パルワールド(Palworld)で専用サーバーの立て方について。
現在のパルワールドはクロスプレイには対応していないので「Steam 版」のみ専用サーバに接続できます。
専用サーバーを立てると、友人とプライベートでパルワールドを楽しむことができますが、専用サーバーの立て方にはVPS等でLinuxのUbuntu環境を構築するなどがあります。
パルワールド|32人専用サーバーの立て方
パルワールド(Palworld)で専用サーバーの立て方は、
Windowsパソコン SteamもしくはSteamCMD
Linuxパソコン SteamCMD
といったやり方があります。
Linux環境はハードルが高いため、ここではwindows環境での専用サーバーの立て方を紹介します。
専用サーバーの立て方1:Windows Steam
1
Steamを起動する
2
ライブラリタブを選択して画面左上にある「ゲーム、ソフトウェア」タブを開く
3
「ツール」にチェックを入れる
4
一覧からPalworld Dedicated Serverを選択してダウンロード
5
起動を選択して「Palworld Dedicated Serverをプレイ」にチェックをいれてプレイを押す
6
コンソール画面が出たらサーバーにログイン可能
黒い画面が表示されていれば起動に成功しています。
うまく接続できない場合はIPアドレスが正しいか、Windows上のセキュリティ設定は適切か確認してみてください。
専用サーバーの立て方2:Windows SteamCMD
1
SteamCMDをダウンロードしてセットアップ
2
コマンドプロンプトを起動して専用サーバーをダウンロードする
SteamCMDサーバーの立て方(公式サイト)
3
ダウンロード完了後にPalServer.exeを起動する
■専用サーバーのDLコマンド
steamcmd +login anonymous +app_update 2394010 validate +quit
SteamCMDが実行できるようになったらコマンドプロンプト上で上記コマンドを実行して専用サーバーをダウンロードします。
パルワールド|32人専用サーバーのポート開放設定は
■ポート開放のやり方
1 ファイアーウォールの設定を開く(「設定」→「Windwsセキュリティ」→「Windowsセキュリティを開く」→「ファイアウォールとネットワーク保護」→「詳細設定」)
2 送受信の規則に新しい規則を追加(新しい規則を開いたら、ポートにチェックを入れてUDPを選択後に8211を入力→接続を許可する→「プライベート」にチェックを入れて名前をつけて完了)
3 ポート開放ソフトを使ってポートを開放する
以下は、Steamが正常に動作するために、ルーターやファイアウォールで開いておく必要があるポートです。
Steamへのログインと、コンテンツのダウンロード用:
HTTP(TCPリモートポート80)と HTTPS(443)
UDPリモートポート27015-27050
TCPリモートポート27015-27050
Steamクライアント
UDPリモートポート27000-27100:ゲームトラフィック
UDPローカルポート27031-27036:Remote Play
TCPローカルポート27036:Remote Play
UDPリモートポート4380
専用またはリッスンサーバー
TCPローカルポート27015(デフォルト):SRCDS Rconポート
UDPローカルポート27015(デフォルト):ゲームプレイ通信
Steamworks P2PネットワーキングとSteamボイスチャット
UDPリモートポート3478
UDPリモートポート4379
UDPリモートポート4380
UDPリモートポート:27014-27030
引用:https://help.steampowered.com/ja/faqs/view/2EA8-4D75-DA21-31EB
パルワールド|専用サーバーのスペック
専用サーバーは、ローカルサーバーと違い、独自のサーバーを用意する必要があるため、ある程度のパソコンスペック(性能)が必要になります。
パーツ 最低スペック 推奨スペック
CPU 4コア以上 4コア以上
メモリ 8GB以上 16GB以上
容量 100GB以上(SSD推奨) 100GB以上
また、パルワールドのようなオープンワールドのオンラインゲームという正室上、24時間365日でサーバー起動されていることが好まれます。
個人が物理的にサーバーを自前で用意するより、レンタルサーバーの方が圧倒的にサーバー費用や電気代などが抑えられるため、コスパが良くおすすめです。
パルワールドでのサーバーの違い
サーバーを構築するのが難しい人やサーバーを構築するマシンを持っていない人は当面はローカルサーバーでのプレイが基本となるのではないかと思います。
また、VPSというサービスを使えば月額制にはなりますが、マシンを用意せずゲームサーバーの構築ができます。
ただし、ある程度知識が無いと設定や運用など難しいかと思うので、勉強がてらやってみるくらいの気持ちで挑戦してみるのもありかもしれません。
4人専用サーバー
4人専用サーバーは「ローカルサーバー」と言います。
ローカルサーバーは、ゲームを起動して新規作成したワールドのことをいいます。このワールドのデータは新規作成した人のパソコン内に保存されているので、この人がワールドを起動していないと他の3人は入ることができません。
カスタム専用サーバー
次に32人用のカスタム専用サーバーですが、これはゲームとは別に誰かがパルワールドサーバーを用意する必要があります。イメージしづらいかと思いますが、パルワールドのゲームとパルワールドのサーバーは全くの別物になっています。
個人でサーバーを建てると、そのサーバーを起動している間は遠隔地のフレンドなども自由に出入りが可能です。ただしずっと起動していないといけないので電気代や部品の消耗などが懸念されます。
サーバーはゲームに使用中のパソコン内にも構築可能ですが、ある程度のスペックを要するので注意してください。「SteamCMD サーバー構築」などで検索してみるとイメージが湧くかもしれないです。
公式サーバー
ARKの公式サーバーは、カスタム専用サーバーを運営側が用意しているようなイメージですが、そこは運営のサービスになっていて運用にもコストが掛かるため、最低限のスペックやネットワーク品質になっています。
まだサービス開始前ですがおそらくこの公式サーバーはパルワールドには用意されていないのではないかと思います。