ニアリーイコールの出し方は?
ワードやエクセルでニアリーイコール(≒)の打ち方はどうすれば良いんでしょうか?
ニアリーイコール(≒)の打ち方・出し方は?
「いこーる」や「やく」で変換すると「≒」が出ますがこれは全角の日本語フォントで、外国では使えません。
国際的に使われている「ほぼ等しい」の記号は、波線2本が上下に重なった記号、または等号の上に波線が乗った記号です。これらの記号はSymbolフォントの中にあります。
Wordでは「挿入」「記号と特殊文字」から選択して入れます。
前後に変数や式が入る場合は、全体を数式エディターで入力するほうがきれいにできます。
国際的には波線二つを重ねた記号「≈」が主流ですが、日本だけがニアリーイコールの意味で「≒」を使うのはなぜかというと、
「≒」…………ニアリーイコール・ほぼ等しい
「=」と「≠」の中間
ということでできたとも言われています。
ニアリーイコール(≒)の打ち方・出し方は?ワードやエクセルは?
ワードやエクセルでニアリーイコールの打ち方・出し方は、
[F10]2回押す
半角で2252[Alt]+[X]
といった方法があります。
頻繁に使うようならば単語登録するのが楽でしょう。
ちなみに、「x ≒ y」または「x ≈ y」は x と y がほぼ等しいことを表す記号。
その他にも∼, ≃, ≅などを同様の意味で用いることもある。近似においてどのくらい違いを容認するかは文脈による。
でも何故か日本では「∼」「≃」「≈」「≒」これ等の記号を使い分け(文脈?)ています。
「≒」: ほとんど等しい、ほぼ等しい、ニアリーイコール
「≃」; 漸進的に等しい
「≈」: 近似的に等しい
等号として「=」を用いる。もちろん、これらの数学記号は個人の発明ではなく、多くの人がいろいろの記号を用い、それらのうち一つが固定して今日に至ったそうです。
「≒」も日本でのみ定着したように思います。
また、物理・化学・数学全ての分野では、国際記号などが主流で使われます。≒などは大学の講義ではあまり見かけることはないでしょう。(担当教官の癖もありますが)
ニアリーイコール(≒)の打ち方・出し方|等号の起源は?
等しいが=という記号になったのは何か意味があるのかというと、1557年にイギリスのロバート・レコードが「いかなる2つの物でも、2本の平行線ほどは等しくない」という意味で「等しいもの」として=の記号を提唱しました。
それまでにも等号の記号は有ったが、以降はすたれて無くなったそうです。
ちなみに、+はラテンゴのet(andの意味)、-は船乗りが水の容器の水面に相当する位置に「ここまで減った」として記した記号、÷は分数の形で、×は聖アンドリュウの十字架の記号に由来しますが、ドイツは通常は・で表記します。
小数点は日本、アメリカは.ですがヨーロッパは,を使います。円周率は3.14 3,14と別の表記を取ります。輸入製品で確認してください。