鍋谷友理枝と言えば世界バレー2018では日本代表から外されていたものの2019年から徐々に復帰。
2019年6月12日に行われたネーションズリーグ1次リーグのセルビア戦(東京大会)では、
最大8点を追う展開からの途中起用で逆転勝利に繋がる起爆剤として活躍するなど、
今や女子バレー日本代表にとって鍋谷友理枝は欠かせない存在となっていますが、
テレビに出てくる回数が増えた分、鍋谷友理枝のゴーグル着用理由を気にする人も増えているようです。
鍋谷友理枝のゴーグル着用理由は?練習中の怪我?視力低下?
「速いトスを打ちきれる」と女子バレー代表監督の中田久美さんに評される鍋谷友理枝さんは、
ネーションズリーグでのセルビア戦ではチーム最多の16得点をマークしていました。
世界バレー2019でも女子バレー日本代表をけん引する選手の一人と言えるものの、
鍋谷友理枝さんがなぜゴーグルを着用するようになったのか?気になりますよね。
調べてみると2019年5月頃から鍋谷友理枝さんはゴーグルを着用するようになっていて、
その理由というのが練習中の怪我だということがわかりました。
2019年4月に行われていた女子バレー日本代表チームの合宿練習中、
至近距離から鍋谷友理枝さんの右目にボールが当たり、右目から出血。
病院で診察を受けると「網膜震とう症」と診断され全治1ヶ月の重症。
網膜震とう症とは、眼球に強い衝撃が加わることで網膜に傷がつき、
乳白色に混濁してしてしまう症状で、自然治癒してくれるものの、
場合によっては視力が低下する恐れもあるもの。
アスリートにとって視力低下は選手生命に直結する一大事ですから、
鍋谷友理枝さん医師のすすめもあって負傷した右目を保護するためにゴーグルを着用するようになったそうです。
鍋谷友理枝のゴーグルーメーカーはどこ?
鍋谷友理枝さんはタダでさえの顔が小さいのに、
スポーツ用の大きなゴーグルをしているせいで、なおさら目立ってしまいます。
鍋谷友理枝さんは怪我の病気療養中、
「体は元気なのに、目が見えないから(代表から離脱)では悔しい」
と悔しさをあらわにしていました。
女子バレー日本代表として競技を続けるために
バレーボール専用ではないものの、都内のスポーツ用品店でゴーグルを購入。
「曇ったり見えづらい部分もあったりするけれど、逆に集中力が高まったような気がする」
と、鍋谷友理枝さんの持ち前のプラスに受け止められたことが、
ネーションズリーグ・セルビア戦での大逆転につながって、
女子バレー2019でも粘り強いプレーつながるんじゃないでしょうか。
鍋谷友理枝さんの着用ゴーグルについて、詳しいメーカーなどは発表されていなかったものの、
ネットではゴーグルのデザインから特定がすすめられて、
SWAN アイガードGARDIAN-X
ではないかとみられています。
ちなみに、バレーボールのルール上ではゴーグルを着用することに課しては、
特に規定違反とか反則とみなされることはないようです。
過去にも2018年にアメリカ代表で16番を務めていたアキンラデウォという選手も、
ブロックの時に怪我をしてゴーグルを着用してプレーをする姿が見られました。
ゴーグル着用で話題の鍋谷友理枝のプロフィール(経歴)
- 生年月日:1993年12月15日
- 出身地:神奈川県川崎市
- 身長:176cm
- 所属:デンソーエアリービーズ
父親や春高バレー優勝経験者で、
母親も大林素子と一緒にプレーをしたことがあるというバレー家族で育ち、
鍋谷友理枝さんも小学校3年生の時からバレーボールを始めたそうです。
高校は、バレーボール強豪校として知られる東九州龍谷高校に進学し、
高校3年生のときに主将として春高バレー(第64回全日本バレーボール高等学校選手権大会)に出場。
チームは見事に優勝を飾るとともに鍋谷友理枝さんは最優秀選手賞を獲得すると、
2011年には現所属チームのデンソー・エアリービーズに入団。
日本代表には2012年の「第1回世界U23女子バレーボール選手権」が初デビューのようで、
日本の銅メダル獲得の貢献をしています。
2016年リオデジャネイロオリンピックでも日本の5位入賞にも貢献し、
ゴーグル着用せざるを得ないほどの怪我の後でも、
スイスで行われたモントルーマスターズ2019で部門別最優秀選手賞を受賞しています。
鍋谷友理枝さんの持ち味と言えば、
招き猫のような構え方から繰り出される変幻自在なサーブからのポイント。
そして、糸を引くようなストレートスパイクやバックアタックなど、
攻撃力にも定評があります。