映画「紅の豚」の主人公は、
マルコ
ポルコ
と呼ばれていますが、どっちが本名(本当の名前)なんでしょうか?
紅の豚でマルコ・ポルコ?どっちが本名(本当の名前)?
紅の豚の主人公はポルコ・ロッソですが、ジーナは『マルコ』と呼んでいます。
マルコは人間の時の名前でポルコは豚になってから名乗ってる名前ということで、本名はマルコ・パゴットのようです。
「ポルコ」はイタリア語で「豚」、「ロッソ」は同じく「赤」。
ポルコ・ロッソ(Porco Rosso)はイタリア語で「紅の豚」という意味になり、マルコの通称になります。
主人公のことををよく思わない連中はみんなポルコ(もしくは直接「豚」とか「豚野郎」)と呼びジーナやフェラーリンは本名のマルコと呼びます。
ただし、多くの知人は人間時代の名前「マルコ」を知らないので、やむを得ず「ポルコ」と呼んでいるようです。
また、本人が「ポルコ」と名乗っている物を、それほど親しくない人間が名前では呼びにくいのでしょう。
紅の豚の主人公が人間だったころの名前、マルコ・パゴットの由来とはなったのは日本とイタリアの合作アニメ「名探偵ホームズ」のイタリア側プロデューサーのマルコ・パゴットだと言われています。
映画「紅の豚」の中では口元にダンディな黒髭を生えした好青年でイタリア空軍に入隊した後は大尉にまで昇進しました。
軍にいた際にはフィオ・ピッコロの父と同じ部隊に所属して、マルコが敵のパイロットを助けたというエピソードもあったようです。第一次世界大戦ではエースパイロットとして活躍していました。
ただジーナの婚約者を守れなかったことなどの要因が重なって空軍を抜けると、その姿を豚に変え空賊狩りを生業とするようになりました。