モランボンとはどんな意味?
スーパーでは「モランボン」ブランドの食品をよく見かけますが、モランボンの社名の由来は?
モランボンの意味は?
モランボンとはどういう意味かというと朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の首都ピョンヤンにある小高い丘とその周辺を指す地名の朝鮮語です。
漢字に当てはめると「牡丹峰(모란봉)」と書きます。
白頭山は標高2500mを越える本格的な山ですが、牡丹峰の高さは100メートル未満で、山と言うよりも丘です。ただし、平壌の街の中に存在し、見晴らしが良いため、高句麗時代には城塞が築かれるなど、「名所」という認識があったようです。現在は、周囲は公園として整備されているそうです。
北朝鮮には女性エンターテインメント集団「モランボン楽団」のという楽団もあるそうです。
モランボンの社名の由来・意味は?
鍋つゆや焼き肉のたれなどで有名なモランボンの社名の由来はもともと創業者は全羅南道出身ではあるものの、Wikipediaによると朝鮮総連系で最高人民会議の議員も務めたそうです。
ゆえに平壌の名勝地の名前を屋号としたのでしょう。今は韓国にも支社を持っています。
ちなみに、モランボンは競馬のサクラ○○の馬主でも有名。全一族が経営してます。
本物の焼肉の味を知ってもらうために
モランボンは、韓国・朝鮮文化の普及を目指し、1972年に設立された食品メーカーです。 その原点は「焼肉店 モランボン」にあります。焼肉店で人気を博した本格焼肉の味をお店だけでなく食卓で食べられるように、より世の中に広めていこうという創業者の熱い想いから1979年、こだわりの商品・焼肉のたれ「ジャン」を発売。食品メーカー「モランボン」がその第一歩を踏み出したのです。
モランボンの第1号商品となった「ジャン」のセールスプロモーションは革新的なものでした。発売数ヶ月前から、会社名以外は何も伝えない広告を展開。世間に「モランボン」とは何か? という興味を持たせ、話題性を喚起。発売と同時に俳優米倉斉加年氏を起用した「ジャン」のTVCMを放送。世間に大きなインパクトを与えました。