outlook@communication.microsoft.comから届く
「アクションが必要です:一部のサード パーティのメールおよびカレンダー アプリにアクセスできなくなる可能性があります」と言うメールについて。
本物のmicrosoftからのメールなんでしょうか？偽物？
outlook@communication.microsoft.com「アクションが必要です」メール本物？
outlook@communication.microsoft.comから届く
「アクションが必要です:一部のサード パーティのメールおよびカレンダー アプリにアクセスできなくなる可能性があります」と言うメールについて、マイクロソフトが 2024 年 9 月 16 日 以降、基本認証 を使用して Outlook アカウントにアクセスするサードパーティ製アプリを無効にすることを通知するものです。
この変更により、以下のアプリで Outlook アカウントにアクセスできなくなります。
- 基本認証 を使用して Outlook.com に接続するように構成された POP または IMAP を使用するメール アプリ
- 基本認証 を使用する古いバージョンの Outlook デスクトップ アプリ
outlook@communication.microsoft.com「アクションが必要です」メールの理由
マイクロソフトは、基本認証 は古い認証方法であり、セキュリティ上のリスク が高まっているため、この変更を実施します。
基本認証 の主なリスクは以下の通りです。
- 盗聴の容易さ: 攻撃者は、ネットワーク上のデータを盗聴することで、ユーザーの パスワード を簡単に取得できます。
- 古い技術: 基本認証 は古い技術であり、最新のセキュリティ標準を満たしていません。
- 他のサービスへの悪用: 盗まれた パスワード は、他の Microsoft サービス に不正アクセスするために使用される可能性があります。
影響を受けるアプリ
この変更は、基本認証 を使用するすべてのサードパーティ製アプリに影響を与えます。
具体的には、以下のアプリが影響を受けます。
- POP または IMAP を使用して Outlook.com に接続するように構成されたメール アプリ
- 古いバージョンの Outlook デスクトップ アプリ (2013 年以前のバージョンの Outlook など)
- 基本認証 を使用するその他のサードパーティ製アプリ
outlook@communication.microsoft.com「アクションが必要です」メール対応方法
この変更の影響を受ける場合は、以下のいずれかの方法で対応する必要があります。
1. モダン認証をサポートするアプリに切り替える
モダン認証 をサポートするアプリに切り替えることで、2024 年 9 月 16 日 以降も Outlook アカウントにアクセスし続けることができます。
モダン認証 をサポートするアプリの例は以下の通りです。
- 最新バージョンの Outlook デスクトップ アプリ (2013 年以降のバージョンの Outlook など)
- Outlook モバイル アプリ (iOS、Android 用)
- Web 版 Outlook (https://outlook.com/)
2. Outlook.com/Exchange [無効な URL を削除しました] 同期に切り替える
POP または IMAP を使用する代わりに、Outlook.com/Exchange 同期 を使用して Outlook アカウントに接続することができます。
Outlook.com/Exchange 同期 を使用するには、以下の手順が必要です。
- 新しい Outlook デスクトップ プロファイルを作成します。
- 自動アカウント構成を使用して、Outlook.com アカウントを追加します。
3. アプリを更新する
一部のアプリは、基本認証 から モダン認証 への移行をサポートするために アップデート が提供されています。
アプリの開発者に問い合わせて、アップデート が利用可能かどうかを確認してください。
まとめ：outlook@communication.microsoft.com「アクションが必要です」メール
outlook@communication.microsoft.com から「アクションが必要です:一部のサード パーティのメールおよびカレンダー アプリにアクセスできなくなる可能性があります」というメールが届いたのは、マイクロソフトが認証方式をより安全性の高いものに変更するためです。 この変更により、古い認証方式である「基本認証」を利用している一部のサードパーティ製メールアプリやカレンダーアプリでは、Outlookアカウントへのアクセスができなくなる可能性があります。
マイクロソフトは、この変更を段階的に進めており、2024年9月16日以降は基本認証を使用したOutlookアカウントへのアクセスは完全にできなくなります。
メールで案内されている変更内容は、マイクロソフトの公式ページに記載されています。
ユーザーが取るべき対策としては、利用しているメールアプリが最新版であることを確認し、必要であればアプリの再設定を行う必要があります。
具体的な対応方法は、利用しているメールアプリによって異なります。 ソースでは、Outlook for Windows、Mozilla Thunderbird、Apple Mailなど、いくつかのメールアプリにおける具体的な対応策が紹介されています。
もし、利用しているメールアプリが最新版に対応していない場合は、マイクロソフトは無料で利用できるOutlookアプリを推奨しています。 Outlookアプリは、Windows、Mac、iOS、Androidで利用できます。
今回の変更は、古い認証方式である「基本認証」にセキュリティ上のリスクがあるために行われています。基本認証は、ユーザー名とパスワードを平文で送信するため、盗聴されるリスクがあります。
マイクロソフトは、より安全な認証方式である「OAuth2」への移行を推奨しています。 OAuth2は、アクセストークンと呼ばれる特別なトークンを用いることで、ユーザー名やパスワードをアプリに直接入力することなく、安全に認証を行うことができます。
今回の変更は、ユーザーのアカウント情報を保護するための重要な変更です。 メールで案内されている内容を確認し、早めに対応することをお勧めします。
