大阪桐蔭高校は甲子園の常連校でプロ野球選手を数多く輩出する高校の1つ。
2021年の秋季大阪大会で優勝、秋季近畿大会で準優勝を果たし3年連続13度目となる春の選抜出場を決めました。
大阪桐蔭高校センバツ野球部メンバー2022出身中学
背番号 | 選手 | 守備 | 学年 | 出身 | 投/打 | 身長/体重 |
1 | 別所孝亮 | 投手 | 3年生 | 岐阜中濃ボーイズ | 右/右 | 183/81 |
2 | 松尾汐恩 | 捕手 | 3年生 | 京田辺ボーイズ | 右/右 | 178/75 |
3 | 丸山一喜 | 内野手 | 3年生 | 大東畷ボーイズ | 右/左 | 179/89 |
4 | 星子天真 | 内野手 | 3年生 | 熊本泗水ボーイズ | 右/左 | 166/68 |
5 | 伊藤櫂人 | 内野手 | 3年生 | 西濃ボーイズ | 右/右 | 178/74 |
6 | 鈴木塁 | 内野手 | 3年生 | 瀬戸リトルシニア | 右/右 | 177/67 |
7 | 田井志門 | 外野手 | 3年生 | 湖南ボーイズ | 右/左 | 167/73 |
8 | 海老根優大 | 外野手 | 3年生 | 京葉ボーイズ | 右/右 | 182/87 |
9 | 谷口勇人 | 外野手 | 3年生 | 京田辺ボーイズ | 左/左 | 174/75 |
10 | 川原嗣貴 | 投手 | 3年生 | 北摂リトルシニア | 右/左 | 188/86 |
11 | 前田悠伍 | 投手 | 2年生 | 湖北ボーイズ | 左/左 | 180/78 |
12 | 工藤翔斗 | 捕手 | 3年生 | 瀬戸リトルシニア | 右/左 | 172/75 |
13 | 河田流空 | 外野手 | 3年生 | 嶺南敦賀リトルシニア | 右/左 | 174/80 |
14 | 大前圭右 | 内野手 | 3年生 | 和歌山日高ボーイズ | 右/右 | 170/67 |
15 | 砂川佑真 | 内野手 | 3年生 | 寝屋川リトルシニア | 右/右 | 174/83 |
16 | 藤田和也 | 投手 | 3年生 | 金沢リトルシニア | 右/右 | 181/86 |
17 | 小林丈太 | 投手 | 3年生 | 四日市ボーイズ | 左/左 | 176/74 |
18 | 吉澤昂 | 外野手 | 3年生 | 南大阪ベースボールクラブ | 右/右 | 174/78 |
大阪桐蔭高校センバツ野球部メンバー2021の出身中学
大阪桐蔭高校は2020年の秋季大阪大会で準決勝の履正社を8-3で下して勢いに乗ると、決勝の東海大大阪仰星を8-1で勝利し圧倒的な強さを見せつけて優勝
準決勝に至るまでの5試合は、履正社を除く近大付属・箕面学園・興国などの強豪校に対して、いずれもコールド勝ち。
2021年も投打ともに全国でも頭ひとつ抜け大阪桐蔭高校は続く秋季近畿大会でも初戦の長田高校を8-0(7回コールド)を皮切りに、
準々決勝・天理に11-4(7回コールド)、準決勝・京都国際に12-5(7回コールド)で勝利。
決勝は息切れをしたのか逆に智辯学園を相手に3-7と4点差をつけられて準優勝に終わりました。
背番号 | 選手 | 守備 | 学年 | 出身地 | 出身中学 | 中学所属 | 投/打 | 身長/体重 |
1 | 松浦慶斗 | 投手 | 2年生 | 北海道 | 旭川明星 | 旭川大雪ボーイズ | 左/左 | 185/91 |
2 | 田近介人 | 捕手 | 2年生 | 愛知 | 猪子石 | 東海ボーイズ | 右/右 | 167/67 |
3 | 前田健伸 | 内野手 | 2年生 | 山口 | 末武 | 山口東シニア | 左/左 | 176/90 |
4 | 繁永晟 | 内野手 | 2年生 | 福岡 | 築城 | 飯塚ボーイズ | 右/右 | 174/77 |
5 | 宮下隼輔 | 内野手 | 2年生 | 愛知 | 大府南 | 東海中央ボーイズ | 右/右 | 175/82 |
6 | 藤原夏暉 | 内野手 | 2年生 | 大阪 | 南池田 | 大阪和泉ボーイズ | 右/両 | 176/77 |
7 | 野間翔一郎 | 外野手 | 2年生 | 山口 | 周陽 | 山口東シニア | 左/左 | 180/72 |
8 | 池田陵真 | 外野手 | 2年生 | 大阪 | 和泉 | 忠岡ボーイズ | 右/右 | 172/82 |
9 | 花田旭 | 外野手 | 2年生 | 大阪 | 新喜多 | 西淀ボーイズ | 右/右 | 186/82 |
10 | 関戸康介 | 投手 | 2年生 | 高知 | 明徳義塾 | 中学軟式野球 | 右/右 | 178/80 |
11 | 竹中勇登 | 投手 | 2年生 | 岡山 | 金光 | 倉敷ビガーズ | 右/右 | 178/80 |
12 | 松尾汐恩 | 捕手 | 1年生 | 京都 | 精華 | 京田辺ボーイズ | 右/右 | 176/69 |
13 | 海老根優大 | 外野手 | 1年生 | 千葉 | こてはし台 | 京葉ボーイズ | 右/右 | 181/85 |
14 | 川井泰志 | 投手 | 1年生 | 群馬 | 桐生中央 | 桐生ボーイズ | 左/左 | 186/76 |
15 | 西川音羽 | 投手 | 2年生 | 広島 | 宮浦 | 三原中央シニア | 右/右 | 180/83 |
16 | 藤田翔太 | 外野手 | 2年生 | 兵庫 | 志方 | 神戸中央シニア | 右/左 | 170/75 |
17 | 石川雄大 | 内野手 | 2年生 | 大阪 | 岸城 | 忠岡ボーイズ | 右/右 | 180/78 |
18 | 小谷太誠 | 内野手 | 2年生 | 鳥取 | 桜ケ丘 | 鳥取中央シニア | 右/左 | 174/84 |
19 | 別所孝亮 | 投手 | 1年生 | 岐阜 | 広陵 | 岐阜中濃ボーイズ | 右/右 | 183/78 |
20 | 山本颯大 | 捕手 | 2年生 | 大阪 | 堅下北 | 河南シニア | 右/左 | 172/75 |
大阪桐蔭高校センバツ野球部スタメン
2021年11月の明治神宮野球大会(高校野球) 全国大会 決勝・広陵高校との対戦は、以下のスタメンで行われ見事に優勝を果たしました。
打順 | 守備 | 名前 | 学年 |
1 | 三・一 | 伊藤櫂人 | 2年生 |
2 | 右 | 谷口勇人 | 2年生 |
3 | 捕 | 松尾汐恩 | 2年生 |
4 | 一 | 丸山一喜 | 2年生 |
5 | 中 | 海老根優大 | 2年生 |
6 | 左 | 田井志門 | 2年生 |
7 | 二 | 星子天真 | 2年生 |
8 | 遊 | 鈴木塁 | 2年生 |
9 | 投 | 別所孝亮 | 2年生 |
大阪桐蔭高校センバツ野球部メンバー注目選手
谷口勇人
名前:谷口勇人
出身地:大阪府
身長:174cm
体重:75kg
投打:左投左打
ポジション:外野手
最高球速:141km
出身中学:久御山町立久御山中学校
出身高校:大阪桐蔭高校
谷口勇人選手は大阪桐蔭高校に進学すると高校2年の明治神宮野球大会では見事に優勝を果たしました。
伊藤櫂人
名前:伊藤櫂人(いとう かいと)
出身地:岐阜県
生年月日:2004年9月30日
年齢:17歳
身長:178cm
体重:74kg
投打:右投右打
ポジション:内野手(サード)
出身高校:大阪桐蔭
伊藤櫂人選手は小学1年生から野球を始める。
ドラゴンズベースボールアカデミーのエキスパートコース受講生で、中学時代は中学硬式野球チーム「西濃ボーイズ」に所属。
2019年5月、日本ボーイズリーグ中日本ブロック8支部で行われた選抜トライアウトを経て、イタリア・ローマで開催された「第38回世界少年野球大会」の日本代表に選出。
同大会ではリーダーシップを評価されキャプテンに抜擢されると予選・決勝を通じ本塁打2本、二塁打4本を記録。
決勝でアメリカに7-1で勝利し、2年ぶりに世界大会優勝に大きく貢献し大会MVPを受賞しています。
前田悠伍
生年月日:2005年8月4日
年齢:16歳
出身地:滋賀県
出身中学校:長浜市立高月中学校
出身高校:大阪桐蔭高等学校
投打:投左打
身長:179cm
体重:73kg
ポジション:投手
最高球速:145km
前田悠伍選手は大阪桐蔭高等学校に進学すると1年夏から先発ローテーション入り。
全国高校野球選手権大会ではベンチ入りを果たし、明治神宮野球大会で優勝に貢献しています。
大阪桐蔭高校野球部メンバー2021の進路
今中 慎二
桐山 明佳
大西 崇之
背尾 伊洋
萩原 誠
渕脇 芳行
川井 貴志
森本 学
北川 利之
谷口 悦司
水田 圭介
福井 強
桟原 将司
岩田 稔
中村 剛也
西岡 剛
三島 輝史
高島 毅
平田 良介
辻内 崇伸
丸毛 謙一
岡田 雅利
中田 翔
浅村 栄斗
江村 直也
西田 直斗
澤田 圭佑
藤浪 晋太郎
森 友哉
香月 一也
青柳 昴樹
高山 優希
山足 達也
中村 和希
根尾 昂
横川 凱
藤原 恭大
柿木 蓮
福田 光輝
正隨 優弥
中田 惟斗
仲三河 優太
中村剛也(西武内野手)
中田翔(巨人内野手)
浅村栄斗(楽天内野手)
関戸康介
守備:投手
身長/体重:179.0cm/81.0kg
投打:右投右打
球速:154km/h
遠投:110m
50m走:6.4秒
小学時代には福岡ソフトバンクホークスジュニア選抜に合格しており、小学6年の時には12球団ジュニアトーナメントで最速129㎞をマーク。
明徳義塾中学3年時には2018全日本少年夏季軟式野球大会で全国準優勝を経験。
均整のとれた体格の本格派右腕で中学の軟式146キロを記録していました。
やや動く球を投げ、カーブ・スライダー・カットボール・スプリットを変化球を駆使して討ち取る投球スタイル。
松浦慶斗
守備:投手、内野手
身長/体重:186.0cm/90.0kg
球速:151km/h
遠投:90m
50m走:6.7秒
長身で恵まれた体格の本格派左腕。
マウンド上では小さく周り、力強い状態で球を押し込む。最速は150キロを越え、スライダー、カーブ、スプリット、ツーシームを投げる。
小学6年時には2015日本ハムジュニアで活躍。中学1年時には日本代表に選出されカル・リプケン12歳以下の世界大会に出場。決勝のアメリカ戦などを含む3戦に登板し、世界制覇に貢献しています。
球速は旭川大雪ボーイズ時代に138キロを記録し、中学3年時の日本少年野球選手権でベスト8入り。
多くの強豪校から誘いを受ける中、大阪桐蔭進学を決めると、
最速150キロで伸びのある速球を武器にスライダー・カーブ・スプリットなどを駆使して投球します。
長身ながら体幹がぶれず、美しいフォームで力のあるボールを内外に投げ込みます。
池田陵真
守備:捕手、外野手
身長/体重:172.0cm/82.0kg
投打:右投右打
中学3年時には2018年第4回 WBSC U-15ワールドカップの日本代表に選出され4番・主将を務めた2021年の大阪桐蔭高校の主将。
小柄ながら忠岡ボーイズ時代は「右の森友哉」とも称され、1学園上の藤原恭太と同じオリックスバッファロージュニア出身
ガッチリとした筋肉質の体格から繰り出される鋭いスイングあh、打球のスピードが速く野手のグラブを弾くほど強烈な打球
準決勝・履正社戦では、3本の2塁打を含む5打数4安打1打点。大阪大会決勝までの6試合で18打数13安打、打率.722と超高校級の記録を残しています。
大阪桐蔭高校野球部の監督
大阪桐蔭高校野球部の監督は1988年から指導している監督歴33年目の西谷浩一さんです。
名前:西谷浩一
生年月日:1969年9月12日
年齢:51歳
出身地:兵庫県
出身高校:報徳学園高校
最終学歴:関西大学
歴代3位の甲子園春夏通算56勝、春夏通算の優勝7度は歴代1位。
少年野球チームでのポジションはキャッチャー
報徳学園高校では2年秋の近畿大会出場するも初戦敗退。
高校3年生のときに甲子園出場のチャンスを得たものの、不祥事により県大会出場辞退となりました。
大阪桐蔭の初代監督を務める長澤和雄に誘われ関西大学に一浪で進学。
捕手として入部すると2年秋からは控え捕手としてベンチ入りしチームを切り盛り。
4年時は主にブルペン捕手ながらも主将を任されていました。
大学卒業後、母校・報徳学園でコーチを一時務めた後、1993年から長澤和雄さんに請われ大阪桐蔭高校コーチに就任。1998年秋に同校の監督に就任しています。
現在までに1年間だけコーチに退いたことがあるものの、基本的に監督を続け、浅村栄斗を擁する2008年夏の選手権で2度目の全国制覇を達成。
2012年春のセンバツでは藤浪晋太郎、森友哉のバッテリーを擁して初の選抜優勝を果たすなど大阪桐蔭高校を平成時代の超強豪校に導いています。
「野球日誌」を導入している指導者でもあり、チームで共有している野球日誌もあれば、選手個人の野球日誌もあり、毎日の指導に大きな役割を果たしているそうです。
史上初のとなる甲子園連覇の3度達成を記録したことから、2019年に第6回ジャパンコーチアワード最優秀コーチ賞を受賞しています。
西谷浩一監督率いる大阪桐蔭高校野球部は甲子園出場が当たり前の常勝校となったばかりか、プロ入りする選手を量産するプロ養成学校ともなってきました。
おやつカンパニーが製造するベビースターラーメンが好物で、教え子である藤浪晋太郎が年明けに母校・大阪桐蔭高で自主トレする際に差し入れとして持ち込むのが恒例行事
春:出場10回 ・23勝6敗・優勝3回(2012年、2017年、2018年)
夏:出場9回・33勝5敗・優勝4回(2008年、2012年、2014年、2018年)
通算:出場19回・56勝11敗・優勝7回
大阪桐蔭高校野球部の戦績
■大阪桐蔭高校甲子園戦績
出場回数:春の選抜13回、夏の選手権:11回
優勝:8回
準優勝:0回
■大阪桐蔭高校2021戦績
秋季府大会 優勝
秋季近畿大会 準優勝
第93回春選抜大会 1回戦で敗退
春季府大会 優勝
春季近畿大会 優勝
夏季府大会 優勝
第103回夏季選手権大会 2回戦で敗退
■大阪桐蔭高校2020戦績
秋季府大会 優勝
秋季近畿大会 準優勝
夏季大阪府独自大会 ベスト4
■大阪桐蔭高校2019戦績
秋季府大会 準優勝
秋季近畿大会 ベスト8
春季大阪府大会 5回戦で敗退
夏季大阪府大会 ベスト8
■大阪桐蔭高校2018戦績
秋季府大会 優勝
秋季近畿大会 優勝
明治神宮大会 ベスト4
第90回選抜大会 優勝
春季府大会 優勝
春季近畿大会 優勝
夏季北大阪大会 優勝
第100回選手権大会 優勝