未来は大化けにするに違いないアスリートの卵を紹介する「ミライモンスター」に、
水泳自由形で前人未到のインターハイ3連覇を達成した大内紗雪さんが登場。
東京オリンピックでの活躍も期待される大内紗雪さんについて、
プロフィールや驚きのトレーニング方法などを紹介していきます。
大内紗雪のプロフィール(出身中学,家族など)は?
- 生年月日:2002年1月5日
- 年齢:17歳(2019年8月現在)
- 出身地:神奈川県
- 身長:162㎝
- 体重:55㎏
- 出身中学:藤沢市立明治中学校
- 高校:日本大学藤沢高等学校
- 所属:ダンロップスポーツクラブ藤沢
大内紗雪が2019年現在通っている日本大学藤沢高等学校(日大藤沢)と言えば、
水泳だけじゃなくて、高校や野球やサッカーなどスポーツ全般の強豪校として知られていますね。
サッカーでは2014年度の日本選手権でベスト4、2017年のインターハイでは
市立船橋から劇的な勝利を挙げて準優勝などの実績を上げていますし、
野球部も過去に4度の甲子園出場経験があり、
2019年は惜しくも地区予選決勝で負けてしまいました。
大内紗雪の父親「大内克泰」もすごい!
大内紗雪自身も実績も中学校1年生のころからずば抜けたものがありますが、
実はお父さんの大内克泰さんもなかなかすごい人です。
- 身長204cm位
- 体重128kg位
といった恵まれた体格を持っていて、長年、水泳に携わっているそうです。
現在は、
- 健康生活向上コーディネーター
- ライフキネティックマスタートレーナー
- 日本スイミングクラブ協会 関東支部理事
- 日本ポールウォーキング協会認定指導員
- 日本小児保健協会会員
- 日本抗加齢医学会会員
といった肩書を持っており、健康生活向上コーディネーターについては、
大内克泰さんが代表を務める会社のサービスの一つです。
大内紗雪のトレーニング「ライフキネティック」って?
大内紗雪さんについて語る上で欠かせないのが、独特なトレーニング方法です。
父親の大内克泰さんが「ライフキネティックマスタートレーナー」という資格を持っていて、
運動をしながら脳を働かせる(脳を刺激する)ために異なる2つの動作(作業)を同時に行います。
具体的にどんなことをするのかというと、
動画を見てもらったほうが早いのでいくつか用意しました。
見てもらうとわかる通り、左右で違う動きをするなど、
慣れない動作を同時に行うことによって、脳に適度な刺激を与え、脳の働きを活性化させていきます。
脳細胞同士のつながりを司る「シナプス」という組織の働きを活性化させる効果があると様々な研究によってライフキネティック・トレーニングが実証されています。
ライフキネティック・トレーニングを行うことで、
ストレスが軽減されて集中力が高まり、
認知能力を向上させるといった効果が期待されていて、
水泳では下記の3つの効果があるとされています。
- 水中での姿勢の維持
- 力のコントロール
- 水をつかめる感覚
実際にシドニー五輪銅メダリストの田中雅美さんも、
大内紗雪さんのフォームを見たときに、
入水時にほとんど泡が立たず、可能な限り水の抵抗を減らして、
無駄のないフォームで泳いでいると絶賛しています。
大内紗雪さんが水泳を始めたきっかけは?
大内紗雪さんが水泳を始めたのはなんと生後6ヶ月から!
両親が共に元水泳選手で水泳コーチだった影響ですが、
池江璃花子選手と似たような環境ですね。
ただ生後6ヶ月でいきなりクロールや平泳ぎができるわけじゃないので、
最初は水に浮かんで楽しむレベルだったとは思います。
大内紗雪さんが小学校の時点でも抜群のキック力(バタ足)をほこり、
めきめきとタイムを伸ばしていったそうですが、
頭角を現したのは中学生に入ってからになります。
ただ、小学生のころは練習すればするほどタイムが伸びていたのに、
中学生になると伸び悩みを魅せるようになり、
1学年上の池江璃花子選手のフォームを熱心に研究。
池江璃花子選手はすでに超有名人で憧れの存在だったようですが、
注意深く観察をした結果、腕を大きく回して泳いでいる事を発見。
その他にも気づいた点を取りれて大内紗雪さんも
池江璃花子選手と同じように泳ぎ方を変えてみると
伸びや悩んでいたのが嘘のように急激にタイムが伸び始めます。
大内紗雪の受賞歴・大会優勝実績は?
2014年(中学1年生)
- 全国中学校水泳競技大会:50m自由形 27秒41 29位
2015年(中学2年生)
- 全国中学校水泳競技大会:50m自由形:25秒90 優勝
- 全国中学校水泳競技大会:100m自由形:57秒21 優勝
- ジュニアオリンピック杯:50m自由形:26秒02 優勝
- ジュニアオリンピック杯:100m自由形:56秒73 優勝
2016年(中学3年生)
- 全国中学校水泳競技大会:50m自由形 25秒48 優勝
- 全国中学校水泳競技大会:100m自由形 56秒10 優勝
- ジュニアオリンピック杯:短水路(25m) 準優勝
- アジア選手権:400mリレー(アンカー) 準優勝
2017年(高校1年生)
- 日本選手権:50m自由形:25秒41 2位
- 日本選手権:100m自由形:55秒33 4位
- 日本選手権:50mバタフライ 26秒11 優勝
2018年(高校2年生)
- 日本選手権:50m自由形:25秒40 4位
- 日本選手権:100m自由形:55秒94 8位
- ジャパンオープン:女子50m自由形:25秒25 3位
- インターハイ:50m自由形:25秒33 優勝
- インターハイ:100m自由形:55秒59 優勝
2019年(高校3年生)
- 日本選手権:50m自由形:25秒37 4位
- 日本選手権:100m自由形:55秒24 6位
- インターハイ:100m自由形:56秒20 優勝
大内紗雪のinstagram,twitterアカウントは?
大内紗雪さんのinstagramやtwitterアカウントを探してみたところ、
facebookアカウントは見つからなかったものの、
instagramとtwitterにはそれぞれアカウントが見つかりました。
大内紗雪さんと池江璃花子さんのライバル関係は?
大内紗雪さんが池江璃花子さんと初めて会ったのは中学校の1年生の頃。
学年も1つ上で実力も頭一つ抜けていて、当初はあこがれの存在だったようですが、
大内紗雪さんの実力が徐々に池江璃花子さんに逼迫するようになります。
現在は池江璃花子選手も「絶対に負けたくない」と
大内紗雪さんに対してライバル心をむき出しするほどですが、
仲は決して悪くはないようです。
お互いに刺激し合えるよきライバルといった感じで、
先ほどのインスタグラムでも大内紗雪さんと池江璃花子さんが、
2人で仲良く写っている画像も投稿されています。
池江璃花子さんは今は病気療養中なので、
その分も大内紗雪さんにはどんどん頑張ってもらいたいですね!