が200年ぐらい違います。