西岡壱誠さんは偏差値35というド底辺と言える成績から二浪の末に東大合格を果たしているドラゴン桜やビリギャルを体現してしまった人。
自身が考案した様々な勉強法も話題で本を出版したり教育サービスも提供するようになっている西岡壱誠さんの気になるプロフィールをまとめています。
西岡壱誠の勉強法
西岡壱誠さんは現役時代の自身の勉強の取り組み方であったり、予備校時代に講師から教わった様々な受験テクニックから逆算して、勉強ができない(勉強しても成績が伸びない)人の共通点を分析。
勉強ができる人とできない人の決定的な違いは復習(振り返り)をするかどうかの違いで、普段の勉強で下記のポイントを抑えるようにと話しています。
なぜ間違ったのかを分析し、同じ失敗を繰り返さないための改善策を検討する
あやふやな知識と確実な知識を区別し、迷った問題は別ノートにまとめる
正解した問題も、選択肢や問題文のヒントがなくても解ける状態まで理解を深める
予備校の先生にはまた出来なかった問題だけを集めた『ダメ集』ノートを作り、
覚えられない用語(英単語や歴史用語など)は「My復習ノート」にまとめるなど、
過去問は解きまくってやりっぱなしで終わってしまうのはだめだと話しています。
他にも、西岡壱誠さんがノウハウとして教えている勉強法には、
ゲーム式暗記術
東大式学習計画
コスパ最強勉強法
といったものがああります。
ゲーム式暗記術
高校受験・大学受験に限らず様々な資格試験の勉強では「暗記」は避けて通れません。
でも暗記が特異なんて言う人はごく一握りで、東大生だってやっぱり「暗記が苦手」「暗記が面倒だ」と感じる人はたくさんいます。
西岡壱誠さんはそこで効率よく暗記する方法の一つとして記憶の軸を作っていく暗記法をおすすめしています。
例えば英単語の「end」だけを暗記しても、それが点数に直結することはないでしょう。
試験に生かすためには「end」の反対語や熟語なども一緒に覚えるようにすることで、関連する語彙を芋づる式に覚えることで長文読解や英作文に対応できる英語力も養うことができます。
また暗記したらすぐにアウトプットすることも重要で、「インプット2割:アウトプット8割」ほどの割合で考えて、覚えたらすぐにテストをすることがポイントです。
そもそも楽しみながら暗記ができる方法として、
英熟語ポーカー
タイムカプセル暗記ゲーム
ひとやすみ暗記ゲーム
漢字⇔英語トランスレイトゲーム
といったゲーム式暗記術も提唱しています。
英熟語ポーカーは、英熟語でポーカーをして遊びながら英熟語を暗記できるます。
タイムカプセル暗記ゲームは作った問題を箱に入れておいて1週間たってから解くというもの。出来ない問題は、また1週間たってからもう一度解きます。
ひとやすみ暗記ゲームは違う切り口のものを入れておくと集中力が維持できて暗記がしやすいことから、
英単語のカード9枚と世界史や数学の問題1枚というように、別の科目の問題を入れておくやり方です。
東大式学習計画
西岡壱誠さんは学習計画も「付箋」を使って一工夫しています。
まず初めに3カ月間くらいの期間で「古典の参考書を1冊やり切る」といった学習計画を1枚の紙にまとめて箇条書きにしていきます。
勉強の量を付箋を使って細分化していき、総ページ数が200ページなら10ページごとに付箋を一枚使うようにして先ほどの学習計画に付箋を貼っていきます。
普段の勉強で最初に決めた分の勉強量を達成したら、どんどん付箋をはがしていくことで、勉強がどれだけ進んだのかを可視化することができます。
なんてことのない工夫ですが、付箋をはがしていくということに対してモチベーションが生まれるようになり、勉強の取り組むときの心理的ハードルを下げる効果が生まれます。
また、1日の勉強量も100%全力を出し切るのではなくやれると思うことの70%に抑えるようにします。
参考書や問題集を1日に10ページ進められると思ったら、7ページに抑えることで、燃え尽き症候群にならない安全策をとっておきます。
コスパ最強勉強法
東大の中だと塾に通っていなかった学生を探すほうが難しいくらい小・中・高時代に塾に通っているひとがほとんどで、
塾に行くにも年間で60万~70万円は必要と、東大生は高所得の家庭出身者が多く、約6割は世帯年収950万円以上とも言われるのも無理はありません。
そこで西岡壱誠さんはコスパ最強勉強法として「何がわからないのかがわからない」という状態を解消するべきと話しています。
『どこがわからないのか?』という問いとしっかり向き合う習慣をつけて、
わからないところがわからない場合は「わかるところまでさかのぼって」振り返って、
「どこがわからないのか」をしっかりと文字にする、紙に文章として書いてみます。
例えば高校の英文法でつまずいたのなら、中学の英文法の復習をする。中学校の数学でできないところがあってちんぷんかんぷんなら、小学校の算数の教科書をのぞいてみる
西岡壱誠wikiプロフィール
名前:西岡壱誠(読み方:にしおか いっせい)
出身地:北海道札幌市(東京都府中市在住)
生年月日:1996年3月15日
年齢:25歳
小学校:聖徳学園小学校
出身中学:私立宝仙学園中学校
出身高校:私立宝仙学園高校
最終学歴:東京大学経済学部(4年生在学中)
西岡壱誠さんは中学時代に精神的のみならず身体的な苦痛も伴ういじめにあっていたそうです
ある日、西岡壱誠さんと同じ学年の生徒が振り回していたペットボトルのふたの部分が西岡壱誠さんの額に直撃。
シャツが血だらけになるほどの大出血で、病院に行って額を縫う羽目になったものの、
西岡壱誠さんはどこか「自分がダメなんだから仕方がない」といじめを受けていることやけがをしたこともなかばあきらめ気味だったそうです。
そんな西岡壱誠さんの様子を見て病院に迎えに来てくれた音楽の先生が
「このままでいいのか?」
と語りかけます。
西岡壱誠さんは「いいんです」って答えるものの、話は終わりません。
「これからの人生ずっと中途半端だぞ。 中途半端なのは、なぜかわかるか?」
「西岡、おまえは”なれま線”を進んでいるんだ」
”なれま線”とは、小さい時になりたいと思っていた職業とかが、中学や高校になるにしたがって遠いものになり”なれないよ”と思ってしまうこと。
「なれない」とか「自分にはできっこない」と思うことがどんどん増えていって、自分の範囲がきまってしまうのが”なれま線”で、
西岡壱誠さんに音楽の先生が「おまえには”なれま線”が近くにありすぎる」「でもその線は幻想だからな」って言ってくれたそうです。
仕方がないとあきらめていた西岡壱誠さんですが、先生の言葉に心が動かされ、
「じゃなにをすればいいんですか?」って聞くと「おまえは東大に行け」と言われ、ぼんやりと東大進学を目指すようになったそうです。