1升分のお米を炊く場合に必要な水の量・水加減は?
お米1升の重さは何キロ?
米一升炊くのに必要な水は1800mlです。お米と同量です。
お米を炊くのに必要な水の量は重さの1.2倍と言われていて、米一升の重さは約1.5kgですから、1800mlとなります。
また、米一升のかさは約1.8リットル。
きりの良い2リットルだとちょっと多めになりますが、どちらにしても2リットルの水で炊いて問題ないものと思われます。
注意点としては容積と重量を混同しないようにすること。
白米1カップ(1合)の容積は180mLです。
白米1カップ(1合)の重量は160g前後です。
玄米1カップ(1合)の重量は150gということになっています。
無洗米1カップ(1合)の重量は170gちかくあります。
炊飯用カップの場合、水1カップの容積は180mLです。水1カップの重量は180gです。
調理用軽量カップの場合、水1カップの容積は200mLです。水1カップの重量は200gです。
また、新米は水分が多く、古米は水分が少ないので、それに応じて水加減が必要です。
お米を炊く鍋で炊くのなら、ぴったり蓋の(ウォーターシールド的な)鍋の時はお米と同容量(2升なら2升(3600cc)。
土鍋のような吹きこぼれ&蒸気モクモク的鍋ならプラス1割強(同2升ちょい(4000cc位)。だと固めの炊きあがりです。
もっと柔らかく炊きたい場合(教科書的)だともう一合(180cc。コップ一杯位)お水を足すといった具合です。新米だとそれより少なめ。
■お米の量の目安
硬め
・1合の場合……180cc
・2合の場合……360cc
・3合の場合……540cc
やわらかめ
・1合の場合……230cc
・2合の場合……465cc
・3合の場合……700cc
また、お米を炊飯器の早炊き機能でおいしく炊くには研いだお米はすぐ水に浸けましょう。水の量は、炊飯器の目盛りに合わせてください。
普通炊きモードで炊飯する場合、お米をセットしてスタートボタンを押すと浸水の工程が始まりますが、早炊きモードで炊飯した場合はその浸水の工程が短縮されます。
そこで早炊きモードでごはんを炊くときには、米を洗ったあと炊飯器にセットする前に浸水させる時間を設けるといいでしょう。
炊飯器の目盛りはあくまで目安量なので、しっかりした水加減の調整は水を計量するか、お米の計量カップで調整します。
計量する場合は、生米の重さの1.4倍の水を加えて下さい。
お米の計量カップの場合は、1合につき、1.2カップの水を加えて下さい。
浸水させる時間は大体15分ほどが目安です。20~40分の早炊きモードの時間に加えて浸水させる時間の15分が余分にかかってしまいますが、それでも普通炊きモードで炊くよりは少し時短になります。