パク・チャンジンとは2014年12月に起きたナッツリターン事件の当事者。
チーフ・パーサーとして大韓航空のチョ・ヒョナ副社長に謝罪をすることになりましたが、現在・その後は?
パク・チャンジン|ナッツリターン事件とは?
ナッツリターン事件は2014年12月5日にニューニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港から仁川国際空港へ向かう大韓航空の機内で発生。
韓国の財閥三世で当時の大韓航空副社長チョヒョナ(ナッツ姫)が、乗務員のナッツの出し方を不服として航空機を搭乗ゲートにリターンさせ、チーフ・パーサーを機内から降ろしたものです。
大韓航空の説明によれば、CAがナッツ提供の接客作法について「ナッツアレルギー乗客への対応マニュアルに従った行動だった」と説明したところ、怒りがさらにエスカレート
マニュアルを見せるように要求すると、その叫び声を聞いたチーフパーサーが、CAの代わりにマニュアルを見せようとタブレット端末を持ってきたが、正しいパスワードを入力できずログインできなかったため、マニュアルが見せられなかったという。
後に“ナッツ姫”と呼ばれた当時の大韓航空副社長のこの行為は韓国の人々を怒らせました。
パク・チャンジン|ナッツリターン事件のその後
韓国外のマスメディアが一斉にこの問題を報道したことから、事件は世界的に広く知られるようになった。
韓国国内の航空法第50条1項で「航空機の乗務員に対する指揮・監督は機長が行う」と規定されているため、自社の航空機に搭乗していた趙が機長に指示を与えたことは越権行為にあたるのではないかとの批判があった
審議委は同事件で大韓航空が運航規定に違反したと判断した。国土交通部の関係者は「創業家の不当な支配権が航空の安全に影響を及ぼしかねない状況が現在も持続しているという点を考慮し、課徴金に50%割り増しした」とし、過去最大の金額になったと説明した
さらに、後日行われた調査の結果、趙を不正に保護する目的で、会社ぐるみで趙に不都合な関係者の懐柔を画策したことが明らかになりおます。
航空機から降ろされたチーフパーサーが「会社から『自らの意思で航空機を降りた』と証言するよう強いられた」と証言しており、大韓航空が会社ぐるみでこの騒動を隠蔽しようとしたことが明らかになっています。
また、趙の兄が過去に市民を恫喝する発言をした事件が蒸し返されたり、実妹が「今回の事件では必ず復讐して、姉の敵を取る」とTwitterで発言したりしたことも韓国国民の反感を買うことになりました。
パク・チャンジン(ナッツリターン事件チーフ・パーサー)現在・その後は?
パク・チャンジンが大韓航空に入社したのは1996年。
政治に専念するため大韓航空を退職すると、労働者の人権を守る講演活動を行なっているという。
2017年に正義党に入党すると、2020年1月には客室乗務員時代に身に付けた清潔な身だしなみと礼儀正しさを武器に韓国・正義党の党代表選に挑戦しています。
正義党国民の労働組合特別委員長や副代表を務めるまでになっています。
まとめ:パク・チャンジン(ナッツリターン事件チーフ・パーサー)現在・その後は?
大韓航空は韓進グループなる財閥の世襲による同族経営の企業でした。この財閥の一人,要するに財閥令嬢がこの事件を引き起こしました。
当時の大韓航空副社長チョヒョナ(ナッツ姫)は庶民の感覚,一般人の感覚は持ち合わせていないのでしょう。
パク・チャンジンは現在も社会的地位が職業や肩書、資産によって決まる韓国の根深い階級社会で職場での「反虐待行為運動」を精力的に展開しています。
生年月日:1971年 6月28日
年齢:52歳
学歴:東亜大学 (観光学/学士)、漢陽大学国際観光大学院(国際観光学/修士)