「新しい自分になりたいなら北へ、昔の自分に戻りたいなら南へ」とは?
呪術廻戦236話で冥冥が口にしていたセリフですが、どんな意味なんでしょうか?元ネタ・由来は?
呪術廻戦236話で五条悟「新しい自分になりたいなら北へ、昔の自分に戻りたいなら南へ」
五条悟が死亡(?)という衝撃の展開となった呪術廻戦236話で冥冥が口にしていたセリフ
「新しい自分になりたいなら北へ、昔の自分に戻りたいなら南へ」
それに対して、
「自分は迷わず南を選んだ後ろ向きな人間だが、最期に未来に賭けることができた」
「自分としては悪くない最期だったし灰原にも感謝している」
と七海は五条の質問に答えていました。
元ネタについて、直接的な由来はないようですが、
南船北馬
を引用しているとみられます。
南船北馬「新しい自分になりたいなら北へ、昔の自分に戻りたいなら南へ」
南船北馬(なんせんほくば)の意味は、
船を使い、馬を使って北へ南へと動き回るように、あちこちを移動する事。
物事の処理に必至に奔走、尽力する事。
淮南子中の句「胡人便於馬,越人便於舟(胡人は馬を便とし、越人は舟を便とす)」(巻11・斉俗訓)を由来とすると言われる。
「南船」と「北馬」は、共に中国での交通手段のこと。
中国は北方には馬を必要とする山岳地帯が、南方には船を必要とする海、河が広がっていることが語源とされる。