直前の模試、第一志望E判定で、実際にその大学に入る受験生はどのくらいいるでしょうか?
E判定からの逆転合格という事例も聞こえて来るので実際に逆転する学生は稀にいるんでしょうがいつまでE判定だと受験合格は狙えるんでしょうか?
模試e判定いつまで?10月?11月?最後は?
結論から言うと、基本的にE判定での受験は無謀です
ほとんど落ちるからE判定なのであって、判定通り落ちている人はもちろんたくさんいるはずです。
そもそも直前の模試でE判定ということは、それまで志望校に受かる人より勉強が足りなかったわけです。その人たちが最後の2か月で志望校に受かるほど勉強できるとは考えにくいです。
ただ、E判定から合格することが宝くじで高額当選するような奇跡的なことだとも思いません。
受験科目と配点などによっては逆転可能な大学・学科もあると思います。本人の実力プラス戦略が必要であると思います。
判定とともに合格率○○%とか書いてあると思いますが、あれは予備校が大量のデータを基にして算出しているので、ギリギリE判定なら100人中20人とかってことではないでしょうか。
もちろん、E判定は他の判定と違ってどれだけ悪くてもEと出るので、その中でもDよりのEなのか、Dとは程遠いEなのかによって合格率は全然違ってくると思いますが、ギリギリならさして気にするほどではないでしょう。
まとめ:模試e判定いつまで?10月?11月?最後は?
直前(10月以降の模試)でE判定の大学は受けるべきでないでしょう。
10月模試結果は11末に返却され、12月上旬に調査書作成依頼つまり志望校提出をしなければならないので、受けるのは自由なので受けてもいいですが合格可能性は限りなく低いでしょう。
基準偏差値よりマイナス5がE判定20%可能性です。それより下回ってれば2.5刻みでF判5%可能性、G判-10%なので
その対策に莫大な時間をとられ、併願校対策まで疎かになります。下手すれば第一志望・併願校に全て落ちて浪人です。
E判定の大学を受けてもいい人は浪人の覚悟がある人だけです。高校教師や予備校に騙されてはいけません。
浪人の場合だと特に10月でB判定じゃないと記念受験で終わってしまう可能性が高いでしょう。
人気のある大学の場合、厳しい見方をすると滑りどめが降りてくるので実際にはBで通ってもまぐれだと思ったほうが良いかもしれません。
確実に入りたいならB判定以上ですね。C判定以下だと賭けになりますね。
もちろん、E判定は単に合格する可能性が非常に低い、ということを示しているだけなので、そこから逆転して合格する人もいない訳ではありません。
避けるべきは、浪人できないのにE判定の大学ばかりを受験して来年の3月に途方にくれる、というような事態であり、第一志望がE判定で、その他にB判定やA判定も受験する。
大学受験は中学や高校の受験と異なり多数受けられるので、一つくらい無理なところを受けてもそんなにおかしい事ではありません。
ただし、もしE判定の大学が国立や難関私立で浪人が許されない現役生の場合、学校の先生によく相談しながら志望校変更をした方がいいでしょう。