永守徹は朝ドラ「らんまん」に出てくる登場人物の一人。
万太郎(神木隆之介)が資金繰りに苦しんでいるところ、支援を申し出た永守徹のモデルは誰?
永守徹のモデルは実在するんでしょうか?資産家の池長孟?
らんまん永守徹のモデルは誰?池長孟
朝ドラ「らんまん」で永守徹は、おじの莫大な資産を継いで資産家となった青年。万太郎に図鑑発刊のための費用を支援したいと申し出ます。
永守徹のモデルは実在する人物「池長孟(いけながはじめ)」という資産家だとみられます。
美術品コレクターとして知られ、実際に万太郎のモデルとなっている牧野富太郎に資金を融通しその後も研究費を援助しています。
池長孟(らんまん永守徹のモデル)プロフィール
神戸市出生。幼少時に叔父池長通の養子となり池長姓に改姓。京都帝国大学を卒業。初め戯曲を書いた。
育英商業学校の校長を務める傍ら南蛮美術の収集を行い、1940年(昭和15年)、池長美術館を開館したが、戦局の悪化から同美術館は1944年(昭和19年)に閉鎖された。戦後の1951年(昭和26年)、戦災を免れた美術館の建物とコレクションを神戸市に寄贈した。これを元に開館した市立神戸美術館は後に統合され神戸市立博物館の中核となった。小川安一郎設計のアールデコ建築は、神戸市文書館として使用されている。
生涯に3回結婚。最初の妻・正枝は荒木村重の末裔と言われる家系の出身で孟との間に3子を儲けたが、次男出産時に体調を崩し死別。2番目の妻・富子は淀川長治の姉。結婚2年目に富子が家出して離婚。3番目の妻・とし子との間に2子
長男は摂南大学教授だった倫理学者・池長澄 (1920 – 2001) 。三男にカトリック大阪大司教区第7代大司教を務めた池長潤。
牧野富太郎と池長孟(らんまん永守徹のモデル)の関係は?
池長孟は京都帝国大学在学中だ25歳当時、牧野富太郎が生活苦から収集した植物標本10万点を海外の研究所に売ろうとしているのを新聞で知ると、久原房之助ともに資金を融通しその後も研究費を援助しています。
父、通の遺産の中から3万円で標本を買い取り、改めて牧野富太郎に寄贈しようと提案したそうですが、牧野富太郎はこの申し出を固辞。
合意の上で、標本は通が建てた池長会館に所蔵されることになり、会館は池長植物研究所と改称されています。
国家公務員の初任給は70円だったころで、莫大な金額だったことがわかります。
ちなみに、池長植物研究所は牧野博士が自由奔放に気の向いたときに植物採集に出かけ、また、入念過ぎる作業で標本整理は進まず、一般公開もされないまま昭和16年に閉所になったそうです。
中川大志(永守徹の俳優)プロフィール
生年月日:1998年6月14日
年齢:25歳
出身地:東京都
身長:178.5cm
血液型:B型
小学校:取手市立稲小学校(現:取手西小学校)
出身中学校:取手市立第二中学校
出身高校:堀越高校
所属事務所:スターダストプロモーション
スカウトをきっかけに、小学5年生の時に芸能界入り。
2009年に子役としてドラマデビューを果たし、2010年公開の映画『半次郎』でスクリーンデビュー。