「ぽろたん」とは、栗のはがれにくい渋皮がそれこそペロリ!と向けてしまう新種の栗で、下ごしらえを済ませると包丁などを使わず小さな子供でも楽しく皮をむいて栗を食べることができます。
「ぽろたん」はもともと人気があったくりですが、テレビ番組「ざわつく金曜日」でも紹介されたのでますます需要が高まりそうですね。
■放送内容
京都・丹波地方で栽培される栗「ぽろたん」の魅力に迫る!
栗の名産地、京都・丹波地方で栽培されている「ぽろたん」。
その特徴やオススメの食べ方とは…現地で徹底調査!
さらに…栗の弱点を克服する為の新たな試みとは!?
https://www.tv-asahi.co.jp/zawatsukufriday/
ぽろたんのむき方は?
ぽろたんの食べ方について説明をする前に、まずはむき方について触れておきます。
ぽろたんは加熱することでつるっとむけるようになるものの、買ってきたぽろたんをそのまま加熱するのは非常に危険です。
加熱中にぽろたんが爆発して(焼き栗にしている場合、ぽろたんが爆ぜて飛んできて)思わぬ事故につながるので注意が必要です。
ぽろたんを加熱する前には、切り込みを入れるか半分に切っておかないといけません。
ぽろたんでも鬼皮は固くて包丁が滑りやすく危険ですが、座の部分はザラザラしていて比較的柔らかいので刃先が滑らず、切りやすいです。
ぽろたんを丸ごと使用したい場合には、中の果肉が少し切れるぐらいまで包丁で切れ目を入れておくのが安全です。
ぽろたんの食べ方は?
「ぽろたん」の食べ方としては、大きく分けると、
レンジで加熱
焼き栗にする
蒸し栗にする
湯通しする(ゆでる)
といったパターンになりそうです。
栗ご飯や、マロングラッセなどスイーツの材料にするのであれば、半生の状態に仕上げやすい湯通しをするのが良さそうです。
繰り返しになりますが、ぽろたんを加熱する前には必ず、切れ目を入れておくか半分に切っておきましょう。
レンジで加熱
電子レンジは600Wだと2分、500Wで3分ほどが目安です。
焼き栗にする
予熱したオーブントースターで約15分ほど加熱します。
ぽろたんでも冷めると渋皮はむきにくくなるので温かいうちのほうが渋皮はむきやすいです。
蒸し栗にする
蒸し器に入れて、約15分~20分ほど中火で蒸します。
湯通しする(ゆでる)
栗ご飯や菓子の材料にする場合場合には半生の状態にしやすい湯通しするのがおすすめです。
沸騰したお湯 で、約3分茹でます。
5分以上茹でるとぽろたんの色が悪くなるので注意してください。
ぽろたんの通販お取り寄せは?
「ぽろたん」は栗の品種「550-40」と「丹沢」を交雑して育成され、農研機構果樹研究所によって2007年(平成19年)に品種登録された新しい栗です。
私たちが普段、口にする「ニホングリ」は甘くてホクホクとしていて味はよいものの、渋皮がむきにくいという欠点がありました。
長年の研究の末に開発されたのがぽろたんですが、アマゾンや楽天でも通販可能です。
ただ収穫時期が9月上旬~9月中旬なので、ぽろたんを入手できる時期も限られています。
ちなみに、栗の王様とも呼ばれる「利平栗」であれば、ぽろたんよりも生産量は多いため、時期が過ぎても比較的、入手しやすくなっています。
ぽろたんの味感想は?
剥きやすい栗ならぽろたんっていう品種がオススメですよ~
— 芳田 椒片 (@jiaominehira) November 5, 2020
普通の栗でも冷凍→湯剥きで割りと簡単に剥けるので、良かったら栗シーズン中に是非!https://t.co/8930KlkSHZ