エンジンチェック(PGM-FI警告灯)が点灯するのは何が故障の原因なんでしょうか?
pgm-fi警告灯が点灯!原因は?
PGM-FIとはプログラムド-フューエルインジェクションという電気式燃料供給装置です。
エンジンチェック(PGM-FI警告灯)はエンジンを制御する為のコンピューターにセンサーからの信号が異常もしくは入力が無いことを警告する為についています。
エンジンのECU(コンピューター)が各種センサー(O2センサー・吸気温度センサー・水温センサー・ノックセンサー・スロットル開度センサー等々)の異常を感知すると点灯します。
エンジンチェック(PGM-FI警告灯)が点灯しても普通に走れるのであれば、水温センサーとかノックセンサー、O2センサーあたりが故障の原因となっている可能性が考えられます。
特にチェックランプが点灯するセンサーで多いのは燃焼した排ガスにどれくらいの酸素が含まれているかをチェックする「O2センサー」です。
これを直さないとランプを消灯できません。また、修理せずに消灯も出来るのですが、すぐまた点灯します。
センサーは異常なくって配線が切れていたりするケースもあります。
故障じゃないのにランプが付くケースはエンジンコンピュータが壊れている場合もあります。
程走行中にPGM-FI警告灯が10秒ほど点灯してその後は消灯するようならばエアコンが原因の可能性があります。
エアコンA/CスイッチがONで症状が発生の場合
エアコンA/CスイッチをOFFに消える可能性があります
pgm-fi警告灯が点灯!修理代は?
PGM-FI(エンジン)警告灯が点灯してもエンジンが即不調になるような場合は少ないのですが、放っておくと修理代が高く付くこともあります。
もし、PGM-FI(エンジン)警告灯が点滅したときは触媒が加熱していますから直ぐに車を止めて10分以上エンジンを切り触媒を冷やしてください。
そのまま走ると触媒が不良になり修理代が高く付きますよ。
エンジンチェック(PGM-FI警告灯)が点灯した場合制御コンピューターにエラーメッセージが残って居ます。これを専用ソフトの入ったパソコンで検索するか、或いは車両側カプラーのある部分同士を短絡させて、点灯したランプを点滅させてその点滅パターンから故障内容を読み取るのです。
しかしこの方法は、エラーコード表が必要で、通常はディーラーのみにある「サービスマニュアル」にしか記載されていません。1台分で4万も5万もするマニュアルを、カーショップが購入している事はまずないでしょう。
修理代は水温センサーなら部品代で3千円、ノックセンサーなら7千円、O2センサーなら2~3万円。
センサー系の故障の場合、排気ガスの臭いをかぐといつもより臭いといった症状がみられます。
エンジンコンピュータが壊れている場合は6~20万円程必要です。
一時的なノイズを当該電気配線が拾ってしまい、それをエラーと誤検知して点灯する場合があります。この場合、ノイズが無くなればランプは消灯する事もありますが、それでもそれをメモリーに記憶している事もあるので、どちらにしてもディーラーでエラーチェックを受け、何もないならないで消去を(リセットをかける)してもらう方がいいでしょう。