ドラマ・映画の「のだめカンタービレ」でバイオリン演奏は本当?
本当に三木清良役の水川あさみさんがバイオリンを演奏しているのでしょうか?演技?
のだめカンタービレ|水川あさみは本当にバイオリンを弾ける?演奏は本物?
「のだめカンタービレ」のドラマと映画でのバイオリン演奏について、この作品では、バイオリン演奏のシーンが重要な要素として登場しますが、実際の演奏者はいくつかの方法で演技が行われています。
プロのソリストによる演奏
バイオリン音源の使用
三木清良(水川あさみ)のバイオリンの吹替えを担当したのが、今人気のバイオリニスト、宮本笑里であることは結構有名です。
水川あさみさんに関しては、バイオリンを弾いているフリをするのも困難だったそうで、二人羽織状態で撮影したそうです。
ちなみに、主演の千秋真一を演じる玉木宏は、譜面も読めなければピアノの「ド」の位置も分からなかったそうで、清塚信也(ドラマ版)、セルゲイ・エデルマン(劇場版)がピアノの吹替えをしています。
プロのソリストによる演奏
ドラマのバイオリン演奏シーンでは、プロのソリストが実際にバイオリンを演奏しています。この際、演技を通じてのだめらしい雰囲気を演出するため、指の動きや表情に工夫がされています。しかし、音楽の実際の音はプロの演奏によるものです。
バイオリン音源の使用
映画の中で流れる音楽は、プロの演奏によるもので、高度なバイオリン演奏を実現しています。この音源を使用することで、劇中の演奏がより迫力あるものとなりました。
ちなみに、のだめを演じた上野樹里は、ピアノはある程度弾けるそうで、時々本人の顔と手の動きが同時に映ることがありますが、音源は当然吹替え、劇場版ののだめの吹替えは、世界的なピアニスト、ラン・ランです。
のだめカンタービレ|三木清良役(水川あさみ)の演奏曲
ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱付き」 第1楽章
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18 第1楽章 第3楽章
ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 Op.68 第1楽章 第4楽章
モーツァルト オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314(285d) 第1楽章・第3楽章
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 第1楽章
サラサーテ カルメン幻想曲
ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 Op.92 第1楽章・第4楽章
コンクールで演奏する、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏しているヴァイオリニスト(元演奏)は「ペク・ジュヤンと言う韓国の女性若手ヴァイオリニスト」だそうです。
まとめ:のだめカンタービレ|三木清良役(水川あさみ)の演奏は宮本笑里
「のだめカンタービレ」で三木清良役(水川あさみ)の演奏は宮本笑里さんが担当していました。
宮本笑里さんは東京都出身・1983年12月7日生まれオーボエ奏者の宮本文昭は父。
生後すぐに渡独し、帰国後の7歳でヴァイオリンを始める。14歳で独学生音楽コンクールデュッセルドルフ第1位入賞。小澤征爾音楽塾・オペラプロジェクト、N響、都響定期公演などに参加し、徳永二男、四方恭子、久保陽子、店村眞積、堀正文に師事。ドラマ『のだめカンタービレ』オーケストラへの参加やCM、TV出演などで注目され、2007年に『smile』でデビュー。ジェイドとのデュオ“Saint Vox”でも活動。