江尾が「パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールドエンド~」で海賊の歌(召集の歌)とは?
冒頭に少年たちが歌っていた「旗を掲げよ」にはどのような意味があるのですか。
バルボッサが「あの歌が歌われた」みたいなことを言っていますが、海賊の歌(召集の歌)が歌われたらどうなるのでしょうか?
海賊の歌・召集の歌の意味|パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
江尾が「パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールドエンド~」で冒頭で沢山の処刑人が、海賊の歌を合唱した場面で軍人が
「死刑囚たちが(海賊の歌・召集の歌)の歌を歌い始めました。全員です。」
と、慌てていました。
さらに、物語は進みシンガポールでの事、バルボッサがシンガポールの海賊に
「(海賊の歌・召集の歌)の歌が歌われた。今こそ評議会を取り行う時だ。」
というように語りかけていました。
海賊の歌・召集の歌というのは「世界中の海賊が、絶滅の危機にあるとき」に、伝説の海賊長9人の結集を促すための歌として伝承されていた という設定のようです。
映画中の評議会は「第1回」では無い(ノベライズ版によると13回目?)らしく、 過去のものも、相手は違えど 同様の危機に際して開かれた と言うことになっているようです。
まとめ:海賊の歌・召集の歌の意味|パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
パイレーツオブ・カリビアンの処刑シーンで歌われる、海賊長召集の歌「海賊の歌」の題名は「Hoist The Colours(旗を掲げよ)」です。
海賊一掃の理不尽な取り決めに、普段はてんでんばらばらな海賊たちが覚悟を決めて、たとえ死んでも海賊の魂は消えない的な歌を歌う場面、ということですね。
一言でまとめると団結の歌。
ちなみに冒頭処刑される少年はウィルとエリザベスの子供とは違います。同一人物ではありません。
海賊長のシンボルである貨幣は「銀」です。
ベケット卿は、「海賊とゆかりを持った者」という、かなりアバウトな理由で多くの住民を処刑していましたので、あの少年自身が海賊であるという保証は無いのですが、当時のカリブ海では10歳代の海賊はゴロゴロしておりまして、
年齢に関係なく海賊であれば縛り首というのが常識でした。一応、形式的な裁判があるのですが、死刑前提のものでした。
(唯一、キリスト教の教えにのっとって、妊婦の罪人だけは無罪になったり、出産まで刑の執行が延期されたりしました)
もちろん、少年海賊も少年海兵もふつーに人殺ししていた時代です。