「年賀状ありがとうございます」目上に失礼?

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「年賀状ありがとうございます」という書き方はマナー的に失礼にあたる?あたらない?

年賀状を出していない目上の相手から年賀状が届いた場合、「年賀状ありがとうございました」と添えて出すのはマナー違反で失礼なんでしょうか?

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「年賀状ありがとうございます」目上に失礼?

自分が年賀状を出さなかった方から年賀状を戴いた場合、返礼の年賀状に

「早々の年賀状ありがとうございました」

「早々のご挨拶に接し恐縮です」

などと書くのは失礼にあたるそうです。

年賀状は、元旦に届くように投函するのが当たり前ですので「早々の…」と書くのはおかしいですし、失礼になるのです。

目上にも失礼のない書き方は、

「お年賀状をありがとうございました。(この部分に、何か、ひと言、コメントを書く)新年のご挨拶が遅くなりました」

又は

「新年のご挨拶が遅くなりました」

といった感じにするのが良いでしょう。

いただいた年賀状には、年賀状で返事を出すのが基本ですが、寒中見舞いで返事を出す場合でも

「お年賀状をいただきながらご答礼が遅れ申し訳ございません」

というふうに、遅くなった点に触れておくのが失礼のない書き方でしょう。

まとめ:「年賀状ありがとうございます」目上に失礼?

年賀状の由来は一口で言うと〝年始の挨拶回り〟が姿を変えたものなのです。

お世話になった人に対して年始の挨拶に回ることになっていましたが交際の範囲が広がるにつれて、遠くで挨拶に行けない人に年始の挨拶を書いた手紙を送るということが始まりました。

最初は新年になった1月2日の書初めの日に書状を認めていたようですが明治4年(1871年)に郵便制度が発足、明治6年(1873年)に全国一律料金の葉書が発売されることになり、年始回りに代わって年賀状を送る習慣が始まりました。更に明治32年(1899年)に年賀状は特別扱いとなり、前年に出したものが元日に届けられるようになりました。

以上の経緯から、年賀状は、元旦に届くように投函するのが、当たり前なので、

「早々の年賀状ありがとうございました」

「早々のご挨拶に接し恐縮です」

などと書くのはおかしなことになり、失礼にあたる可能性があります。

ワザワザ「早々」と付け加えた上に、「挨拶してくれてありがとう。」なんて、普通の挨拶なら言わないでしょう。

余計な言葉を加えるのは、何か特別な意味があるようにも受け取られる危険もあります。

「年賀状なんていらないのに、もらったから仕方ないのでコチラも年賀状を出します。もう面倒くさい事はさせないで下さい。来年からは年賀状不要です。」

そのような意味にも受け取られかねません。

マナー業界としては、

「新年のご挨拶が遅くなりました」

とするのが失礼のない書き方としています。

「年賀状ありがとうございます」目上に失礼?ネットの口コミは?

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