ドラマ「大奥」シリーズに登場する安子は実在の人物なんでしょうか?将軍・綱吉の側室だった?
また子供はいる?綱吉との間に生まれたんでしょうか?
大奥で安子は実在?子供は?綱吉の側室?
ドラマの大奥で第5代将軍徳川綱吉の側室「安子」は内山理名が演じていましたが実在した人物です。
実際、大奥に上がったのは安子の母です。
ドラマ版では自害しましたよね。
実は自害したのは安子のほうで、ドラマはかなり脚色されてます。
母が大奥に上がり、安子にも要請があったが夫と共に心中したっていうのが実際の話になります。
子供の長丸は実在の人物ではないのでドラマでは死んでしまうことになります。
安子は、牧野夫妻が館林時代の同僚・黒田直相の子・成時を婿養子にとり、その妻になっていましたが、彼女にも手を付けたといいます。このため夫は自害し、安子も自殺に近い死に方をしています。
成時の死因についても食傷とする説(戸田茂睡『御当代記』)もある。
ただ以上の阿久里と安が大奥へ入ったという話は後世の創作という説もあり、当時のゴシップ集『三王外記』がネタ元の、ほとんど信頼できないようです。
この『三王外記』、あくまで当時の「うわさ話」を集めただけの物で、たとえば次の将軍家宣の側用人で、政務のパートナーで人物評には厳しい新井白石も「真面目で清廉潔癖」と絶賛していた間部詮房についても、「将軍側室の月光院との男女の関係だから出世したのだ」というようなことを書いているような代物です。
現代で言えば、2chの無差別まとめサイトのようなもので、とても真に受けることが出来ない代物です。