poimo(ポイモ)とは「風船型バイク」のことで、通常のバイク(モビリティ)と決定的に違うのは人が乗る部分が風船でできていること。
次世代の注目の技術「インフレータブル構造」が応用されているpoimo(ポイモ)がもしかしたら、未来に乗り物として普及する日が来るかもしれませんね。
※インフレータブル構造とは,ガスを注入することで膨らむ袋状の膜構造のこと。次世代の展開宇宙構造物として期待されています。
poimo(ポイモ)とは?
poimo(ポイモ)とは「POrtable and Inflatable MObility」を縮めた乗り物で、東京大学 川原研究室・新山研究室とメルカリ(mercariR4D)との共同研究で造られた新しい電動モビリティ。
本体の大部分が風船でできていることから空気のボディで持ち運べるぐらい軽くやわらかく安全、どこでも乗り降り可能というメリットがあります。
poimo(ポイモ)では、従来は硬質な素材で構成されていた車輪やステアリングなどを風船構造で製作する手法を開発。
「ドロップステッチファブリック」と呼ばれる高い空気圧に耐える高強度の布地を採用することで、浮き輪のような単純なビニール風船だと不足してしまう強度をカバーしています。
poimo(ポイモ)では、無線給電で1回の充電当たり約1時間走行が可能。
速度は毎時10キロメートル程度で、多少の坂道でも上ることができます。
空気を入れる前はペチャンコにできて重さは約3㎏、タイヤなどを装着し走れる状態でも約5㎏とリュックに入れて持ち歩ける重量となっています。
poimo(ポイモ)の値段・価格は?
poimo(ポイモ)は市販の空気入れで膨らませて木馬の形にして使う。ビーチボールのように折りたたんで持ち運べる。
機械式の空気入れを使えば30秒くらいで膨らせることができるそうですが、現時点はまだ一般販売されていません。
コストと性能、使い勝手の両立を探りながら最終的な販売価格は数万円を目標に開発を進めているそうです。
現時点ではpoimo(ポイモ)を入手・購入するのは難しいものがあるので、日常のちょっとした移動には電動キックボードを使うのが良さそうですね。
poimo(ポイモ)のネットの反響・口コミ
運転は手元のリモコンで行い、レバーを前に置くとアクセル。後ろにひけばブレーキとなる