ピノキオとはどんなストーリーの童話なんでしょうか?
ピノキオの簡単なあらすじは?最後、人間になるまでのピノキオのストーリーは?
ピノキオのストーリー
原作は、意思を持って話をすることができる丸太からできた人形が、いくつもの苦難を乗り越えて人間になるまでのストーリーです。
オモチャ作りのゼペットじいさんが、木の操り人形をつくってピノキオと名づけた。
「子供がほしい」というゼペットじいさんの願いをかなえるため、ブルーフェアリーという妖精がピノキオに命を与えました。
ピノキオがよい子になれば、本当の人間の子供になると約束しました。(うそをつくと鼻がのびる)
学校に行ったりして、必死に人間らしくなろうとしますが、ピノキオは「良心」というものが何かわかっていませんでした。
そのため、コオロギの「ジミニークリケット」が必死で良心を教えようとしましたが、ジャンボリーという悪商人に誘拐されて
『操り人形』として見せものにされてしまいました。
さらには間一髪でその場から逃げ出し、家に帰る道中でずるがしこいキツネとネコにだまされてしまう。
誘拐されたピノキオはいわゆる「子供が自由に暮らせる国」に連れていかれ、たばこなど悪いことをしようとします。
ですが、悪いことをしていたら友達がどんどんロバになっていくのです。
ピノキオにも耳が生えて、パニックになります。
あわてて海へ飛び込みました。
そのころピノキオを探しにゼペットは船で海をわたっていましたが、津波&くじらに襲われてクジラに食べられてしまいました。
ピノキオが2つの誘惑に打ち勝って、おじいさんに会いに家に戻ったら誰も居なかったのです。猫も金魚も・・・。
それで泣いていると鳩が飛んできて海に居ると悟らせます。
ピノキオはこうろぎ(ジミニー)と共に海に向かいます。
しかし、見つからず、鯨に飲み込まれ、このまま死を予感して猫たちと共に鯨が飲み込む魚などを食料にして飢えを凌いでいました。
ピノキオもクジラに飲み込まれて、中でゼペットと再会します。
その後はピノキオの変わり果てた姿を見て落胆しますが、脱出を試みます。
煙を焚いて鯨からの脱出を図りました。
脱出しましたが、鯨は怒り狂って追いかけます。浜辺の崖でピノッキオたちの船は押しつぶされて、助かったおじいさんはピノッキオを探しますが亡くなってました。
悲しんでいると女神(ブルーフェアリー)が現れて「ピノキオをよい子だ」と認め本当の人間の子供にして生き返らせて、ゼペットおじさんたちは大層喜んだそうです。
ジミニー・クリケットはそれを助けたとして勲章を頂いたそうです。
ピノキオとゼペットはそれから幸せに暮らしましたとさ。
ピノキオの簡単なあらすじは?
小さな町にすむ ゼベットじいさんは 木彫りの名人です。
あるとき、ゼベットじいさんは あやつり人形を作りました。
手と足をつけ 最後に顔をかきました。ひとつひとつ ていねいに。
すると、「おはよう、おじいさん!」
なんと その人形が しゃべりだしたのです。
この人形は とてもわんぱくで いたずらっ子でしたが
子どものいない ゼベットじいさんは かわいくてたまりません。
「ピノキオ」と名づけて 育てることにしました・
冷たい風がふく ある日のこと 遊びつかれた ピノキオは
火鉢のそばで 眠ってしまい 足をこがしてしまいました。
もえてしまった ピノキオの足を
ゼベットじいさんは ご飯もたべずに
作りなおしてあげました。
「あしたから 学校に いくんだよ」
そして 学校でつかう本を わたしました。
その本は ゼベットじいさんが 一着しかない
上着を売って 手に入れたものでした。
次ぎの日 ピノキオは学校へむかう途中
きこえてきた楽しそうな声に さそわれて
ゼベットじいさんが買ってくれた 大切な本を
売って げきの切符にかえてしまいました。
舞台をめちゃくちゃにしてしまった ピノキオは
劇場のおやかたに つかまってしまいました。
でも ピノキオから ゼベットじいさんが 上着を売って
本を買ってくれた話しをきくと、おやかたは
本をかいもどす お金をくれました。
でも、ピノキオは 本屋に行かずにおもちゃ屋に
むかいました。
すると 目の前に女神さまが あらわれて言いました。
「ピノキオ、せっかく命が与えられたのに
悪いことばかり しているのですね。」
「そんなことはありません。今から 本をかいに
行くところです。」と、うそを言いました。
すると ピノキオのはなが どんどんのび始めました。
「うそをつきましたね。なんて悪い子なんでしょう。」
「ごめんなさい。もうしません。これからは いい子になります。」
心をいれかえた ピノキオが 家に帰ろうとしたとき
楽しそうな音楽が 聞こえてきて 馬車に乗った 子供たちに会いました。
「きみも一緒に あそびの国に行こうよ。」
ピノキオは 馬車に乗ってしまいました。
あそびの国では 毎日あそんでばかり
ピノキオは 女神さまとのやくそくも
忘れてしまいました。
そんなある日 まわりの子供たちが
つぎつぎと ロバにかわってしまって びっくり。
とうとう ピノキオの耳も ロバの耳に
おしりからは しっぽが!
とうとう ロバの姿になってしまった ピノキオは
サーカスに つれていかれました。
でも 失敗ばかりしていたので ムチで打たれて
ばかりでした。
「こんな役立たずは すててしまえ!」
ピノキオは 海に投げすてられて しまいました。
海の水につかると ピノキオは
もとの姿に もどりましたが、目の前に
あらわれた 大きなクジラに パクリッと
のみこまれてしまいました。
まっくらで おそろしい クジラのおなかを
どのくらい泳いでいたでしょうか。
ピノキオは 遠くにあかりが見えるのに
気がつきました。
「ゼベットじいさん!」
なんと おどろいたことに クジラのおなかの中に
ゼベットじいさんが いるではありませんか。
ゼベットじいさんは ピノキオを さがしに出かけて
海におち そこをクジラに パクリッと
飲みこまれたのでした。
ふたりは協力して クジラが あくびをしたすきに 逃げ出しました。
ピノキオは 今までの自分を はんせいしました。
家にかえった ピノキオは 毎日はたらいて
ゼベットじいさんを 助けました。
もう 悪いこともしません。きんじょの人たちも
ピノキオに やさしくしてくれます。
そんなピノキオを 女神さまが
ほほえんでみています。
「ピノキオ いい子になったごほうびを
あげましょう」
女神さまは ピノキオに まほうをかけました。
すると どうでしょう。
ピノキオの手や足が つぎつぎと 人間の手と足に
なっていきます。
ピノキオは 本物の人間のこどもに
なることができたのです。
ピノキオと ゼベットじいさんは 大よろこび。
それからも ふたりなかよく くらしました。