お弁当は、どのくらい冷ましてからフタをするのが良いんでしょうか?
お弁当は何時間・何分前に作っておくべきなんでしょうか?
少し粗熱を取ってしまえば詰めていいのか、出掛けるギリギリに詰めた方が良いのでしょうか?
お弁当どのくらい冷ます?冷蔵庫は冷ます時間ない時?
お弁当は温かいままだと、お弁当箱の中で蒸れて食中毒の原因になります。
完全に冷めないまま包むと、食中毒菌が活発に増殖するのに最適な温度が保たれてしまいます。
どのくらい冷ますのが良いのかというと、だいたい手でさわって熱いと感じなくなるまで冷ますのが目安。
冷ます=常温という意味です。
熱とりバットがある冷蔵庫だと、20分冷やせばだいたい冷めてます。
ご飯、おかず、それぞれ大きめのお皿に入れて広げて冷ますのが理想です。
ただ夏場になると、室温も高いのでなかなかお弁当は冷めません。
時間があるときはうちわで扇いで、時間がないときは着替えなど準備している間に扇風機やエアコンの冷風を強めに当てて冷ますようにしましょう。
ご飯は熱いままお弁当箱に詰めて、保冷剤の上においておくと冷ましやすくなります。
お弁当に詰めるおかずに冷凍した果物や一口ゼリーなどを入れておくと、お弁当が冷めやすくなりますし、お弁当を食べるころには解凍されて食べやすくなっています。
ちなみに、お弁当にご飯やおかずを詰めてから冷ます場合、上からラップを軽くかけておくと乾燥を防ぐことができます。
お弁当の中身と密着させるようにラップを被せ、お弁当箱からはみ出た部分もまとめてお弁当のふたをするとあら不思議、お弁当の中身が偏りにくくなります。
お弁当の中身の上にラップをすることで空気の通り道がふさがれて 真空パック的な状態になるようです。
他にも、寝坊してしまったときのために、あらかじめ冷やしたままや凍ったままでお持ちいただけるおかずや、さっと持っていける麺類を味方につけられたらよろしですよ。豚肉やサーモンのマリネ、茹で野菜とお肉の冷しゃぶサラダなどは、冷蔵していたお肉やサーモンと同じく冷蔵していた茹で野菜をオリーブオイルやお酢で和えるだけでメインになります。お酢やレモン果汁などは、傷み対策にもよろしいですよ。
お弁当用のお米は、ほんの少しお酢を加えて炊飯するだけで、傷みにくくなります。鮭や昆布、おかか、高菜のおにぎりは握って冷凍しましたら、寝坊した時はレンジでチン、おかずだけ容器に詰めてお海苔を別に持参なさればよろしいです。
焼き鮭、ハンバーグ、生姜焼きなどは、まとめて焼いておけば、チンするだけで冷ます時間を確保しやすいです。それでも大寝坊したときのために、お素麺やおうどんを茹でてオリーブオイルやごま油を絡めて冷蔵しておかれましたら、フォークでくるくるわんこそばみたいにひと口サイズにして詰めた上にラップをし、焼き豚やかにかま、冷凍しておいた青菜やきのこなどを適当に乗せ、凍らせためんつゆを添えるだけでよろしいです。酷暑でも食が進みやすいですね。
冷凍枝豆、冷凍ゼリー、凍ったままのひじき煮や胡麻和え、おひたし、きんぴらなどは、常備なさるとおいしい保冷材になります。卵焼きを焼いて1切れサイズにしてポンとお弁当に入れるだけでもよろしいです。
まとめ:お弁当どのくらい冷ます?冷蔵庫は冷ます時間ない時?
お弁当のフタをするタイミングについては、食材の種類や調理方法、保存方法などによって異なりますが、一般的には食材が十分に冷めた状態でフタをすることが望ましいです。これは、お弁当の中に熱がこもってしまうと、食材が傷みやすくなるためです。
ただし、朝に調理したお弁当を冷ます時間がない場合は、できるだけ早くフタをすることが大切です。その際には、フタをしっかり閉めて、保冷剤などでお弁当の中を冷やすことをおすすめします。また、お弁当箱を冷蔵庫に入れて冷やすこともできますので、その方法でも冷却することができます。
食材が十分に冷めていない場合でも、時間が経てば自然に冷えるため、少し待ってからフタをすることが望ましいです。しかし、その場合でも、保冷剤を使うなどして、お弁当の中をできるだけ早く冷やすことが大切です。
参考:お弁当の具材のどのくらい冷ます?冷める時間は?
お弁当の食材が冷める時間は、具材によって異なりますが、一般的には、ご飯は10分程度、おかずは20分程度で冷めるとされています。ただし、夏場や高温多湿の場所では、冷めるまでに時間がかかるため、お弁当箱に入れた後、5分程度冷蔵庫に入れると良いそうです。また、お弁当箱を冷やしておくと、出来立ての熱いご飯が冷める時間を短縮できます
焼き魚や揚げ物:15~20分程度
煮物や煮豆:30分程度
サラダや生野菜:10~15分程度
炊き込みご飯:20~30分程度
おかず類(肉・魚・野菜など):20~30分程度
卵焼きやオムレツ:10~15分程度
ただし、これらはあくまでも一般的な目安であり、具材の大きさや量、調理方法、室温や湿度などによって冷める時間が異なる場合があります。また、冷ます時間がない場合には、できるだけ早くお弁当の中を冷やすように心がけることが大切です。