「aならぬb」のような
〇〇ならぬ〇〇
何々ならぬ何々
の意味は?
ならぬは文法で接続詞?使い方は?
aならぬbの意味は?
AならぬB はどういう意味かというと
AではないB
という意味です。
助動詞「なり」の未然形に打ち消しの助動詞「ず」の連体形がついています。
例えば
並々”ならぬ”努力。
なら並々(普通)ならぬ(ではない)努力
となります
否定的な意味ですね
aならぬb|ならぬの文法は?
「ならぬ」は助動詞「なり」(=である)の打ち消し「ならず」の連体形で、名詞を修飾するときの形です。
「~ではない○○」という意味です。
aならぬbの使い方は?
「並々ならぬ意欲」=“並ではない意欲”
「一方ならぬお世話になり」=“通り一遍ではないお世話になり”
「神ならぬ身の知るよしもなく」=“神ではない身(人間)が知るはずもなく”
「情けは他人(ひと)の為ならず」=“情けは他人のため【ではない】”
まとめ:aならぬbの意味|ならぬの文法・使い方は?
「aならぬb」とは、
○○ではなく△△
という意味です
が、「ならぬ」の方は〇〇だと思った度合い(≒錯覚)が「ではなく」より若干強め、でしょうか。
「ではなく」は否定の意味が、より断定的です。
使い方は、
「神ならぬ身」神ではない普通の人間
「道ならぬ恋」道にはずれた恋
「正解ならぬ回答」正解でない回答
など。