喪中ハガキはどこで買えるのかというと、
- 郵便局
- コンビニ
- 量販店
- 文房具店
といったところで売ってるし、
印刷ならインターネットの印刷サービスを利用することもできます。
ちなみに切手の欄に胡蝶蘭の絵柄が印刷された
喪中ハガキ用はがきは62円で販売されているものの、
裏面は何も書かれていないので自分で手書きをするか、
プリンタを使って挨拶文を印刷しなければいけません。
郵便局や各種印刷サービスを利用すれば、
喪中ハガキに挨拶文が印刷されたものを注文することはできますが、
年賀状と同じく印刷とデザインに関して割増料金がかかります。
どこで喪中ハガキを注文するともっとも安上がりなのかというと、
結局、枚数に応じて割引率がドンドン高くなる
インターネットの喪中ハガキ印刷サービスがオススメです。
■官製はがきを使う?私製ハガキに切手を貼る?
喪中ハガキを出すにあたって、
まず一番最初に決めなければいけないのは、
- 官製はがき
- 私製ハガキ
のどちらを使うのかです。
官製はがきとは、ハガキにあらかじめ
切手のデザインが印刷されていて、
宛名を書くだけですぐに送ることができるハガキのこと。
喪中ハガキの場合であれば、
胡蝶蘭の切手デザインが印刷された官製はがきを
62円で購入することができます。
私製ハガキというのは、
自分でハガキと同じくらいの大きさの紙を用意し、
宛名を書いて切手を貼って送ることになります。
花文様の弔事用62円普通切手が販売されています。
価格だけを比較するならば、
官製はがきも私製ハガキもどちらも、
値段はほとんど変わりはありません。
ただ、挨拶文を印刷するとなると、
自宅でプリンタで印刷するにしても、
印刷サービスを利用するにしてもお金がかかります。
もし、葬儀屋さんなどのオプションサービスで、
挨拶文が印刷された私製ハガキを用意してくれている場合は、
弔事用切手を買って宛名を書く方が、
おそらくは安上がりになるでしょう。
喪中ハガキをどこで購入・印刷できる?
喪中ハガキはどこで買えるのかというと
- 郵便局
- コンビニ
- 量販店
- 文房具店
- インターネットの印刷サービス
といった選択肢があります。
どこで買うにしても、喪中ハガキの販売は、
1年の間、いつでも売っているわけではありません。
だいたい年賀状の発売が始まる頃、
毎年10月くらいから喪中ハガキが買えるようになります。
郵便局
喪中ハガキが買える定番中の定番と言えば
やっぱり郵便局でしょう。
郵便局の窓口に行けば、
5枚とか10枚といったまとまった単位ではなくて
1枚単位で喪中ハガキを注文することができます。
裏面に挨拶文が印刷されたものであれば、
1パック5枚入りが購入できます。
挨拶文入り喪中はがきが510円くらい
挨拶文入り箔押し喪中はがきが670円くらい
といった名前で販売されているはずです。
挨拶文入り喪中はがきの費用から考えると、
1枚当たり102円なので印刷代+デザイン料金合わせて、
1枚当たり40円が上乗せされる計算になりますね。
私製ハガキで喪中ハガキを送ることを考えている場合には、
花文様の弔事用62円普通切手を注文しましょう。
コンビニ
コンビニでも年賀状が販売されている近くに
喪中ハガキも並べられているはずです。
1パック5枚入りのセットで販売されているのが一般的で、
価格は郵便局と同等です。
ただ、年賀状に比べて喪中ハガキの取り扱いは少ないですし、
誰かが20枚とか30枚といった単位で先に買っていた場合、
在庫切れになっていたりします。
セブンイレブン、ローソン、サンクス、デイリーヤマザキ、
ミニストップなどで販売されているものの、
購入できないことも多いので注意が必要です。
量販店・文房具店
イオンなどの量販店であれば、あまり在庫の心配をすることなく
官製はがきの喪中ハガキを買うことができるし、
年賀状と同じく印刷を請け負っていることも多いですよね。
商店街の文房具店でも、
年賀状の販売を行っているところがありますが、
喪中ハガキに関してはコンビニ同様、
在庫は豊富に抱えていないところがほとんどです。
年賀状は毎年、一定の枚数の売り上げが見込めるのに対して、
喪中ハガキは年によってかなり売れ行きにばらつきが出ますから、
小さなお店だとどうしても、必要最小限しか喪中ハガキを仕入れません。
インターネットの印刷サービス
喪中ハガキの挨拶文の印刷も一緒にお願いしようと思っているのであれば、
インターネットの印刷サービスで喪中ハガキを注文するのがオススメです。
挨拶文を手書きする場合とは違い、印刷済みの喪中はがきであれば、
誤字脱字やマナー違反の心配はなくなるし、
デザイン・体裁が一般的なので、もらう方も違和感がありません。
郵便局やコンビニなどでも
印刷済みの喪中はがきがパッケージ販売されいるものの、
差出人(自分の名前は住所)や故人の年齢や名前などを手書きしなければいけないし、
宛名も自分で書かなければいけません。
インターネットの印刷サービスならその点、
故人の情報なども全て差し込み印刷してくれるので書き損じの心配がなくなるし、
宛名印刷だって依頼することができるので、
喪中ハガキを用意する手間をうんと省くことができます。
喪中ハガキの枚数が多いならネット注文がオススメ
喪中ハガキはどこで注文するのが良いのかというと、
インターネットの印刷サービスがオススメではあるものの、
ただ、全てをお任せできる分、コストは少し割高になってしまうので、
まとまった枚数の喪中ハガキを出す場合に利用したほうが良いです。
年賀状を送りあう人たちが20人とか30人といった少人数の場合には、
少し手間はかかるものの、郵便局などで喪中ハガキを購入し、
できるだけ自分で宛名などを書くようにしたほうが良いです。
喪中ハガキの枚数が50枚とか100枚といった数になる場合には、
インターネットの印刷サービスでネット注文するのが良いです。
具体的に、喪中ハガキを注文できる
インターネットの印刷サービスには、
- Rakpo(ラクポ)
- ネットスクウェア
- 挨拶状ドットコム
といったところがります。
Rakpo(ラクポ)
喪中ハガキを薄墨文字を使用した薄墨デザインや、
モノクロタイプのスタンダードデザインのほか、
オリジナルのフルカラーデザインも用意されています。
日付が変わる前(23時59分まで)に注文をすれば、
翌営業日に出荷をしてくれるので、
急いでいるときにも素早く対応をしてもらえます。
(ただし宛名印刷を除く)
注意点としては、HPでは「宛名印刷基本料金無料」
となっているものの実際には1枚あたり25円の料金がかかるところ。
ただしRakpo(ラクポ)の印刷料金はもともと、
他者に比べてかなり安めに設定されているので、
宛名印刷の料金が上乗せされたとしても、
それほど費用が割高になるわけではありません。
Rakpo(ラクポ)では毎年10月15日までの注文で、
55%オフの大幅割引セールが行われています。
- 10枚3300円
- 20枚3700円
ネットスクウェア
喪中ハガキの印刷注文料金を最安値で済ませたい野であれば、
ネットスクウェアが喪中ハガキの最安値のサイトになります。
毎年、11月25日前後(11月第4週の日曜日)までに注文をすれば、
55%オフの割引を適用してもらえます。
割引期間が長めに設定されているのも、
ネットスクウェアなら安く注文ができる理由の一つです。
複数同時注文による割引も用意されているので、
たとえば、子供家族・親家族・兄弟家族などでまとめて注文をすれば、
さらに喪中ハガキの印刷料金がお得になります。
同時に5件で最大1000円の割引を受けられます。
17時までに注文をすれば翌々営業日に出荷してもらえるので、
とにかく急いでいる場合には、Rakpo(ラクポ)の方が良いでしょう。
デザインの方も124種類も用意されているんですが、
ただネットスクウェアでは宛名印刷には対応していないので、
自分で手書きしなければいけません。
挨拶状ドットコム
他社に比べて割引率はそれほど高くはないものの、
様々なサービスが充実しているのが挨拶状ドットコムです。
Rakpo(ラクポ)と同じく日付が変わる前
(23時59分まで)に注文をすれば、
翌営業日に出荷をしてくれますし、
送料は税込3000円以上で無料になります。
官製はがきの喪中ハガキを注文すれば、
10枚で3415円になるので、
実質的に送料無料と同じと言って良いでしょう。
喪中はがきのデザイン120種類以上から選べるし、
投函代行(要申し込み)というサービスまで用意されています。
他社では有料オプションになりがちな宛名印刷も、
挨拶状ドットコムなら宛名印刷無料キャンペーンがあります。
キャンペーン期間が12月25日となっているので、
実質的に宛名印刷も無料と言ってよいですね。
郵便局のはがき印刷サービス
参考に郵便局のはがき印刷サービスを使って
喪中ハガキを印刷した場合についても紹介しておきます。
郵便局でもネットから喪中ハガキの印刷注文ができて、
申込から2営業日以内に発送してもらえます。
ただし宛名印刷をする場合は3営業日追加になるので、
急ぐ場合には、Rakpo(ラクポ)か挨拶状ドットコムを
使ったほうが良いかもしれません。
郵便局のはがき印刷サービスを利用する最大のメリットは、
10枚2565円からという低価格で注文できる点です。
ただしデザインを選ぶことができないので、
喪中ハガキをもらう方としては、
他の人とデザインがかぶりやすく、
整理するときに混乱させてしまうかもしれません。
余った喪中ハガキ・使わなかった年賀状の交換方法
喪中ハガキの印刷を依頼した場合、
基本的には5枚とか10枚といった単位で
注文をしなければいけません。
喪中ハガキを送らなければいけない相手が、
必ずしも5とか10で割り切れる数ではないので、
どうしても使わない喪中ハガキというのが出てくるはずです。
もし喪中ハガキを110枚注文をして、
実際に送った人が101人だった場合、
喪中ハガキは9枚余ることになります。
余った喪中ハガキは無駄になってしまうのかというと、
そういうわけではなくて、いくつかの交換方法があります。
郵便局に持っていけば、1枚当たり5円の手数料で、
普通ハガキや普通切手に交換をしてもらえるし、
金券ショップなどでも買取をしてもらえます。
ただいずれにしても、余った喪中ハガキを
原価で引き取ってくれるわけではないので、
損をすることになってしまいます。
そこで余った喪中ハガキをできるだけ
損することなく再利用しようと思ったら、
官公庁向けに出す郵便物に使ったり、
懸賞の応募に使うと良いですよ。
使わなかった年賀状は無料で交換してもらえます。
ちなみに年賀状を用意していたものの、
年末に不幸があって年賀状がまるまる無駄になってしまった場合。
本来であれば、余った年賀状というのは、
手数料を払わなければ普通郵便などに交換をしてもらえません。
けれども突然の喪中に関しては郵便局も配慮をしてくれて、
無料で交換に応じてくれます。
使わなかった年賀状を郵便局の窓口に持っていき、
喪中になったことを伝えれば必要書類を用意してくれるので、
記入項目を埋めると手数料なしで(無料で)普通郵便切手や、
通常ハガキに交換をしてもらえます。
喪中ハガキ文例
喪中ハガキの印刷を依頼する場合、
印刷サービスの方ですでに文例が用意されています。
そこから選んでも良いですが、他にも喪中ハガキで良く使われる
文例をいくつか紹介します。
喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます
本年○月に母○○(享年八十五歳)が永眠いたしました
ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝いたします
なお、時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます
平成○○年十二月
喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます
○○(故人の名前と続柄)が、去る○月○日に○歳にて永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに
明くる年も変わらぬご交誼の程お願い申し上げます
平成○○年 十二月
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
祖父○○が○月○○日に○○歳で永眠いたしました
本年中に皆様より賜りましたご厚情を深謝いたします
時節柄くれぐれもご自愛の程お祈り申し上げます
平成○○年十二月
喪中につき年末年始のご挨拶を控えさせていただきます
本年○月 ○○(故人の名前と続柄)が享年○歳にて永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に深く感謝いたしますとともに
皆様には良いお年をお迎え下さいますよう心よりお祈り申し上げます
平成○○年 十二月
今年も残り少なくなり、皆様も何かとお忙しいことと存じ上げます。
さて、去る○月に【故人続柄】が天寿を全ういたしまして、ただいま服喪中でございますため、年末年始ともご挨拶は差し控えさせていただきます。
寒さの厳しい折から、いっそうご自愛のほど念じ上げます。
亡父の喪に服しておりますので
新年のご挨拶を失礼させて頂きます
○○(故人の名前と続柄) 去る○月○日○歳にて永眠
厳寒の折、一層のご自愛のほどお祈り申し上げます
平成○○年 十二月
本年も残すところわずかとなりました。皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。
私どもでは、去る○月に【故人続柄】が急逝し喪に服しておりますので、年末年始のご挨拶を控えさせていただきます。
寒さいよいよ厳しさを増す折柄、一層ご自愛のほどお祈り申し上げます。
喪中でもできるお祝い事
喪中はお祝い事を避けて、
慎み深い生活をしなければいけないとされています。
喪中ハガキを出すのも、最近では親族に不幸があったことを
知らせるような意味合いが強くなっているものの、
本来であれば、年賀状で年賀のお祝いを控えさせてもらうのが
目的ですからね。
以前であれば、泣くなった親族ごとに喪中期間が定められていたものの、
近年の喪中期間は非常にあいまいになっています。
喪中といっても49日の法要を済ませた「忌中」が過ぎれば、
お祝い事をしても差し支えはない、という考え方が一般的になりつつあります。
- お中元・お歳暮
- 結婚式参加
- 旅行に行く
- お祭りに参加する
- 誕生日を祝う
といったことも、「忌中」が過ぎれば、
あまり気にせずにやっても構いません。
自分自身の気持ちの整理がついていて、
常識的な範囲内であれば、
喪中であってもお祝い事は絶対にしちゃいけない、
というわけではありません。