ペルーで2007年の隕石落下後、地元の住民が体調不良を続々と訴えたことがありました。
放射線は一切検出されていないことですが隕石落下と体調不良の関係・原因は?
■世界の何だコレ!?ミステリーSP【別人の記憶を持つ女性/仰天ナゾ映像】
〈住民が体調不良に…原因は隕石落下!?〉
ペルーのとある村で住民の多くが体調不良に見舞われる謎の事態が!調べてみると、どうやら落下した隕石と関係があるようだが、一体何が起こったのか!当時、現地で調査した専門家を直撃!〈世界で撮られた何だコレ映像!〉
今回も世界で撮られた何だコレ映像を一挙公開!さらに「インドネシア・ほぼ無風なのにひとりでに動く小島!?」「メキシコ・悪魔の下り坂!?」など現地も直撃取材!
ペルー隕石落下で体調不良の原因は?世界の何だコレ!?ミステリー
2007年9月にボリビア国境に近いペルー南部チチカカ湖近郊のプノ県カランカス、山岳地帯プノ(Puno)付近に隕石とみられる物体が落下
質量7~12t(トン)の人間サイズ程度の小天体が、12~17km/sの速度で大気圏に突入し、落下による衝撃でできたクレーターは、幅約20メートル、深さ約5メートルにおよぶもの。
付近の住民数百人が頭痛や吐き気、呼吸困難などの体調不良訴えていましたが、専門家によると「隕石自体が原因ではなく、衝突時に生じた粉塵か、衝突の衝撃で地中から吹き出したガスが原因ではないか」とのこと。
物体の落下によって生じたクレーターから、何らかの有毒ガスが発生し、頭痛などの原因となっている模様だとの見解。
ちなみに、ペルーを含む南米ではチリ、アルゼンチンなどでヒ素汚染が知られています。
南米大陸の太平洋側は、フンボルト寒流の影響で非常に乾燥が強く、エクアドルからペルー、チリ北部まではほとんどが砂漠地帯です。水が乏しいのでその周辺都市では水問題が深刻でした。都市が大きくなるとアンデス山脈から水を引いてこなければならず、アントファガスタでも300km離れたアンデス火山帯のふもとから水を引いて水道水として利用しました。ところがこの水の中に砒素が入っていたために、1962年ころから砒素中毒患者がたくさん発生しました。しかし他に使う水がないので、1970年ごろまでその水を使わざるを得ませんでした。1970年にようやく、市の郊外に大きな砒素浄化施設を建てて、砒素を化学的に処理し除去した水が飲めるようになりました。それ以降は砒素中毒の発生が激減しました。
https://www.asia-arsenic.jp/activity/overseas/other-activity/CHL-ARG-HUN
ただ、アルゼンチン北東部に位置するアンデスの人里離れた集落にて暮らすアタカメニョ族の子孫たちは体質的にヒ素耐性が強いらしく、ヒ素を溶かした水を習慣的に飲んでいるが、全く健康に問題はないそうです。
何千年にもわたって、そこの地元住民がヒ素を代謝して体への影響を軽減する遺伝的能力を手に入れたとみられています。