お食い初めで生後100日目とは生まれた日を一日目と数えるんでしょうか?
お食い初めの生後日数の数え方は?
赤ちゃんの生まれた日は生後0日目ですか?生後1日目ですか?
生後100日目に行うのが一般的なようですが、この生後とは、産まれた日を0日目で数える?
お食い初めで生後100日の数え方は?いつから数える?
産院等で産まれた日を0日目と数えるのは産科学という現代の医療の分野におけるものです。
一般的な年齢計算では、生まれた日を1日目として起算します。
役場関係や行事関係(お宮参りやお食い初め)は、産まれた日を生後1日と数えるようです
これはお宮参り、お食い初めだけでなく厄年、還暦などの賀寿の祝いも満ではなく数え年で行うのと同じことです。
例えば、2010年4月1日生まれの場合、2010年4月1日が生後1日目、2011年3月31日が生後365日目です。
生後365日目(生まれて365日間=1年間)が満了するときに満1歳となるので、4月1日生まれは3月31日に満1歳に達するとされます。
また、○日目という言い方と○日後という言い方では、2日目=1日後、3日目=2日後となるので、366日目=365日後(1年後)となります。
4月1日から365日目は3月31日ですが、4月1日から366日目=365日後(1年後)は4月1日です。
年齢計算以外でも、例えば、八十八夜は立春を1日目として起算して88日目(87日後)、二百十日は立春を1日目として起算して210日目(209日後)というふうに起算日を1日目とします。
立春……………1日目(0日後)……2月4日
八十八夜…… 88日目(87日後) …5月2日
二百十日……210日目(209日後)…9月1日
二百二十日…220日目(219日後)…9月11日
また、明治6年(1873年)に満年齢が導入される前の年齢計算は数え年で、これは生まれた年を1歳として数え始めます。
現在でも七五三や長寿のお祝いなどは数え年が基本です。
このように日本の伝統的な文化では、数え始めるのは0からではなく1からなので、お食い初めなどの伝統行事も生まれた日を1日目として数えます。
例えば、
生まれた日……1日目(0日後)……4月1日
お七夜…………7日目(6日後)……4月7日
初宮参り…… 31日目(30日後) …5月1日
初宮参り…… 32日目(31日後) …5月2日
初宮参り…… 33日目(32日後) …5月3日
百日参り……100日目(99日後) …7月9日
お食い初め…100日目(99日後) …7月9日
お食い初め…110日目(109日後)…7月19日
お食い初め…120日目(119日後)…7月29日
という感じですね。
(初宮参りやお食い初めなどの日にちは地方によって異なるのでいくつか挙げてあります)
年齢計算ニ関スル法律
○1 年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス
○2 民法第百四十三条 ノ規定ハ年齢ノ計算ニ之ヲ準用ス
○3 明治六年第三十六号布告ハ之ヲ廃止ス
ちなみに、尾頭付きの鯛は縁起が良く、お食い初めでは長寿の願いも込められています。
お食い初めでは尾頭付きの鯛ってどこで買えるのかというと、スーパーで「お食い初めに使うので尾頭付きの鯛を買いたいのですが」と言えば数日で取り寄せてくれます。
正式なお食い初めの食べさせ順としては、「ご飯、お汁、ご飯、魚、ご飯」の順番に食べさせる『まね』をし、これを3回繰り返します。『まね』はお箸で、食べ物を口元にもっていってあげるだけで、実際に食べさせることはありません。
男の子ならおじいちゃん(長寿にあやかる意味です)に抱っこしてもらって食べさせる真似をしてもらいます。
歯固めの小石というのは、赤ちゃんが将来『石のように硬い丈夫な歯が生えますように』という願いをこめたもので、石を箸で口元にもっていくか、石を箸先でつついたあと箸先を赤ちゃんの口に軽く当てるだけでもかまいません。
どんな石でも問題ありません。いちおうお膳に乗せる石なので、綺麗に洗っておいてくださいね。
無い場合はお食い初めの最後に「丈夫な歯が生えますように!」って言ってあげるだけでも^^
器は正式な方法というと、お父様方の家紋の入った漆器を・・・などといわれるのですが、100円ショップの漆のおわん、上等だと思います!
男の子なら朱塗り、女の子なら黒内朱塗りなんていいますが
これも形式にこだわらなくていいと思います。離乳食用に準備したプラスチックのおわんで十分なくらいです。