男子バレーネーションズリーグでポーランド選手がリベロじゃないのに違うユニフォームを着ていた理由は?
2023年のバレーボールの国際大会ネーションズリーグ(VNL)は世界ランキング1位のポーランドが同2位のアメリカを3-1で破り優勝
日本は3位決定戦で、イタリアを3-2で下し大会史上初の銅メダルを獲得しましたが、ポーランド選手がリベロじゃないのになぜ違うユニフォームだったのでしょうか?
ポーランドのユニフォームなぜ違う?男子バレーネーションズリーグ
2023年のバレーボールの国際大会ネーションズリーグ(VNL)でポーランド選手がリベロじゃないのに違うユニフォームを着ていた理由は「イコール・ジャージー」というもので、2021年に男女平等キャンペーンとして実施され、今回のVNLで復活しました。
決勝戦ではポーランドだけでなく、アメリカの選手も着ています。
バレーボールが賞金・ファン層などにおいて世界で最も男女平等なチームスポーツであることをアピールする狙いもあります。
実は日本チームでは西田選手が対象でした。もし決勝トーナメントに出場していたら着ていたでしょう。
ちなみ、今年からリベロは二人共にチームメンバーと違う色のユニホームを着用できる様になりました。
でさから、チームメンバーで1色
リベロ①で一色
リベロ②で一色
の合計三色のユニホームが可能になりました。
イコール・ジャージーとは?バレーボールでポーランドのユニフォームが違う理由
イコール・ジャージーとは、国際バレーボール連盟(FIVB)と CVC Capital Partnersがバレーボールの成長とイノベーション、投資を促進することを目的に開始した「バレーボール・ワールド」が実施する、男女平等を訴えるキャンペーンです。
このキャンペーンでは、バレーボール界のトップ選手が、自身の名前に加えて、異性の選手の名前もあしらった特別仕様のユニフォーム(ジャージ)を着用します。この特別仕様のユニフォームは、2021年6月25日・27日に開催される「バレーボールネーションズリーグ」2021年大会の決勝戦で、同じ背番号の男女の選手が、二人の名前が入ったユニフォームを初披露します。
このキャンペーンは、スポーツ界に広く存在するジェンダーの不平等に一石を投じる象徴としています。スポーツ界では、男性アスリートのほうが女性アスリートよりも報酬が高かったり、スポンサー契約を結べたりすることなど、男性と女性の間に不平等な状況が存在しています。このキャンペーンは、このようなジェンダーの不平等をなくし、男女が平等にスポーツを楽しめる社会を実現することを目指しています。
まとめ:ポーランドのユニフォームなぜ違う?男子バレーネーションズリーグ
男子バレーネーションズリーグでポーランド選手がリベロじゃないのに違うユニフォームを着ていた理由は国際バレーボール連盟(FIVB)とCVC Capital Partnersがバレーボールの成長とイノベーション、投資を促進することを目的に開始した「バレーボール・ワールド」が実施するキャンペーンの一つ「イコール・ジャージー」です。
このキャンペーンでは、バレーボール界のトップ選手が自身の名前に加えて、異性の選手の名前もあしらった特別仕様のユニフォーム(ジャージ)を着用します。これにより、男女平等を訴えるために世界初となる「イコール・ジャージ」が誕生します。
「イコール・ジャージー」は、男女平等を強調するために男女の選手が同じユニフォームを着用し、お互いの名前が入った特別なジャージを使うバレーボールキャンペーンのことを指します。この取り組みを通じて、スポーツ界全体でジェンダー平等への意識が高まることを目指しているのです。