石粉粘土の着色・色塗りのコツは?
石粉粘土の着色はアクリル絵の具でも綺麗に塗れるんでしょうか?やり方は?
石粉粘土の着色のやり方・コツは?
石粉粘土の着色ですが、種類に関わらず【アクリル絵の具】が向いています。
難しいのは色の境目の「塗り分け」です。模型用の【マスキングテープ】があれば便利かもしれません。
細かい部分は【ガンダムマーカー】といった名前で売っている模型用のペンが使えるかもしれません。
石粉粘土に【アクリル絵の具】(リキテックス)を筆塗りして「ムラ」になることは特別な技術が無くてもほとんどありません。
ただし、水の加え過ぎは厳禁です。
【サーフェイサー】の必要性もそれほど高くはありません。
※プラモデルなどの製作で、表面の小さなキズをうめ、色を1色(サーフェイサーの色)にして塗装しやすくするための「下地材」です。
【フォルモ】や【ラドール】など表面にケバ立ちがある粘土でも、そのまま【アクリル絵の具】を塗ることで表面がツルツルになります。
※加える水は最小限にしてください。
どうしても表面の凸凹が気になるならアクリル絵の具用の「下地材」(【ジェッソ】)というものがありますし、【マットメディウム】(つや消し)や【グロスメディウム】(つや出し)を混ぜればつやも調節できます。
また、【リキテックス】で塗る限り、何もしなくても「ややツヤあり」の光沢になります。
塗膜も堅牢で特にニス塗りの必要性は感じませんが、塗った後でツヤを調整したいなら前記の【メディウム】を水で薄めて塗ると良いでしょう。
まとめ:石粉粘土の着色のやり方・コツは?
石粉粘土の着色はどうしてもヒケてしまいますし、樹脂分が含まれないので細かな穴(水分や塗料を吸い込みます)があります。
本格的に着色する前に、一度溶きパテ(瓶入りが便利)を塗って表面をチェックしたほうが良いでしょう。。
たとえば、紙ヤスリで整えた後、表面が問題無いならサーフェーサーを吹きます。
これを完全に粘土面を塗ってコートし、水分に影響されないしっかりした下地を作ります。
ここからが塗装ですが、プラモデル用塗料だとラッカー、エナメル、水性アクリルと種類があり特性の違いにより修正が楽にできるようになっています。
例えば下地をラッカーで塗ってエナメルで書き込めば、エナメルで失敗しても専用溶剤で拭き取ればラッカーに影響しないなどです。
またジェッソを使う場合もサーフェーサーと同じように粘土の吸水性をカットする下地剤です。