Netflix映画「パレード」について。
津波で亡くなったシングルマザー(長澤まさみ)が“この世界の次”に行く前に息子を捜す物語。
最後のシーンの意味は?
パレード(Netflix映画)あらすじ
瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤まさみ)。離ればなれになった息子・良を捜す彼女は、青年・アキラ(坂口健太郎)や元ヤクザの勝利(横浜流星)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)らと出会い、自分が亡くなったと知る。美奈子も彼等も何かの未練を残してこの世を去ったため、まだ“その先”に行けないのだ。
現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加したことを機に、各々の心に触れていく。
ショートストーリー動画は、「母の愛篇」「父と息子篇」「恋人篇」「友人篇」「記憶篇」の計5本。
「母の愛篇」は元報道フロアのリポーター・美奈子(長澤まさみ)、「父と息子篇」は坂元小説家希望の青年・アキラ(坂口健太郎)、「恋人篇」は横浜演じる元ヤクザ・勝利(横浜流星)、「友人篇」は元女子高生・ナナ(森七菜)、「記憶篇」元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)にスポットが当てられ、彼らがこの世界にとどまっていた“秘密”が徐々に解き明かされていく。
パレード(Netflix映画)結末ネタバレ
マイケルはある映画の撮影中に亡くなり、それを完成させられなかったことが“心残り”だった。その映画は沖縄で学生運動をする青年を主人公にした物語。実はマイケルは実際に学生運動を参加しており、自らの経験をもとに製作していました。
結末についてエンドロールの時の残された人たちのその後の映像が映し出されますが、ナナ(森七菜)は生死を彷徨っていたけど生還して、記憶に残っていたことを映画にしたものと思われます。
記憶が残っていたから、良くんや、かおりさんのお子さんたちとも出会えたのでしょう。
本編のどのくらい後かは分かりませんが、勝利(横浜流星)以外も成仏出来たのではないでしょうか。
アキラ(坂口健太郎)はお父さんの小説が書き終わるまではと言っています。
パレード(Netflix映画)キャスト
長澤まさみ(美奈子役)
坂口健太郎(アキラ役)
横浜流星(勝利役)
森七菜(ナナ役)
田中哲司(田中役)
寺島しのぶ(かおり役)
リリー・フランキー(マイケル役)
パレード(Netflix映画)感想・口コミ
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パラドックス的な見解で感じて見れてすごく好きな作品でした
豪華俳優人での、このパラレル世界観 善きどす!
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登場人物の性質や行動にどうしてもリアリティが感じられず、初手から感情移入できなかった。
全体的にピンと来ない印象。
監督がこの作品でやりたかった事だけはラストにはっきりした。
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すごく良く出来た作品だなって思いました
藤井道人監督作品が好きだからってのもあるかもですが
過去作同様にガッツリと物語へと引き込まれました
最近は映画館で邦画がすごいがんばっていて
良い作品がかかるようになり映画ファンとしては嬉しい限り
漫画原作しか成功しないとの意見もありますが
結構いい作品を送り出す監督は少なくないと思う