「年賀状ありがとうございました」は失礼?
年賀状を出していない相手から届いたらどのように返事をすると良いんでしょうか?
「年賀状ありがとうございました」は失礼?
「年賀状ありがとうございました」は、失礼ではありません。
ただし、出していない人から年賀状が届いた場合、その返信に「年賀状ありがとうございました」と書くと、失礼にあたる場合があるという注意点があります。
それは、年賀状は元旦に届くようにするのがマナーだからです。そのため、1月1日以降に届いた年賀状を「年賀状ありがとうございました」と返信すると、「こちらが年賀状を出したから、こちらも返すだけ」という印象を与えてしまう可能性があります。
そのため、出していない人から年賀状が届いた場合の返信は、以下のいずれかの方法がおすすめです。
「お年賀状をありがとうございました。新年のご挨拶が遅れました」
「新年のご挨拶が遅くなりました」
どちらも、年賀状をいただいたことへのお礼と、遅れて返信していることへのお詫びを述べることができます。
「年賀状ありがとうございました」は失礼?ネットの口コミは?
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早々の賀状有り難うございます
この文章がマナー違反とは初めて聞きました
・昔から賀状を頂いた人に出す時の定型文として見ていましたが・・
頂いた人がどう感じるかだと思います
相手も気にする人、気にし無い人それぞれですから
マナー違反まではいかないと思います
ご参考になれば
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相手が出したのを確認してから
自分が出してる事になるからじゃないですか?
(相手が出すなら自分も出してやろう)と考えていると思われるのかも?
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私は、年上の方には失礼にあたるのでこの書き方はしないと聞きました。
ちなみに、もし賀状のお礼をするにも、一週間ほど過ぎたら
「寒中見舞い」にしたほうがよいとも…。
年賀状の一般的なマナー
年賀状は新年の挨拶をする大切な手紙です。大事なポイントをいくつか紹介します。
まず、年賀状の書き方です。年賀状は遠方にいる人や会えない方に送る挨拶状ですが、最近では正月に会う方にも送ることが増えています。書き方は、まず新年の祝いの言葉から始めます。「賀正」や「謹賀新年」などが使われます。そして、昨年のお世話になったことに感謝を伝え、新年の親交を願い、相手の幸せを祈る言葉で締めくくります。
次に、印刷の場合でも手書きの一筆を添えることが大切です。ただし、夫の公的な賀状に妻が自分の名前を記すのは避けるべきです。また、相手との関係に応じて内容やスタイルを考えましょう。目上の方には丁寧な表現を使い、親しい人には親しみやすい内容にするのが良いでしょう。
次に、賀詞についてです。賀詞は年賀状の冒頭に書かれる新年を祝う言葉です。上司や目上の方への年賀状では、4文字の賀詞を使うことが望ましいです。ただし、女性が目上の方に送る場合は、2文字以上の賀詞を使うべきではありません。また、二重賀詞や忌み言葉を避けることも大切です。
最後に、年賀状の書体についてです。文章は楷書体や明朝体、ゴシック体などを使いますが、文章を赤字にするのは賀詞の部分だけにしましょう。楷書体は目上の方に、明朝体は友人や同僚に向けて使うと良いです。
年賀状を出していない相手から届いたら?
年賀状を出していない相手から年賀状が届いたら、なるべく早く返信をするのがマナーです。
年賀状は、元旦に届くようにするのが一般的です。そのため、1月1日以降に届いた年賀状をそのまま返信すると、「こちらが年賀状を出したから、こちらも返すだけ」という印象を与えてしまう可能性があります。
また、年賀状を遅れて出した場合は、以下の点にも注意しましょう。
1月7日(松の内)までに投函するようにする
1月1日以降に届いた年賀状と同様のデザインや文章のものだと、失礼になる場合があるので、注意する
「年賀状ありがとうございました」は失礼?年賀状を出していない相手から届いたら?
年賀状をいただいた時、そのお礼として「年賀状ありがとうございます」と返すのは、マナー的には失礼とされることがあります。
なぜなら、年賀状は元旦に届くように送るのが一般的であり、その早々の返答として「年賀状ありがとうございます」と書くのはおかしなことであり、逆に失礼になる可能性があるからです。
適切な返答の仕方は、「お年賀状をありがとうございました。」と始め、その後に短いコメントを添えるか、「新年のご挨拶が遅くなりました」と述べることです。このような表現が、適切なマナーとされています。
また、年賀状を受け取った場合、返事をすることが一般的であり、年賀状に対して寒中見舞いで返信する際も、必ず遅れたことをお詫びすることがマナーです。ただし、「早々の」などの言葉は使わず、丁寧な文面で対応することが大切です。
一般的には、送られたら返すことがマナーです。そのため、理由や忘れてしまったなどの事情があっても、返信をしないのは失礼とされます。
年賀状を送っていない人から届いた場合、早めに返信するのが良いです。届いた後に返信を遅らせることは、相手を不安にさせたり気まずくさせる可能性があるため、できるだけ迅速に対応しましょう。
また、年賀状を遅れて出す場合、1月7日までに送るのが一般的な期限です。7日を過ぎてしまう場合は、年賀状ではなく寒中見舞いを送るのが通例です。この際は、「元日」「元旦」といった言葉を使うのは控え、返信の文章には迅速に送れなかったことをお詫びすることが良いでしょう。