アニメ映画「パーフェクトブルー」のラストシーンについて
結局はマネージャーが全ての悪だったのでしょうか?
最後に未麻が言った「私は本物だよ」ってどんな意味が込められてるのでしょうか?
パーフェクトブルーの最後の意味は?セリフ・ネタバレ
アニメ映画「パーフェクトブルー」のラストシーンについて未麻が言ったセリフ「私は本物だよ」の意味は、現在の自分を「自分である」と自信をもてるようになっただけでしょう。
作中では、アイドルから女優に転向しファンや周囲の人間から認められなかったりして、自分の存在を「これが自分だ」「自分の選んだ道だ」と自信をもてなかった未麻ですが、マネージャーのことや女優としてのスランプを乗り越えることで、「今の自分」を「本当の自分自身」として認めることが出来たのではないでしょうか。
最後の車の中のは本物(本人)で良いと思います。
サスペンスなので、最後にドキッとさせる制作者のイタズラ心かなと思ってます。
第三者の看護婦がヒソヒソとミマと言ってるし、さすがにルミちゃんがミマに入れ替わってタレント活動するのは無理があります。
あと車に轢かれる前にミマが助けてるので現実で助かってますね。
パーフェクトブルー簡単なあらすじ
前半は、事件の犯人が「謎の男」(非常に気持ち悪い顔のストーカー)だと思わせてストーリーが展開します。ところが、後半に入って実はマネージャーが例のホームページとかを作っていて、主人公のアイドルに自分を重ねていた事を知ります。そしてマネージャーが主人公を殺そうとするけれど、それから逃れて終わり
基本はマネージャーが精神を患いアイドルと自分の姿を重ねて犯行を犯していました。
まとめ:パーフェクトブルーの最後タバレ
「パーフェクトブルー」では女優になる「自分」へ疑問を抱いていた主人公が新アイドルグループを結成(2人組)すると100位以内のオリコン初登場に一層の疑問・不安感を抱きます。
その結果、元アイドルのマネージャーが発狂して未麻の脚本家やら社長やらを殺してって本人も殺そうとしたけど失敗して入院。
アイドルから過度な「転身」を遂げた主人公の心は情緒不安定となり、主人公の上京時代(レッスン)時代から知っているマネージャーは、主人公への「将来性・夢・希望」を抱きます。
カメラマン・ストーカーへの仕業はマネージャーでしょう。
幾度かマネージャーが主人公への家に来ておりますが、その時点で主人公の精神は崩壊寸前でで、その際にいくらでも精神崩壊した主人公を利用し、何でも出来ると思います
ストーカーにより引き裂かれた洋服は現実だと思われますが、殺したのはマネージャーだと思われます(裂かれた洋服に血が付いていない)
そしてストーカーを殺す描写は主人公の幻想。
一応「パーフェク・トブルー 完全変態」(著/竹内義和)の小説が原作になってますがアイドル×ストーカーの基本的なプロットだけが同じで殆ど映画オリジナルの物語になってます
因みに小説「パーフェクト・ブルー完全変態」は絶版になってる模様でAmazonでは中古のマーケットプレイス商品として高額な値段で出品されてます