小野泰輔さんという熊本県副知事がコロナ騒ぎが収まらない中で実施される2020年の東京都知事選に立候補を表明して話題となっていますね。
小野泰輔さんが都知事選に出馬に向けて意気込みを語った記者会見はyoutubeでも全編を見ることができますが、彼の病歴や家族には身をつまされるものがありました。
小野泰輔wikiプロフィール
名前:小野 泰輔(おの たいすけ)
生年月日:1974年(月日不明)
年齢:46歳(2020年6月現在)
出身地:東京都目黒区
高校:海城高等学校
大学:東京大学大学院法学政治学研究科(最終学歴)
家族:妻、息子
趣味:日本酒、ゴルフ、テニス、ドライブ、琉球民謡(三線)、
子供のころは兵庫県明石市などでも過ごしたことがあるようですが、東京都新宿区にある高校に通っていたことを考えると、中学生のころには東京に戻っていたんじゃないかと思われます。
小野泰輔のツイッターやインスタグラム
小野泰輔のフェイスブック
@taisan74
小野泰輔のツイッター
@taisukeono
小野泰輔の経歴・年収は?
小野泰輔さんは大学卒業後、すぐに政治活動を始めたわけではなく、アクセンチュアという会社に就職をしています。
アクセンチュアは広範囲にわたってコンサルティングを行っている会社で、もともとはアンダーセンコンサルティングというアメリカのコンサルティング会社のIT部門が独立してできたような会社です(正確には微妙に違います)。
アクセンチュアはITに強みがあり、国内ではNTTデータなどと競合するSierとしての業務のほかにも行政向けのコンサルティングサービスも実施していることから、
大学で政策について学んだ小野泰輔さんが知識を実務に生かすにはもってこいの会社だったといえそうです。
アクセンチュア
https://www.accenture.com/jp-ja
グローバルネットワークやデジタル領域の知見・ノウハウを活用し、インバウンドを中心とした観光領域の戦略策定
国内・地域の産業における競争力強化や更なる発展に向け、企業誘致や創業支援、海外輸出・展開、産業の高度化など、産業振興に関する幅広い分野において、戦略・政策立案から実行までサポート致します
公共機関をデジタル化することにより、国民・市民の暮らしや職員の働き方にイノベーションを引き起こすようご支援します。国内外の政府・自治体における実績と最新の知見を駆使し、政策・ビジョンの検討・実行から、業務・組織の変革まで
ちなみにアクセンチュアでの年収は入社2年でも500万円~700万円と、一般的な水準から比べるとかなり高めとなっています。
順風満帆といえるキャリアを進んでいた小野泰輔さんですが、衆院議員秘書を務めた後、東大の恩師、蒲島郁夫さんが熊本県知事に立候補したことに伴い応援のため現地の選挙活動に参加。
蒲島郁夫さんが当選すると県政策調整参与に就任し、最終的には2012年6月にまだ38歳の若さで全国最年少の副知事に起用され、熊本地震などの復旧活動などに力を注ぐようになります。
小野泰輔さんは東京都知事選に出馬表明した時点では熊本県副知事の2期目の最中で6月20日に任期満了を迎えますが、蒲島郁夫さんは続投させる思惑があったようなので、もしかしたら寝耳に水だったかもしれませんね。
ちなみに、蒲島郁夫さんの研究室からは政治家に転身した人は小野泰輔さんだけのようで、ほかに著名な人都といえば、
ブルガリア観光親善大使を務めたことがある楠城 華子(なんじょう はなこ、)さんくらいのようです。
小野泰輔の家族(結婚した嫁や子供)は?
小野泰輔さんは既婚で浅井ユリさんという方と結婚しています。
浅井ユリさんも中高一貫の名門校・東京女子学院を卒業押し、東京工業大学出身の才女で、
二人の出会いはおそらくは大学時代のサークルかもしくや友人の紹介、つまり合コンだったのではないでしょうか。
小野泰輔さんが東京都知事選に出馬するにあたって、家族は奥様を中心に反対をされたそうです。
やはり熊本県副知事として働いていた時の様子であったり、何よりも小野泰輔さんが大病を患った経験から、
都知事のように激務かつ責任の重い仕事は控えてほしい、という思いがあったんじゃないでしょうか。
奥様は東京北区の出身なので実家は東京にあると思われるものの、小野泰輔さんの家族はどうやら熊本に残り、
もし都知事に当選したら小野泰輔さんは単身赴任することになりそうです。
小学生位の双子のお子さんがいるようです。
小野泰輔の学歴(大学、高校)は?
小野泰輔さんは中高完全一貫制の海城高等学校に通っていました。
徳光和夫
音喜多駿(参議院議員)
呉座勇一(歴史学)
内藤裕紀(ドリコム 代表取締役社長)
などの著名人を輩出している都内でも有数の進学校として知られています。
ちなみに、小野泰輔さんが熊本県副知事の在任期間には熊本地震がありましたが、
海城高等学校・中学校の生徒から熊本地震災害義援金の募金活動を行い熊本県の義援金募集口座に寄付。
小野泰輔さんは後輩たちへ「期待値を超えよ」というメッセージを送っています。
大学は東京大学へと進み、当時は教授職を務めていた現・熊本県知事の蒲島郁夫さんに師事し、
現在の政治活動の礎となるものを学んだと思われます。
小野泰輔の都知事選の立候補理由は?
小野泰輔さんが都知事選に立候補した理由として、「現状は現職の無風状態だが、今後の東京をどうするのか論戦したい」と話しています。
2020年の東京都知事選では、自民党など主要政党が有力な候補者を擁立していない(候補者を1人にまとめきれない)ため、
このままでは東京行政について小池百合子都知事が障害なく再選されることになる。
何の議論もなされないまま再選することに危機感を感じ立候補を決意しています。
小野泰輔さんの選挙スタイルとしては、ツイッターやフェイスブックなどSNSでの発信を重視すると表明していて、
熊本県副知事の経験を基に東京と地方の連携などを訴えていくようです。
「私のルーツは東京だが、東京で26年、熊本で12年過ごした。東京の目線、熊本のような地方都市の目線どちらも持っている。今までの経験や若さを生かし、コロナの苦境を乗り切る役割を担いたい」
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/579825
小野泰輔の政策・政党は?
小野泰輔さんは東京都知事選出馬にあたって、支持を表明している政党は現時点ではありません。
また小野泰輔さんの東京都知事としての政策についても現時点では詳しく明かされていないものの、
コロナ対策
自身の闘病経験
が政策に深くかかわってくるものと思われます。
小野泰輔さんは東京都知事選の馬会見で、ガン闘病の過去がある点に触れています。
約5年前の2015年7月・41歳の時に受けた健康診断で肺の悪性リンパ腫(ステージ1)が発見され、
同年12月に手術を受け1ヶ月ほど公務を休んで療養しています。
早期発見できたことが早期回復につながったわけですから定期的な健康診断を受けること重要性を
小野泰輔さんは肌で感じ、政策に何らかの影響を与えることは間違いないと言えるでしょう。
現在でも完治したわけではなく経過観察中とのことですが「5年間再発はなかったので大丈夫であろう」との判断で都知事選に立候補。
小野泰輔さんはがんの闘病生活を経験したことで、
働き方
休息の仕方
の重要性を痛感し「ガンでも働ける職場づくり」を熊本副知事時代に推し進めてきました。
また小野泰輔さんが闘病中につらかったこととして、知人から届くさまざまな「助言」を上げています。
『その治療法ではだめだ』
『あなたの生き方が病気を生んだ』
といったものに、「悪意はないのだろうが、精神的に苦しんだ」と振り返っています。