「paypal引き続きご利用いただくには、本人確認手続きをお願いします」というメッセージが届くことがありますが、迷惑メール?
paypal本人確認手続きメールは本物?フィッシング詐欺?
PayPalから以下のようなメールが届いた場合。
PayPalを引き続きご利用いただくには、本人確認手続きをお願いします
これは、お客さまの本人確認手続きに関する最後のお知らせです。2023年3月23日までにご対応いただけない場合は、お客さまのPayPalアカウントがブロックされ、送金、資金の受け取り、および引き出しをご利用いただけなくなりますのでご注意ください。
本人確認方法
ステップ1
情報を入力する
ステップ2
身分証明書の写真を撮影する
この端末にカメラ機能があり、有効になっていることをご確認ください
ステップ3
写真を撮影する
PayPalでは本人確認は行われています。なのでメールの内容は本物である可能性もあります。
ただ、詐欺メールは本当のメールの文面を真似て引っ掛けようとするので、メールの内容だけで本物かどうかを判断するのは難しいです。
PayPalは公式アプリがあるので、アプリでログインしてみてください。同じ注意がアプリでもきてたらそのメールは本物です。
PayPalは本人確認をしないとPayPalを経由しての支払いもできなくなることがあります。
個人アカウント(パーソナル)で、1回あたり10万円以上の受け取り、銀行口座でのお支払いをご希望の場合は、本人確認手続きが必要です。
それ以外の手続きには本人確認は不要です。
まとめ:paypal本人確認手続きメールは本物?フィッシング詐欺?
2023年3月にかけて送信された「paypal引き続きご利用いただくには、本人確認手続きをお願いします」に関しては本物のようです。
paypalでは若年層の不正利用が多発しているため、本人確認書類の提出を求められた場合提出しないと、アカウントが制限され使えなくなります。
運転免許証かマイナンバーカードでしか本人確認出来ないのでどちらかは必ず用意する必要があります。
ペイパルを装う詐欺メールを見分けるためのポイント
「ユーザーの皆様」または「ペイパル会員の皆様、こんにちは」といった、個人名やビジネス名が記載されていないメール:ペイパルが個人名を記載していないメールを送信することはありません。ペイパルでは、常にペイパルアカウントに登録されているお客様の氏名、またはビジネス名を記載してメールをお送りします。
決済情報またはその他の個人情報を要求するメール:お客様の銀行口座番号、デビットカード番号、クレジットカード番号は絶対に教えないでください。ペイパルがメールでこれらの情報を確認することはありません。
アカウントの詳細情報に関する要求:メールでフルネーム、パスワード、セキュリティに関する質問の回答を求められた場合はペイパルからの連絡ではありません。ペイパルがこのような確認をメールですることはありません。
発送した商品の代金を受け取る前に、追跡番号の入力を促すもの:発送した商品の代金を受け取る前に、ペイパルがこのような情報を確認することはありません。
PCのソフトウェアアップデートの案内:メールにソフトウェアアップデートのインストールを促す内容が含まれている場合はペイパルからのメールではありません。ペイパルがお客様のPCに何かをインストールするようにお願いすることはありません。
引用:https://newsroom.jp.paypal-corp.com/2022-09-13-Security-Tip-2
paypal本人確認手続きメールを装う迷惑メールの注意点
フィッシング詐欺を目的とした迷惑メールの特徴として、以下のようなものがあります。
送信元が不明なメール
本文に「緊急」や「重要」といった言葉が多用されている
リンクをクリックするように促す文言がある
リンク先が不審なサイトである
メールアドレスが不審なものである
意味不明な英数字が羅列されている
以上のような特徴がある場合、フィッシング詐欺の可能性があります。メールを受信した場合は、リンクをクリックせずに、送信元を確認するなど、注意して対処するようにしましょう。
万が一、指示に従ってアプリをインストールしたり、個人情報を入力をしてしまった場合。
それらの情報を利用して銀行口座等への不正ログインが試みられてしまったり、クレジットカード情報が不正利用されてしまう恐れがあります。
他にも自分の個人情報が詐欺のために悪用され、余計なトラブルに巻き込まれる危険もあります。
また最近のネットのフィッシング詐欺では、公式サイトをパクった偽サイトにログインするように仕向けられ、未払い金の支払いを行うためにコンビニ払い(セブンイレブン)を行うように案内されるケースもあります。
なお、このような偽SMSが突然届くケースが多く発生していますが、いずれにしても突然届いたSMS等に記載されたURLを慌てて開いてしまわないように気を付けてください。