福島県郡山市の新さくら通り店で発生した温野菜の爆発事故。
現時点では事故発生直後ということもあって付近はまだ騒然とした状況が続いていますが、気になるのは爆発事故が起きた温野菜の損害賠償問題ではないでしょうか。
まだ温野菜のスタッフの人為的なミスや設備不良などが原因かどうかは定かではなく、
もしかしたら悪意のある外部犯人がいる可能性もありますが、温野菜の損害賠償の金額いくらくらいになりそうか?推定してみます。
郡山の爆発事故で温野菜の損害賠償はいくら?アパマン爆発の金額は?
爆発事故のあった温野菜新さくら通り店は付近に多くのお店があり中には銀行の支店もあります。
もちろん営業停止を余儀なくされているため、こうした店舗から損害賠償を求められる形になりそうです。
さらに住宅もあることから温野菜新さくら通り店の爆発事故によって何らかの被害をこうむっていた場合には、付近住民からも損害賠償を求められるし、
運悪く爆発事故が起きたときに付近を走行していたり駐車していた車の運転手からも損害賠償が求められるものと思われます。
被害額は現時点では算定することは難しいものの、2018年12月に札幌で発生したアパマン爆発では、
爆発火災事故の賠償金などで、運会社のAPAMANは2019年9月期に特別損失10億円を計上しています。
さらに2019年12月16日には爆発現場に隣接するマンションの住民から慰謝料などとして総額5050万円の損害賠償を求めており、
福島県郡山市の新さくら通り店で発生した温野菜の爆発事故でも同程度の損害賠償が求められるとみられます。
7月30日同日の15時時点の情報では、店の敷地にプロパンガスのボンベが6本倒れていて、このうち3本でガスが漏れバルブが壊れていたということなので、プロパンガスのガス漏れが原因だる可能性は極めて高くなりました。
郡山の爆発事故で温野菜の損害賠償では、プロパンガスのガス漏れの原因がどこにあるのかが争点になってきそうですね。
温野菜の直営店ではなくフランチャイズだったことからオーナーの責任が問われるのか、もしくは店舗を改装中だったという工事業者なのか。さらにプロパンガスのボンベ事態に不良があった可能性も考えられます。
追記:
「しゃぶしゃぶ温野菜」を運営するレインズインターナショナルの親会社「コロワイド」の野尻公平社長が7月30日の記者会見で「亡くなった方、被害に遭った方に心からおわびし、全力で対応します」と陳謝するとともに、翌日から被害を受け付ける電話やホームページをレインズインターナショナルで開設しています。
ただ事故原因の解明には時間がかかるため、レインズ社と事故店舗をフランチャイズ契約で運営していた高島屋商店(福島県いわき市)が計6000万円を拠出し当面の治療費や見舞金などに充てる被害補償のための基金を設立しています。