MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の優勝候補でありなおかつ、
2020年東京オリンピック日本代表の最有力候補と目されていた大迫傑さんがよもやの第3位となり、
MGCで日本代表の内定を勝ち取ることはできませんでした。
他の選手と3枠目を争うことになるものの、大迫傑さんの持つ日本記録更新が条件となっているので、
大迫傑さんの2020年東京オリンピック日本代表内定はほぼ確実視されているものの、
ピアスに坊主という以前とはまるで違った風貌の大迫傑さんが話題となっています。
大迫傑がピアス坊主の理由は何?嫁の影響?心理的なもの?ゲン担ぎ?
大迫傑さんがなぜ両耳にピアスをして坊主頭にしたのかというと、
MGC前のインタビューで心境を語っている記事がありました。
どうやら2018年の夏にはピアスに坊主にしようと考えていたものの、
周囲の評判などを気にして踏み切ることができなかったんだそう。
けれども「今の僕のありたい姿って何だろうと考えたら、やればいいじゃん」
と吹っ切って、常に自分らしくあるために、ピアスに坊主を決断したようです。
2019年6月27日のインスタグラムの投稿に
ピアスで坊主頭の大迫傑さんのセルフィも投稿されています。
スポーツ選手(陸上選手)がピアスをするなんていかがなものか?
という風潮があるものの、過去にもピアスをして協議に臨んだ人もいます。
現役時代は100メートルハードルに出場していた城下麗奈さんは、
へそピアスをして試合に出場していましたし、
大迫傑さんさんと同じくMGCに出場し惜しくも4位に終わった松田瑞生さんも、
ピアスをしてマラソンに挑んでいます。
サニブラウンもピアスをしていることで有名ですよね。
大迫傑さんのピアス坊主に関しては、一部では「バイセクシャルなのか?」という意見も見られましたが、
すでに結婚をして奥様(嫁)もいらっしゃいます。
大迫傑さんのお嫁さんが非常に献身的な方で、元SKE48の橋本あゆみさんですが、
アスリートの旦那を支えるために、育児の合間に勉強をして
- アスリートフードマイスター
- アクティブスリープ指導士
といった資格を取得し大迫傑さんの競技生活をサポートしているそうです。
ピアス坊主の大迫傑の愛用シューズはナイキ「ズームエックス ヴェイパーフライ」
米国に拠点を置いて5年以上が経過する大迫傑さんは見た目こそピアス坊主と大幅に変わったものの、
シューズに関しては、初マラソン以来ずっとナイキ「ズームエックス ヴェイパーフライ」の履き続けているそうです。
メディアでは「厚底ランニングシューズ」とも呼ばれたりしますが、
MGCでは大迫傑さん以外にもたくさんの選手が「ズームエックス ヴェイパーフライ」を履いて
レースに臨んでいる姿が放送され、ツイッターのトレンドでも「ピンクシューズ」が上位に入っていました。
以前の24時間テレビでマラソンを走ったハリセンボン・春菜も、
「ズームエックス ヴェイパーフライ」を履いて本番に臨んだようで、
特徴はとにかく超軽量なこと。
25cmサイズで165gほどの重量しかなく、トイレットペーパー1ロール以下の軽さしかありません。
MGCで大迫傑さんは最新モデルの
「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」を履いていたようです。
ピアス坊主の大迫傑のコーチは誰?ピート・ジュリアンって?
大迫傑は2017年4月のボストンが初マラソンながら2時間10分28秒を記録すると、
同じ年の12月に行われた福岡国際マラソンで3位の2時間7分19秒、
そして2018年10月のシカゴマラソンでは日本記録新記録となる2時間5分50秒マークし
1億円の報奨金を手に入れました。
この時に1億円の使用用途を問われると「コーチのピート・ジュリアンに送りたい」と話していました。
ピート・ジュリアンとはどんな人なのかというと、
大迫傑さんが所属するチーム「ナイキ・オレゴン・プロジェクト」で
それこそ二人三脚でマラソンに取り組んでいるコーチです。
1971年5月11日生まれの方で2019年で48歳になりますね。
ピート・ジュリアンも現役時代は、大会で優勝するような実績はなかったものの、
アメリカ国内外で開かれたマラソンやクロスカントリー大会に出場していたアスリート。
現役引退後にクロスカントリー競合で知られるワシントン大学でコーチをはじめ、
その後、2012年からナイキ・オレゴン・プロジェクトに参画して現在に至ります。
ナイキ・オレゴンプロジェクトとは
「打倒アフリカ勢!」を目標としたチームで、
アメリカ以外の国からでも所属することができるものの、
大迫傑さんはアジア人初選出なんだそうです。
所属できるのは10人前後の選ばれたエリート選手のみなので、
大迫傑さんにはぜひ、オリンピックで活躍する姿を見せてもらいたいですね。