オーバーロードでシャルティアが精神支配されていたのは、結局、誰の仕業だったのでしょうか?
アンデッドで精神作用は無効のはずなのにシャルティアはなぜ精神支配されて裏切りをしたんでしょうか?血の狂乱?
オーバーロードでシャルティアの裏切り|なぜ精神支配?血の狂乱?
シャルティアにワールドアイテムで精神操作したのは漆黒聖典です。
200年前、あるいは500年前、定期的にプレイヤーと思われる存在が現れていた事がそれぞれ神とされたり英雄とされたりの伝承として断片的に語り継がれています。
その一辺がスレイン法国の秘密部隊、漆黒聖典の第一次席と番外次席です。六大神の血を覚醒させた神人とされ、この六大神はプレイヤーではないかというのが示唆されています。
遭遇時のシャルティアの投擲で1人死亡1人重症、動かなくなったシャルティアを捕えようとして1人死亡してやむなく撤退しました。この時シャルティアは第一席次はソリュシャン以上と評価しています。またのちに第一席次はこの時遭遇したシャルティアを漆黒聖典でも更に規格外とされる番外席次、と同等の強さと語っている場面があります(ただしこれは第一席次はシャルティアのフル装備を見ていませんでした。強大なモンスターは力に奢り装備などしない筈だから伝説級のアイテムで身を固めている番外席次と同程度だろうという感じで)
この時なぜ漆黒聖典がそこにいたのかと言えば、アインズがカルネ村に来たニグンを倒した時、スレイン法国からニグンを魔法で監視していた巫女にアインズの攻性防壁が作動して死亡(アインズはエクスプロージョンなんて弱い魔法だが脅し程度になっただろう、的な事を言ってましたが大惨事です)。この事件により、かの竜王でも復活したのかとスレイン法国最強部隊である漆黒聖典が調査に来ていた所にシャルティアと遭遇。なのでワールドアイテムなんて至宝を都合よく持って来ていた訳です。
また竜王国の女王も「ブライトネスドラゴンロード(やはりプレイヤーかNPCと思われる)」の血が1/8流れており多大な犠牲を払う事で「始原の魔法」を使う事が出来るとされています。
またアーグランド評議会にもかつて八欲王(おそらくプレイヤー)に滅ぼされた竜帝(これもプレイヤーかNPCか)を父にもつツアーという、現代に生きる最強のドラゴン、とされる者が出てきます。
要するにこれらがプレイヤーの子孫たちですね。
オーバーロードでシャルティアの裏切りさせた血の狂乱とは?
モモンガが、ワールドアイテムと言う元のゲーム「ユグドラシル」での反則クラスのアイテムの存在と、それが使用されたことを確信したのは、
「課金してまで手に入れた指輪によって、ほぼリスク無しで使えるはずの超位魔法『星に願いを』が発動されたにもかかわらず、その効果が打ち消されたから」
です。
超位魔法を打ち消すことが出来る反則はワールドアイテムじゃないとゲームシステム的にあり得ない、からです。
これは、
「本来精神支配にかからないはずの、アンデッドであるシャルティアにも効果が発動している」
という状況と合致してます。
ワールドアイテムは、無茶を押し通す存在ですから。
シャルティアの血の狂乱は、マイナス特徴で……要するにシャルティアは無茶苦茶強いですよね。
でも、ゲームバランス的に何でも自由にNPCを作らせると崩壊してしまう。
だからある一定以上の強さ(つまりプラス特徴)を求める場合はわざと不利なところがあるように設定しておいて(これがマイナス特徴)キャラメイクの時にバランスを取るわけです。
ガープスといTRPGはこういうシステムなので、元ネタは多分ここでしょう。
血の狂乱というマイナス特徴は、血を浴びすぎると理性を無くして知能が著しく低下(だったはず)であって、
「アンデッドは精神支配されない」
という、種族的特徴を失わせるものではないですね。
オーバーロードでシャルティアの裏切りで目玉は?
オーバーロードでアインズを一時的に裏切ることになったシャルティアでしたが、結局はアインズが超位魔法を使って勝負を終わらせます。
課金アイテムを使って時間短縮をしていて最後にシャルティアがそれを阻止しようとした時、目玉のようなものが出てきてシャルティアの行動が止まりましたがこれはアウラのスキル。
敵意をすぐ横に出現させる事でシャルティアの気を引きました。
アウラはずっとあの戦場で「空の目(スカイ・アイ)」と呼ばれる監視用のスキルを最初からずっと起動させて二人の戦闘を見ると共に、彼女本来の任務は
戦場を広範囲に監視して、この戦闘を遠くからでも見ている者を見つけ出すのが本来の任務です。犯人は現場に戻るではないですが、シャルティアを洗脳した後「なぜか」その場に放置した謎の者達を見つけ出したいのが、アインズの本来の目的でした。そこで探知能力に秀でたアウラにサポートにマーレをつけて、戦闘を覗きに来る者達がいれば捕まえるのが真の任務でした。
しかしあの戦場を見学に来る者はおらず、二人の戦闘も終わるというその瞬間、アインズが攻撃を一瞬躊躇した事で負けそうになります。
そこで任務外ですが現場を監視していたアウラが遠隔から急遽勝手に助太刀をしたのです。
シャルティアも最後にそれに気づいたから
ちび・・・
という台詞を言いながら消えていった。
製作者が仲が悪いって設定をしただけで実際にアウラとシャルティアの関係は喧嘩友達って感じであり嫌いあってるわけでもない関係。
監視スキルのスカイ・アイとは別のスキルで【吐息(ブレス)】といいます。
アウラは様々な効果のある成分の呼気を生成し、最長2キロの距離から標的にピンポイントで当てる事が可能です。
ハムスケにもその吐息を当てる事で強制的に恐怖心を煽り叩き起こしています。
狙撃が可能な近距離から監視していたアウラが、アインズのピンチに思わず吐息のスキル発動。シャルティアの背後に「敵意」が現れます(アニメでは何者かの目として描かれてましたが)。思わず振り返ったシャルティアは敗北。死の間際に彼女は「・・・ちび」と、アウラの事(チビスケ)を呟きつつ死んでいきます。
アニメでもこの台詞は残っているし、場面が切り替わると
【アウラが吐息を終わらせるシーンが】あります。
「ばーか」といった相手はシャルティアです。