オリオン座流星群は1時間当たりの流星の数が多く、明るい流星も多くみられるので観測しやすい流星群として毎年人気のあります。
例年、ほぼ決まった日にちに極大日(ピーク)を迎えるので、オリオン座流星群を心待ちにしている人も多いんじゃないでしょうか。
オリオン座流星群2022関東(東京)のピーク時間帯は何時から何時まで?
オリオン座流星群は、みずがめ座η流星群と同じくハレー彗星を母天体とする流星群。
オリオン座流星群は、三大流星群(しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群)のように派手ではありませんが、毎年安定して見えます。
少なくとも1時間に5~10個ぐらいの流星を観測することができますが、2006年のように流星数が大量発生して1時間に50個~100個も観測されれるケースも珍しくありません。
オリオン座流星群は毎年、
10月2日~11月7日
という決まった時期に出現していて、極大日(ピーク)を迎えるのも毎年
10月21日(月)
10月22日(火)
あたり
オリオン座流星群2022が最高のピークを迎える日時は10月22日午前3時ごろ。
流星群の出現数のグラフは山型になります。その頂点が22日頃で、前後数日間は見えます。
さらに2022年は月明かりもあまり気にならない好条件で観測チャンスがありそうです。
また現時点の天気予報だと東京では10月21日から10月22日にかけて曇りガチなので、
雲や月の光に邪魔されない場所・方角から観測する
日没から夜明け前のくらい時間帯に観測する
観測に適した暗い場所を選ぶ
といった工夫をすることで、オリオン座流星群2022の観測は十分に可能です。
東京を含む関東では21時を過ぎる頃には、オリオン座流星群2022の観測に適した時間帯と言えます。
1時間に100個などと書いているブログもみられますが、実際はその数分の1以下ということがよくあります。
理想的な条件(街灯や月明かりがなく快晴、放射点高度が最大、そのとき出現のピーク)のとき これくらい見えるはずだという最大数を予測していますから、条件が悪くなるほど見える流星は減っていきます。
真夏(8月)のペルセウス座流星群などは、縦軸に出現数、横軸に日時としたグラフに描いたとき、極大のピークが緩やかなので、前後数日間は流星の多い夜が続きます。
オリオン座流星群は、特別ピークが緩いわけでもありませんが、条件が揃えば極大前日の明け方などは狙い目です。