プロ野球の雨天中止には「雨が1時間何ミリ以上降ったら中止」など基準はあるんでしょうか?
プロ野球の雨天中止いつわかる?何時?
日本一水捌けが良いと言われる甲子園だと、
多少の雨なら決行しますが、
他の球場だと、試合前中止にする場合も。
基本的には、グラウンドの状態や、
今後何時間まで雨降りの状態が続くか、
そういった事を考えながら、試合前は主催者となる球団が最終的に決定します。
なので、時には試合前中止を決定した後に雨が止む事もあります。
これは、グラウンド状態が最悪の場合に起こりうるものです。
言わば、試合前中止の決定基準というものは無いと言えます。
その時の状況によって、どうするのかを臨機応変に対応します。
台風などで”翌日の試合が行えない”事が前日にはっきりする場合、前日の午後に中止と決める事もあります。
その他、試合当日のグラウンド状態、球場上空のお天気、これらを加味して判断します。
雨天中止はいつ決まるかは分かりません。
数時間前に中止と決まるケースが多いですが、午前中に決まることもあれば、昼過ぎに決まるかこともあれば、開門前のこともあれば、開門後のこともあれば、スタメン発表後のこともあれば、試合開始直前のこともあれば、試合開始後に中止が決まることすらある。
スタメンが発表された後の、プレイボールの宣告を待つだけ、という試合開始直前のタイミングで中止と決まるケースもあります。
プロ野球の雨天中止で代替試合は?
グランドの水が引くまで時間がかかるか、試合続行が出来ない雨がやむ気配がない、など全て試合主催チームの判断で決めます。
試合開始前は主催チームの判断、開始後は審判団の判断で続行か否か決定されます
試合開始前の時点では、
シーズン中盤まで=試合を主催する球団
シーズン終盤の”連盟管理節”=セ・パの両リーグ統括部
が、中止にする場合の最終決定権を持ちます。
代替試合は予め、代替試合の日程”俗に言う予備日”が組み込まれている場合は、その日程に割り当てますが、基本的には、試合を主催する球団が代替試合の日程を決めます。
地方球場で行われる予定だった試合については、主催球団の本拠地球場に場所を変えて行う事が多いです。
シーズン終盤に切り替わる【連盟管理節】に移行した場合、(試合挙行の可否の決定等の権限が主催球団から連盟に移る)各連盟(セ・パ両リーグ)が代替試合の日程を決める事になります。
セ・パ交流戦など、シーズン終盤に振替できない試合は、日程表に組まれる”予備日”に入るのが基本形です。
プロ野球の雨天中止で払い戻しは?
プロ野球の雨天中止は基本的に、中止になった試合のチケットは払い戻しになり、新たに予備日に組み込まれた試合のチケットが発売されます。
この場合、当日券のみという場合もよくあります。
例外として、年間指定席、招待券で中止の場合でも有効のチケットなら、予備日に使うことができます。
招待券の中には、中止の場合、無効となるものもあるので注意が必要です。
予備日のゲームのチケットは新たに発売されます。
発売は予備日が決まり次第、通常の発売方法でおこなわれます。
発売日のお知らせは、各球団、チケット発売会社(ぴあ、ローソン等)からあります。