「思い通りにならずもどかしい」を意味する四字熟語は?
「思い通りに物事が進まない事」を意味する慣用句や熟語にはどんな言葉があるんでしょうか?
思い通りにならずもどかしい|四字熟語
「思い通りにならずもどかしい」を意味する四字熟語は?
轗軻不遇(かんかふぐう)
進退両難(しんたいりょうなん)
艱難辛苦(かんなんしんく)
隔靴掻痒(かっか・そうよう)
掉棒打星(とうぼう・だせい)
などで
思い通りにならずもどかしい|慣用句、熟語
「思い通りにならずもどかしい」を意味する慣用句、熟語には
「行き詰まる(いきづまる)」
物事が巧く進まないで、どうにもならない状態になる。
「暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)」
航海中、船が暗礁に乗り上げると動きがとれなくなる。転じて、思い掛けない困難や障害によって、事の進行が妨げられること。
「二進も三進も行かない(にっちもさっちもゆかない)」
どうにも思った通りに計画のやりくりができず、窮地に追い込まれたりして身動きできない状態のこと。
もし、計画そのものに実現性の裏ずけが足りなくて、思い通りに物事が進まない場合には、次の言葉があります。
「机上の空論(きじょうのくうろん)」
机の上で考えただけで、実際には役に立たない理論や計画のこと。
思い通りにならずもどかしい|ことわざ・故事成語
「物事はイスカの嘴(はし)の食い違い」
くちばしが上下食い違っているイスカという鳥のように、物事はなかなか思うようにはならない・・・。
「月に叢雲(むらくも) 花に風」
名月を楽しみにしていると雲が隠してしまう、花がきれいに咲くと数が吹いて散らしてしまう。世の中は邪魔が入りやすく思うようにはならないもの。
「世の中は九分が十分」
世の中のことは完全に自分の思い通りにはならないのだから、ある程度うまくいったら満足するべきだ。
「空の鍋を温めていても、隣人は肉を持ってはこない」・・・(ちょっと違うかもしれませんが、スペイン辺りにこんなのがあったような)
「いつも柳の下に泥鰌はいない」
一度くらいうまくいったからといって、いつもうまく行くわけではない。