村瀬あかり選手は女子フェンシングで2028年のロサンゼルスオリンピックでメダル獲得が期待されるアスリート。
「ミライモンスター」でも紹介された村瀬あかり選手の気になるプロフィールをまとめています。
村瀬あかり｜フェンシング・フルーレとは？
フルーレは、フェンシングの3種目（フルーレ、エペ、サーブル）の1つで、頭部と両腕を除く胴体部分を有効面とする突き競技です。 つまり、胴体への突きのみが得点となり、腕や脚への攻撃は無効となります。
フルーレの特徴
フルーレ競技は以下の特徴があります。
- 攻撃権: フルーレには攻撃権があり、先に攻撃を仕掛けた側に攻撃権が与えられます。
- 双方が有効面を同時に突いた場合は、攻撃権のある選手だけにポイントが付与されます。
- 防御側が相手の剣をたたいたり、払ったりして攻撃を阻止すると、攻撃権が移動します。
- 剣: フルーレ剣は、全長110cm以下、剣身90cm以下、重量500g以下と定められており、柔軟な四角いブレード（剣針）の軽い剣が使われます。
- 試合展開: 攻撃ー防御ー反撃ー再反撃といったスピーディーな攻防のやりとりや技の応酬が見どころです。
フルーレのルール
- 有効面: 頭部と両腕を除く胴体部分が有効面です。胴体には背中も含まれます。
- 得点: 有効面への「突き」に対して、剣先のセンサーが反応し得点となります。突きは500g以上の圧力が必要です。
- 試合時間: 1試合は3分間です。
- 勝利条件:
- 個人戦予選プール：5ポイント先取で勝利。5ポイント未満で試合時間が終了した場合は、得点が多い方が勝利。 同点の場合は、1分間1点先取の延長戦が行われます。
- 個人戦決勝トーナメント：3分間×3セットの9分間で、15ポイント先取した方が勝利。 15ポイント未満で9分間が経過した場合は得点が多い方が勝利。 同点の場合は、1分間1点先取の延長戦にもつれ込みます。
フルーレの魅力
フルーレは、攻撃権の概念や、スピーディーな攻防など、フェンシングの醍醐味を味わえる種目です。 初心者が最初に挑戦する種目としても人気があります。
村瀬あかりの成績・戦績
主な大会成績と成長:
- 2023年:
- JOCカップ カデU-17：2位
- 東京都選手権 カデU-17：3位
- 島原ランキングマッチ：2位
- 全国カデ選手権：1位
- 東京都選手権 シニア：6位
- 2024年:
- JOCカップ カデU-17：優勝
- JOCカップ ジュニアU-20：4位
- ランキングマッチ島原大会 ジュニアU-20：5位
- ランキングマッチ島原大会 シニア：7位
- その他、海外遠征にも積極的に参加し、経験を積んでいます。
村瀬あかりwikiプロフィール
名前：村瀬あかり
生年月日：2006年4月10日
年齢：18歳 (2024年8月現在)
出身地：岐阜県
種目：フェンシング（フルーレ）
所属クラブ：はしまモアフェンシングクラブ
出身中学：岐阜市立長森中学校
出身高校：岐阜県立岐阜総合学園高等学校
村瀬あかりの経歴
村瀬あかり選手は岐阜県出身の女子フルーレ競技のフェンシング選手です。幼少期からフェンシングに親しみ、数々の大会で優秀な成績を収めてきました。ここでは、彼女の競技歴について詳しく説明します。
幼少期からのフェンシングとの出会い: 村瀬選手は、母親であり、後にコーチとなる村瀬さゆりさんの影響で幼い頃からフェンシングに親しむようになりました。さゆりさんが代表指導者を務める「はしまモアフェンシングクラブ」に、生まれた時から連れられていき、家では剣で突けるように手が加えられた柱でプラスチックの剣を手に遊んでいたそうです。 小学校3、4年生になると本格的にフェンシングを始め、試合にも出場するようになりました。
中学時代: 中学時代には、全日本中学生フェンシング大会で女子フルーレ個人優勝を果たすなど、頭角を現します。
高校時代: 高校進学後も「はしまモアフェンシングクラブ」に所属し、岐阜県立岐阜総合学園高等学校に進学しました。高校では、生徒諸活動支援部の一環としてフェンシングに取り組んでいます。 高校1年生の2023年8月にはインターハイで個人3位、団体優勝という成績を収めました。 高校2年生になった2024年8月現在では、女子フルーレジュニアU-20ランキング4位、女子フルーレシニアランキング12位と、国内トップクラスの実力を誇ります。
戦績に見る成長: 村瀬選手は、中学時代に全国大会で優勝するなど、早くから才能を示していました。高校進学後も着実に力をつけ、インターハイや全国規模の大会で優秀な成績を残しています。また、ジュニアだけでなくシニアの大会にも出場し、上位に食い込むなど、着実に成長を続けています。
目標: 村瀬選手の目標は、2028年のロサンゼルスオリンピックでメダルを獲得することです。 そのためには、シニアの海外遠征にも積極的に参加し、世界ランキングの上位を目指して挑戦を続けていく予定です。
努力と周囲の支え: 村瀬選手は、「はしまモアフェンシングクラブ」の専用練習場で、母親でありコーチでもある村瀬さゆりさんの指導のもと、日々練習に励んでいます。 同クラブには、東京オリンピックに出場した辻すみれ選手など、全国レベルの先輩選手が多く在籍しており、村瀬選手にとって良い刺激となっています。 また、「はしまモアフェンシングクラブ」は全国でも珍しい専用練習場があり、毎日練習できる環境が整っており、さゆりさんの指導の下、全国レベルの強豪クラブとなっています。
村瀬選手の競技歴からは、幼少期からのフェンシングへの情熱、そして才能と努力、周囲の支えによって、着実に実力をつけ、未来のオリンピアンを目指している姿が見えてきます。
村瀬あかりのツイッターやインスタグラム
村瀬あかりのツイッター
村瀬あかりのインスタグラム
@sayurifencing
村瀬あかりのフェイスブック
村瀬あかりの中学・小学校は？
出身中学：岐阜市立長森中学校
村瀬あかりさんの出身中学や小学校、高校については学校名を特定できるだけの情報が出てきませんでした。
そのため地元の学校に通っていた可能性が高そうです。
村瀬あかりの高校は？
村瀬あかり選手は、岐阜県立岐阜総合学園高等学校に進学後も「はしまモアフェンシングクラブ」に所属し、高校の部活動とクラブの両立で練習に励みました。
高校1年生(2023年)
- インターハイで個人3位、団体優勝という成績を収めました。
- その他、カデU-17(17歳未満)で日本ランキング1位を獲得するなど数々の大会で優秀な成績を収めました。
- フランスで行われたカデ(U17)サーキット フルーレでは、個人7位、団体優勝という結果を残しました。
高校2年生(2024年)
- インターハイで2年連続となる個人3位、団体優勝(岐阜総合学園2連覇)を達成しました。
- 女子フルーレジュニアU-20ランキングでは4位、女子フルーレシニアランキングでは12位と、高校2年生ながら国内トップクラスの実力を維持しています。
これらの記録からも分かるように、村瀬選手は高校時代を通して素晴らしい活躍を見せています。特に、高校1年生時からインターハイで好成績を残し、国内ランキング1位を獲得するなど、その実力は際立っています。また、高校2年生になってもその強さは健在で、インターハイ2連覇を達成するなど、今後の活躍がますます期待される選手です。
村瀬あかりの身長・体重は？
村瀬あかり選手の体重については具体的な数字は公表されていないものの身長は様々なメディアに登場する様子から160㎝台とみられます。
村瀬あかりの母親は？
村瀬あかり選手の母親、村瀬さゆりさんは、あかり選手が所属する「はしまモアフェンシングクラブ」の創設者であり、代表指導者を務めています。 また、岐阜総合学園の監督も務め、あかり選手の指導にあたっています。
フェンシング指導者としての実績
さゆりさんは、岐阜女子商業高校、日本女子体育大学出身の元フェンシング選手です。 高校時代からフェンシングに打ち込み、日本学生大会では2年間団体優勝に貢献しました。
2008年には、小学生数人からなる「はしまモアフェンシングクラブ」を立ち上げ、代表指導者に就任しました。 さゆりさんの指導の下、クラブは全国大会入賞や世界大会出場など輝かしい成績を収めるまでに成長し、現在では小中学生を中心に大人までが所属するクラブとなっています。 全国でも珍しい専用練習場を完備し、選手たちは毎日練習に励むことができる環境です。 さゆりさんは、強制ではなく、選手が能動的・自発的に練習に取り組むことで質の高い練習を実現させており、その指導力は高く評価されています。
村瀬あかり選手との二人三脚
さゆりさんは、あかり選手にとって母親であると同時に、フェンシングのコーチでもあります。 あかり選手が幼い頃からプラスチックの剣で遊ぶ姿を見守り、小学校3年生から本格的にフェンシングを始める際には、自宅の柱を剣で突けるように手を加えるなど、献身的なサポートをしてきました。
あかり選手の才能を見抜き、厳しくも愛情深い指導を行うことで、彼女の成長を支えています。 あかり選手が中学卒業までは「竹田」姓を名乗っていたことから、お二人の間には、離婚や復氏など、家庭環境の変化があったことがうかがえます。 現在は、あかり選手、さゆりさん、そして祖母の泰子さんの三人で暮らしています。
オリンピック出場という夢
さゆりさんは、オリンピック選手を育てることを長年の夢としてきました。 そして、自身の姪である辻すみれ選手が東京オリンピックのフェンシング女子フルーレ団体戦に出場した際には、コーチとしてではなく、叔母として大きな喜びを感じたようです。 あかり選手もまた、2028年のロサンゼルスオリンピック出場を目指して、日々練習に励んでいます。 さゆりさんは、母親として、そしてコーチとして、あかり選手の夢を叶えるために全力でサポートを続けていくでしょう。
まとめ：村瀬あかり(フェンシング)wiki｜年齢・身長は？中学・高校は？
村瀬あかり選手は、岐阜県出身の女子フルーレ競技のフェンシング選手です。 彼女は幼い頃からフェンシングに親しみ、数々の大会で優秀な成績を収めてきました。ここでは、彼女の経歴について詳しく説明します。
■幼少期～中学時代
村瀬選手は、母親がフェンシングの指導者であったことから、幼い頃から自然とフェンシングに親しむようになりました。 母親が代表指導者を務める「はしまモアフェンシングクラブ」に生まれた時から連れられていき、家では剣で突けるように手が加えられた柱でプラスチックの剣を手に遊んでいました。 小学校3、4年生頃から本格的にフェンシングを始め、試合にも出場するようになりました。
中学時代には、全日本中学生フェンシング大会で女子フルーレ個人優勝を果たすなど、頭角を現します。 この頃から、将来はオリンピック出場を目指すようになりました。
■高校時代
高校進学後も「はしまモアフェンシングクラブ」に所属し、岐阜県立岐阜総合学園高等学校に進学しました。 高校では、生徒諸活動支援部として、部活動の一環としてフェンシングに取り組んでいます。 高校1年生の時には、インターハイで個人3位、団体優勝という成績を収めました。
高校2年生になった2024年8月現在では、女子フルーレジュニアU-20ランキング4位、女子フルーレシニアランキング12位と、国内トップクラスの実力を誇ります。
■練習環境と指導者
村瀬選手は、「はしまモアフェンシングクラブ」の専用練習場で、母親でありコーチでもある村瀬さゆりさんの指導のもと、日々練習に励んでいます。 同クラブには、東京オリンピックに出場した辻すみれ選手など、全国レベルの先輩選手が多く在籍しており、村瀬選手にとって良い刺激となっています。
■フェンシングスタイルと強み
村瀬選手は、接近戦を得意とし、攻撃的なスタイルでポイントを狙う選手です。 試合前には戦略を立て、状況に応じて戦術を変えるなど、頭を使ったプレーも得意としています。 また、海外遠征の経験も豊富で、海外選手との対戦を通して、スピードの強弱をつけた戦術を身につけるなど、着実に成長を続けています。
■今後の目標
村瀬選手の目標は、2028年のロサンゼルスオリンピックでメダルを獲得することです。 そのためにも、今後はシニアの海外遠征にも積極的に参加し、世界ランキングの上位を目指して挑戦を続けていく予定です。
