日本アンテナがサイバー攻撃(ランサムウェア)を受けたのでは?と報じられています。
日本では2022年になってから東映アニメーションが不正アクセスを受けているほかデンソーがランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃を受けるなど大規模なサイバー攻撃(ランサムウェア)が問題となっています。
日本アンテナにサイバー攻撃(ランサムウェア)はどこ?ロシアと関係は?
警察庁が直接捜査のサイバー特捜隊、4月1日発足 改正警察法が成立
サイバー攻撃などのサイバー事案に対応する体制の強化を図る改正警察法が30日、参院本会議で可決され成立した。警察庁サイバー警察局や、同庁が自ら捜査するサイバー特別捜査隊が4月1日に発足する。
今回の組織改編は、社会のデジタル化が進む中でサイバー犯罪やサイバー攻撃が多発し、深刻化している状況をふまえた対応だ。
従来、生活安全局と警備局、情報通信局にまたがっていたサイバー事案に関する業務をサイバー警察局に一元化。情報の収集・分析などを担当するサイバー企画課、捜査の指揮や海外の治安機関との連絡を担うサイバー捜査課、データなどの解析を行う情報技術解析課で構成する。また、情報通信局を廃止し、長官官房に技術部門を設けて警察通信や業務のデジタル政策などを所管する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/deb4ad99fe3cb9304f029784ed5df9b26130b24b
参議院本会議で改正警察法が可決・成立され「サイバー警察局」が4月1に発足。
「サイバー特別捜査隊」も新設へ警察のサイバー犯罪対策が強化されるようとする矢先、日本アンテナがサイバー攻撃(ランサムウェア)を受けたようです。
会社によりますと、犯行側からとみられる金銭を要求するメッセージも寄せられているということで、身代金要求型のコンピューターウイルス、ランサムウエアによるサイバー攻撃とみられます。
ちなみに、日本アンテナでは今期経常を赤字拡大に下方修正しています(22年3月期の連結経常損益を従来予想の5億円の赤字→12億円の赤字(前期は2.3億円の黒字)に下方修正)
会社では、社内のすべてのシステムを停止させたうえで、代わりのサーバーに移行させるなどの対応を進めていますが、全面復旧には数週間はかかる見込みだとしています。
製造現場では手動による対応を行っていて、今のところ、商品の製造や出荷に直接的な影響は出ていないということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220330/k10013558841000.html
当社におきまして、システム障害が発生しております。関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしており、深くお詫び申し上げます。
記
1.現段階で判明している経緯
当社の所有するパソコンのメールの送受信、サーバー等へのアクセスが3月28日の始業より不可となったため、すべてのパソコンの外部接続を遮断し、確認したところウイルスによる感染が認められました。
なお、外部との接続は完全に遮断したため、情報の流出、他社への影響は本日現在確認されておりません。
2. 今後の対応
本日現在、緊急度の高いものから代替のサーバーへの移行等の対応を順次進めております。全ての復旧には数週間程度かかる見込みです。個々の取引毎の影響につきましては、個別に電話、ファクス、書面にてお詫びとご報告をいたします。
関係各位には、多大なるご心配、ご迷惑をおかけすることになり、深くお詫び申し上げます。
今後、お知らせすべき新たな事実が判明しましたら、改めてホームページ等にてお知らせいたします。