村上茉愛選手は東京五輪の体操・女子個人総合決勝で悲願のメダル獲得は逃すものの5位入賞という素晴らしい結果を残しました。
しかし試合後のインタビューで誹謗中傷を受けていたことを明らかにし、その際に「思い知ったか」という発言が波紋を呼んでいます。
【思い知ったか】村上茉愛がなぜ炎上?「悪いのは誹謗中傷する奴」
村上茉愛 団体戦後にSNSへの中傷コメントに3分間涙で訴え
女子個人総合決勝で、日本女子のエース、村上茉愛(24)=日体ク=は4種目合計56・032点で5位に入り、日本勢で1960年ローマ、64年東京両五輪で6位の池田敬子を上回る最高順位となった。床運動で全体トップの14・000点をマークしたが、女子の個人種目で日本勢初の表彰台に1・167点及ばなかった。
女子個人総合を戦い終えた村上は、27日の団体戦後に自身のSNSに中傷のコメントがついたと告白した。「コロナになってアスリートが発言するのはすごく難しい。もう消去しましたけど、そういう嫌なコメントを見てしまって…。すごく残念でした」。そう話すと涙が止まらなかった。
「五輪を反対している人がいるのも知っている。そういう人を見返したいと思って、この1年頑張ってきた。そういう人たちに思い知ったかと思ってもらいたいです。すいません、最後に泣いてしまって」。3分間、涙とともに訴え続けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f93f7e5d38f50f42e64dc94b46d1c509e7e14b5
村上茉愛選手のコメントに見られる「思い知ったか」というのはオリンピックを反対する人ではなく、村上茉愛選手に誹謗中傷する人たちに限定している点に注意が必要ですね。
メディアによって拡大解釈されてしまうと、村上茉愛選手に余計な炎上を招いてしまうので、慎重に報道してほしいところです。
あえて言うならば、村上茉愛選手にはわざわざ誹謗中傷してくるような連中とは戦わなくて良いんじゃないかと思います。
足を引っ張るだけが生きがいになっている人は、どんな場所にも存在します。
言葉に違和感はありますが、村上茉愛選手をはじめアスリートの皆さんには万人に理解されなくていいから、ただただ己の限界に挑戦して欲しいところです。
日本人が外国人を批判すればすぐにヘイトだなんだとレッテルを貼るくせに、日本人に対するヘイトや誹謗中傷はスルーして来た社会やメディアに責任はどうなるんでしょうか。