大沢たかおさんは数多くのドラマや映画に出演を果たしていますが、
代表作と言えばやはり第3回東京ドラマアウォード 主演男優賞などの賞を受賞した「JIN-仁-」ではないでしょうか。
「JIN-仁-」が放送されたのはもう10年も前の2009年のことで、
大沢たかおさんのドラマ映画出演歴を調べると、このころから徐々に露出が減っていて、
2016年からほぼ休業と言えるほどテレビで見かけなくなりました。
大沢たかおさん自身も、「徹子の部屋」にゲスト出演をして休業理由を激白しています。
大沢たかお休業理由を徹子の部屋で激白!
大沢たかおさんといえば40代独身芸能人で2位に選ばれたこともあるように、
もともとはモデルとして活躍をしていた人。
1994年のドラマ「君といた夏」に出演をし始めたあたりから、
映画やテレビ、舞台などで演技をする姿をたびたび見かけるようになり、
2000年代の10年間は大沢たかおさんの独壇場と言っても過言ではありませんでした。
各方面から引っ張りだこだった大沢たかおさんですが、
2015年に大河ドラマ「花燃ゆ」に出演を最後にドラマの出演は途絶え、
映画も2015年3月公開の「風に立つライオン」が最後となっていました。
人気も実力も申し分のなかった大沢たかおさんがなぜ、
ここまで露出が減った理由は、家族関係で問題が起きたとか、
何か事業に関わっていたとかそういったことが理由ではなく
「ドキドキしなくなってきた」ことが休業理由と語っています。
大沢たかおさんとしては、俳優としての活動が
なんとなく単調化していたということでしょうね。
一般人にとっては何ともうらやましい悩みですが、
大沢たかおさんにとっては、仮に復帰できなくても構わないと思うほど、
休業が必要だと判断したのではないかと思われます。
大沢たかおは休業中もミュージカル「王様と私」ロンドン公演出演!
大沢たかおさんは休業中、基本的には学生時代から夢だった
アメリカの大学に留学をしていて、勉学に励んでいたとのこと。
大沢たかおさんは日常英会話ならば問題なくできる英語力を身に着けていたそうなので、
単なる語学留学ではなくて本格的に学びたいことがあったんじゃないでしょうか。
ただ、大沢たかおさんは休業中も完全に芸能人としての仕事をしていなかったわけではなく、
東日本大震災で亡くなった方、行方がわからない方の写真と家族からの
メッセージを紹介する「こころフォト」という番組でナレーションを務めていたり、
チューハイ『KIRIN本搾り』のCMにも出演をしています。
最も大沢たかおさんが力を入れて取り組んでいたのはおそらくは、
渡辺謙が主役の1人を演じるミュージカル『王様と私』の出演ではないかと思われます。
大沢たかおさんの英語力を見込んで、渡辺謙さんが直々に出演を依頼したようで、
いつもならば「王様」役を演じている渡辺謙さんがお休みの日には代役として、
なんと大沢たかおさんが「王様」を担当していたようです。
ちなみに、大沢たかおさんは、
日本のミュージカルの帝王の蜷川幸雄さん演出で
1995年に舞台デビューしていてその舞台デビューの場所がイギリスだったという
ちょっとした因縁めいたものもあります。
大沢たかお休業後は「王様と私」や「キングダム」など続々出演!
大沢たかおさん出演のミュージカル『王様と私』は
2019年7月11日(木)~8月4日(日)に東京での凱旋公演が行われ、
渡辺謙が演じる「王様」を支える「首相」の役を熱演していました。
さらに2019年4月に公開された映画「キングダム」に秦の大将軍の「王騎」役で出演。
キングダムといえば古代中国の王朝・秦を舞台とした漫画が原作で、
累計発行部数が3600万部の大人気コミック。
元々プライベートでも海外に行くことが多かったようなので、
英語堪能だったことが大沢たかおさんの演技力の幅をグンと広げたのではないでしょうか。