のりだんだん(海苔だんだん弁当)は横須賀市を中心に三浦市でも知られているお弁当の一つですが、函館などにも同じ名称のお弁当がみられます。
通常ののり弁とは違い、ご飯→海苔→ご飯→海苔と重ねるから「のりだんだん」と呼ばれる弁当は横須賀のソウルフードとされています。
のりだんだんとのり弁の違いは?
神奈川県内でも横須賀市走水海岸は養殖ノリの産地として知られる土地で、
「のりだんだん協議会」の調査によるとすでに明治時代の頃には「のりだんだん」の名前で呼ばれていたのではないかと考られているそうです。
のりだんだん(海苔だんだん弁当)は、
重ねる海苔の枚数や段数
のりと具の盛り方バランス
カツオブシをのりの上に重ねるか下に敷くか
そして、しょう油のかけ方など各家庭毎に異なる作り方があるそうですが、こうした特徴がそのまま通常ののり弁との違いになりそうです。
のりだんだんレシピ・作り方は?
のりだんだん(海苔だんだん弁当)は「ご飯→海苔→ご飯→海苔」と重ねるのが基本中の基本の作り方(レシピ)となります。
他にものりだんだんのアレンジ方法としては、ご飯の上にかつお節を乗せてからしょうゆをかけて、ノリの香りを引き立てたり、
弁当箱を開けたとき、ふたにノリがついてしまうのを防ぐために、あえて敷いた海苔の上にご飯を少し乗せておくといった工夫もみられます。
ちなみに、海苔の名産地・横須賀市走水海岸では「青まぜ」という乗りを使った「究極の、のりだんだん」もあるそうで、
「青まぜ」とは、通常のノリに青ノリを混ぜた板ノリで風味と香りが強く、味にコクがあるのが特徴です。
のりだんだん以外の横須賀ソウルフード
のりだんだんは横須賀のソウルフードとして親しまれてますが、他にもポテチパンがソウルフードとしてこれまでにテレビでもたびたび紹介されていますね。
のりだんだんのネットの反響
函館でも「のりだんだん」の名称で弁当が販売されているそうです。