中野瑞樹さんはフルーツだけを食べ続けて生活するフルーツ研究家としてかれこれ10年以上、お肉を食べなくなってから15年以上にもなります。
そんな中野瑞樹さんがオススメするフルーツ(果物)をまとめています。
中野瑞樹のおすすめのフルーツは?
食歴
・肉断ち:2006年3月~
・穀断ち:2009年9月28日~ (穀類・豆類)
・水断ち:2009年9月28日~ (生フルーツジュースなどは除く)
・酒断ち:2009年9月28日~
・菜断ち:2009年9月28日~ (果実野菜は除く)
・火の物断ち:2011年3月27日~(加熱調理をやめる。それまで果実野菜を果実系油で炒めていた)
中野瑞樹さんは今でこそフルーツだけの食生活となっていますが、始めに肉を食べるのをやめ、次は穀類(炭水化物)を食べるのをやめて、、といった感じで段階的にフルーツ食に切り替えています。
また、始めた時は完全にフルーツだけの食生活だったそうですが、現在は、正確にいうと「果実」と「塩」に加え、果実野菜と果物も摂取しているとの事です。
メロン、スイカの皮も冷蔵庫にありますが、これは塩分を摂取するために、果物の皮をぬか漬けにするためだそうです。
そんな中野瑞樹さんが食べているフルーツは次のとおりです。
樹系:みかん・りんご・梨・桃・ぶどう・レモン等
草系:いちご・メロン・スイカ等
■フルーツ以外の果物
樹系:アボカド・栗・カシューナッツ・ピスタチオ
加工品:梅干し(塩だけのもの)
■果実野菜
生:トマト・オクラ・ピーマン等
加工品:ぬか漬け(きゅうり・なす・ゴーヤ・とうがらし)
*ぬかは米の実にあたる。
■果実系調味料
胡椒・山椒・一味等(ほぼ胡椒のみ)
果実油:オリーブ油・ココナッツオイル
フルーツジュースとしては!
生搾りジュース・ストレートジュース
フルーツだけの食生活を始める以前の体重は70Kgあったそうですが、現在は体重が50Kg台をキープしているようです。
「フルーツは甘いから太る」といった認識を持っている人も多いと思いますが、中野瑞樹さんは身をもって否定していますね。
糖が多いからフルーツを避ける人もいるようですが、実際にはお菓子やパンに比べててフルーツの方が実は糖質の量は少なくなっています。
糖質の含有量を比較するとフルーツは10~20%なのに対し、
ご飯(白米)36%
食パン 44%
チョコレート 52%
ドーナツ 59%
となっています。
しかも、フルーツの糖は消化負担のほとんどないブドウ糖、果糖、ショ糖などの天然の糖類です。
そのため、中野瑞樹さんは冬場は体温の維持に脂肪ば奪われ、むしろ体重が落ちやすくなってしまうことから、カロリーが比較的高めの栗などを食べて、体重の維持に努めているそうです。
また、食後の血糖値の上昇度合いを示す指標のひとつに「GI」というのがあるのですが、フランスパン95に対して、
グレープフルーツ 25
リンゴ 38
バナナ 52
とGI値は低くなっています。
日本人はGI値の高い食べ物を日常的に摂取している人が多いことから、急激な血糖値の上下がメンタルに悪影響を与えているケースも意外と多いようです。
中でも、糖尿病に良いと分かっているフルーツとして中野瑞樹さんは温州みかんを挙げています。
温州みかんを旬の時期に3~4個(M寸)以上食べられている方は、糖尿病になるリスクが57%下がるという研究結果が国立農研機構により発表されたそうです。
温州ミカンの「β-クリプトキサンチン」に2型糖尿病の予防効果
https://dm-net.co.jp/calendar/2016/026263.php
「コタツでミカン」は冬の団らん風景の定番だ。その人気の高い温州ミカンに、2型糖尿病や脂質異常症の予防効果があることを、農研機構果樹研究所や浜松医科大学などの研究チームが発表した。温州ミカンに含まれる「β-クリプトキサンチン」に強力な抗酸化作用があり、耐糖能が改善すると考えられている。
農業・食品産業技術総合研究機構は、浜松市での10年間の追跡調査の結果、温州ミカンに含まれる「β-クリプトキサンチン」を多く摂取すると、2型糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病の予防に有用であるという研究を発表した。
野菜や果物の摂取が、がんや心臓病など循環器系疾患、動脈硬化症、脂肪肝などの予防に効果的であることが、欧米などの最近の栄養疫学研究で示されている。これらの病気の発症に「酸化ストレス」が大きく関わっている。
「カロテノイド」は、野菜や果物に多く含まれる黄、橙、赤色などの天然色素。このカロテノイドに抗酸化作用があり、酸化ストレスを軽減することが分かってきた。
代表的なカロテノイドとして、ニンジンやカボチャに多いβ-カロテン、トマトに多いリコペン、緑色野菜に多いルテインなどがある。このうち、「β-クリプトキサンチン」は日本の温州ミカンに多く含まれている。
果物が、糖尿病予防に効くとは驚きですね!
では中野瑞樹さんが紹介するオススメにはどんなものがあるのかというと、
古都華(いちご)
もんげーバナナ
木成り紅はっさく
ピーチパイン
蟠桃(ばんとう)
などがあります。
古都華(いちご)
奈良県産のいちごで、関西では一般のスーパーに並ぶこともよくあるらしいので、日頃からチェックしておいてもいいですね。
贈答用の高級いちごの紹介でしたが、大きさや値段にもバリエーションがありますので、見つけた時は、そのお値段と相談してみて、試してみるのもいいのではないでしょうか。
古都華(いちご)は「ざわつく金曜日」という番組でも紹介されました。
もんげーバナナ
かなりレアなバナナですね。なんと1本648円!!
岡山のD&T ファームというところで購入可能だそうですよ。
バナナは100%輸入と思っていましたが、現在では独自のバイオ技術により南国フルーツが南国でも栽培できるようになったそうです。
なんと皮ごと食べられるんだとか・・。是非とも試してみたい一品ですね。
木成り紅はっさく
この八朔は、もう常識外の甘さらしいですよ!和歌山県や広島県で生産されているそうで、
今回番組で紹介されたものは、愛育園さん(和歌山県有田郡)の”木成り紅はっさく”です。
ピーチパイン
沖縄、石垣島産のメチャクチャ甘いパイナップルだそうです。
旬は5月ということ
蟠桃(ばんとう)
西遊記で桃園の管理をしていた孫悟空が9000年に一度しかならないといわれる
天界の果樹園の桃をあまりの美味しさに食べ尽くしたと言われる伝説の桃。
また、かの楊貴妃もこよなく愛したそう。
大沢葡萄プレミアムジュース
お取り寄せフルーツジュースランキング第1位
中野瑞樹さんがお取り寄せフルーツジュースランキングで第1位に挙げているのは「大沢ファーム 横手ViNERy 大沢葡萄プレミアムジュース」でした。
「大沢ファーム 横手ViNERy 大沢葡萄プレミアムジュース」は、秋田県横手市大沢地区で生産されているぶどう「スチューベン」を収穫後すぐに搾った、果汁100%ジュースです。
中野さんのコメント(一部抜粋)
深みのあるコクと甘さ、そして芳醇な香り、一口飲むだけで、ぶどうジュースの常識が変わります。贈答用にもぴったりのぶどうジュースです♪