PayPayのポイント運用は本当に稼げる?
PayPayポイント運用(以前はPayPayボーナス運用)は“ポイ活”の中でも最近特に話題となっている「ポイント運用」の一つ。
取引に用いるのは貯まった「PayPayポイント」なので、現金での資産運用よりもリスクが低く、投資や資産運用の初心者の方に人気ですがPayPayのポイント運用は儲からない?
PayPayポイント運用とは?
PayPayポイント運用は、貯めたPayPayポイントを使って、株式や金などの金融商品に投資して増やすことができるサービスです。
PayPayポイント運用は、
・投資経験がなくても始められる
・少額から投資できる
・元本保証がある
というメリットから、近年注目を集めているサービスです。
PayPayポイント運用のデメリット・リスク
必ず利益が出るわけではない
損失が出る可能性がある
税金がかかる
■PayPayポイント運用のリスク
PayPayポイント運用は、投資であるため、必ず利益が出るわけではありません。
むしろ、損失が出る可能性もあります。
これは、投資する金融商品の値動きが下落する可能性があるためです。
また、PayPayポイント運用の利益は雑所得として課税されます。
つまり、確定申告が必要になる可能性があります。
PayPayポイント運用の種類
PayPayポイント運用には、以下の5つのコースがあります。
スタンダードコース:S&P500指数に連動したETFに投資するコース
テクノロジーコース:ナスダック100指数に連動したETFに投資するコース
チャレンジコース:S&P500指数の値動きを3倍にしたETFに投資するコース
金(ゴールド)コース:金の価格に連動したETFに投資するコース
逆チャレンジコース:S&P500指数の値動きを3倍にしたETFの逆の動きをするETFに投資するコース
PayPayポイント運用の始め方
PayPayポイント運用を始めるには、以下の手順が必要です。
PayPayアプリを起動する
画面下部の「ポイント(ボーナス)」をタップする
「ポイント運用」をタップする
利用規約に同意する
運用コースを選ぶ
運用金額を設定する
「運用開始」をタップする
PayPayポイント運用におすすめな人
PayPayポイント運用は、以下のような人におすすめです。
投資経験がない人
少額から投資を始めたい人
リスクをある程度許容できる人
ポイントを有効活用したい人
PayPayポイント運用は稼げる・儲かる?
PayPayポイント運用は、投資であるため、必ず利益が出るわけではありません。
むしろ、損失が出る可能性もあります。
これは、投資する金融商品の値動きが下落する可能性があるためです。
また、PayPayポイント運用の利益は雑所得として課税されます。
つまり、確定申告が必要になる可能性があります。
PayPayポイント運用で稼ぐコツ
PayPayポイント運用で稼ぐには、
以下の点に注意する必要があります。
長期的な視点で運用する
分散投資する
リスクを理解した上で投資する
定期的に運用状況を確認する
PayPayポイント運用で増えない・儲からない場合
PayPayポイント運用でポイントが増えない、もしくはマイナスになってしまった場合、以下のような対処法があります。
長期的な視点で運用する
PayPayポイント運用は、短期的な視点で運用すると、値動きに振り回されて損失を出してしまう可能性があります。長期的な視点で運用することで、値動きの荒さを和らげ、利益を上げやすくなります。
分散投資する
すべてのポイントを一つのコースに集中させるのではなく、複数のコースに分散して投資することで、リスクを分散することができます。
損切りをする
損失が膨らみそうになった場合は、思い切って損切りをすることも大切です。損切りをすることで、さらなる損失を防ぐことができます。
- 手数料を抑える
ポイントを追加する際には、手数料に注意が必要です。1回につき100円未満の追加であれば手数料はかかりませんが、100円以上追加する場合は、選択したコースの参照資産の価格に1.0%の手数料がかかってしまいます。手数料を抑えるためには、100円未満ずつポイントを追加していく方法があります。
状況に応じてコースを変える
市場状況に応じて、運用コースを変えることも有効です。例えば、株価が下落している場合は、金などの安定資産に投資するコースに切り替えるなど、状況に合わせた運用を行うことで、利益を上げやすくなります。
自動追加設定をオフにする
ポイント運用への自動追加設定がオンになっていると、獲得したポイントがすべて運用に回されてしまいます。下げトレンドの時は、ポイントが運用に回されてしまっては損失が膨らむだけです。状況に応じて、自動追加設定をオフにすることも有効です。
投資の勉強をする
投資について勉強することで、より効果的にポイント運用を行うことができます。書籍やインターネットなどで、投資に関する知識を身につけていきましょう。
無理のない範囲で運用する
生活費などに必要な資金を運用に回してしまうと、生活に困窮する可能性があります。必ずしもすべてのポイントを運用する必要はなく、無理のない範囲で運用することが大切です。
焦らない・それでもダメなら諦める
投資は一攫千金を狙うものではありません。長期的な視点で、焦らずじっくりと取り組むことが大切です。
上記のような対処法を試しても、ポイントが増えない、もしくはマイナスが続く場合は、諦めてポイント運用を止めることも選択肢の一つです。ポイント運用はあくまで投資であり、必ずしも利益が出るわけではありません。
まとめ:PayPayポイント運用は稼げる・儲かる?増えない?儲からない?
PayPayのポイント運用に関して、要点を整理します。
ポイント運用は投資であり、利益や損失は世界情勢や経済の変動に左右されます。
ポイント運用にはメリットとデメリットがあり、時には50%以上の上下が発生することもあります。
インデックスの値下がり時にポイントを投資すると利益を得られる場合がありますが、短期的な天井での投資はプラスになりにくいです。
ポイント運用の利益は雑所得として課税対象になりますが、源泉徴収の仕組みがないため、利益に対する税金は自己申告で納める必要があります。
ポイント運用ではポイントしか運用できないため、大きな利益を得ることは難しいとされています。
ポイント運用にはいくつかのコースがあり、リスクとリターンが異なります。安定運用を目指す場合はテクノロジーコースやスタンダードコースを、大きな利益を狙う場合はチャレンジコースを選択することができます。
PayPayポイント運用が増えない・マイナスになった時の対処法については、まず、一つ目の対処法は、一度全額を引き出すことです。
市場が下がっている時にはポイントを運用しても増えず、減っていくことがあります。そのような場合は一旦全額を引き出し、市場の状況を見つつ、上昇トレンドになった際に再度預け直すことが考えられます。
二つ目の対処法は、別のコースを検討することです。リスクが高めのコースを選択している場合は、他のコースにポイントを移すことを検討することができます。リスクが高いコースでは、株価の変動によって大きな上げ下げが生じることがあります。状況に応じてコースを変えることで、利益の減少を防ぐことができるかもしれません。
三つ目の対処法は、複数のコースにポイントを振り分けることです。一つのコースにすべてのポイントを入れてしまうと、リスクが高い場合には損失が膨らむ可能性があります。複数のコースにポイントを振り分けることで、リスクを分散させることができます。
四つ目の対処法は、ポイント運用への自動追加設定をオフにすることです。ポイント運用への自動追加設定がオンになっていると、ポイントが運用にまわされてしまい、損失が膨らむ可能性があります。一旦ポイント運用への自動追加設定をオフにし、状況がよくなってから再度オンにすることができます。
最後に、手数料分のマイナスを抑えるために、ポイントの追加を行う際には手数料に注意することも大切です。
100円未満の追加では手数料はかかりませんが、100円以上追加する場合は手数料がかかってしまいます。しかし、1回あたりの上限回数の制限がないため、1回99円のポイント追加を何度も繰り返すことで手数料を抑えることが可能です。